こんにちは!
Blenderでの3DCG制作を勉強中のUEDAです。
Blenderを勉強して、アウトプットの場としてそれぞれの機能をまとめられればと思っています。参考にもなれば嬉しいです!
今回は〔Blender〕を使う上で、必須のアドオンを紹介していきます。
勿論、アドオンはなくてもBlenderを使うことはできます。
ですが、追加しないとまともに作業できない場合も多々あります。
今回紹介するアドオンをぜひ追加して、使ってみてください!
アドオンとは?
アドオンとは、拡張機能のことです。
Blenderでより作業がしやすくなったり、デフォルトの機能ではできないことが可能になったりします。
無料もしくは有料でネットに上がっているアドオンや、最初からBlender内に入っていてオフになっているアドオンが存在します。
僕自身はまだ有料の物は使ったことないのですが、ネットで見る限り便利な物が多くあります。
無料の物も十分に便利なので、まずは無料の物を色々試して見るのがいいかと思います。
今回は必須級のアドオンなので、誰でも簡単に使える、Blenderに内蔵もしくは無料のアドオンを紹介します。
アドオンの入れ方
アドオンの紹介の前に、アドオンをBlenderに入れる方法を紹介していきます。
Blender内部に元々入っているアドオンと、外部からインストールしたアドオンでは追加方法が少し異なります。
内部アドオンは簡単に追加できますが、外部アドオンを追加する際には少し注意が必要です。
追加方法については知っているという方は以下のリンクから記事を読んでください。
内部アドオン
まずは〔プリファレンス〕を開きます。
画面上部の〔編集〕かショートカットキーの”F4”から開くことができます。
ファンクションキーには他にも便利なショートカットキーが用意されているので、ぜひ使いこなしてみてください。

〔プレファレンス〕を開いたら、右側にアドオンという項目があるので開きます。
開いたら右上に検索窓があるので追加したいアドオンを入力します。
今回は試しに”F2”というアドオンを追加してみましょう。
検索するとアドオンが出てくるので、アドオン名の左側にあるチェックボックスをクリックします。
これで追加することができます。
最後にこのままだと追加が適用されていないので、アドオン右上の〔更新〕を押せば完了です。
外部アドオン
今回は例として〔MB-Lab〕という、カスタム可能な人体モデルを作成するアドオンをインストールしてみましょう。
下記のリンクから左上の緑色の〔コード〕から〔ZIPをダウンロード〕を選択します。
今回も使用されている〔GitHub〕は、外部アドオンのインストール先として有名です。

この時注意が必要で”.zip”でインストールしたら、展開する必要はありません。
次に先ほど同じように〔プリファレンス〕からアドオンを開きます。
左上の〔インストール〕を選択するとファイルの選択画面になるので、先ほどインストールしたアドオンを選択します。
選択したら右下の〔アドオンをインストール〕を押しましょう。
自動で検索して表示してくれるので、アドオン名の左側にチェックを付けて〔更新〕を押せば完了です。
出てこない場合は検索しましょう。
スタートアップファイルを保存
毎回Blenderを新規のファイルで始めると、上記で紹介したように使いたいアドオンを追加しなければなりません。
なのでアドオンを追加したら忘れずに〔スタートアップファイルを保存〕を行いましょう。
次からアドオンが追加された状態で新規ファイルを始めることができます。
画面左上の〔ファイル〕から〔デフォルト〕→〔スタートアップファイルを保存〕で実行できます。
〔スタートアップファイルを保存〕では実行した状態が保存されます。なので作業の途中ではなく、新規ファイルの状態からアドオンを追加して行いましょう。
アドオンが入らない・表示されない・エラー
アドオンの入れ方を紹介してきました。
この方法でやってもアドオンが入らなかったり、表示されないといったエラーが起こるようです。
ここで書くには長くなるので、無理な場合はコチラのブログで凄く詳しく書いてあるので読んでみてください。
アップデート方法を理解する | はじめてのBlenderア... これからBlenderのアドオンを開発しようと考えている人向けの技術資料です
基本的に有名なアドオンであれば特に問題なく追加することができます。
僕もメジャーなアドオンを使ってきたので、実際に今まで入れられなくて困ったということはありません。
またBlenderに内蔵されているものであれば、配布されているサードパーティ製のアドオンよりもバグやエラーが起こりにくいです。
必須のアドオン!
今回は以下の5種類を紹介していきます。
では1つずつ見ていきましょう!
Auto Mirror
〔Auto Mirror〕とは、ミラーモディファイアーをボタン1つで瞬時に追加することができるアドオンです。
また簡単に追加できるだけでなく、ミラー側を自動で消去してくれるので半分消す作業がいりません。
使い方は、オブジェクトを選択して〔プロパティシェルフ〕から〔AutoMirror〕を選択すればOKです。
〔プロパティシェルフ〕とは、ショートカットキー”N”で表示/非表示を切り替えることができるプロパティです。
今回紹介するアドオンの中では地味ですが、作業のストレスが減るのでオススメです!
詳しくはコチラの記事を読んでみてください。

F2
〔F2〕とは、連続で面張りを行ったり、面張りの際の頂点選択を簡易的にできるアドオンです。
「デフォルトの面張り機能をこれにしてくれよ」と思うほど便利なので、絶対使いましょう!
コチラの動画は、〔F2〕を制作した方の紹介動画になります。
出典:F2 from Bart Crouch on Vimeo.
その他の面張りについて詳しくはコチラの記事を読んでみてください。

Node Wrrangler
〔Node Wrangler〕とは、ノードを繋いだりまとめたりとデフォルト機能に加えて更に使いやすくなる機能が詰まっているアドオンです。
ショートカットキーで機能を実行しますが、その中でよく使う物は以下が挙げられます。
- シェーダービュアー:Shift + Ctrl + LMB
- テクスチャセット追加:Shift + Ctrl + T
〔シェーダービュアー〕は、選択したノードのみを出力して見ることができます。
そのノードがどのような効果を及ぼしているのか確認することで、ノードを組みやすくなります。
特に始めたばかりの方はこれで確認すると理解が深まります。
この機能がために〔Node Wrangler〕を追加するまであります。
次に〔テクスチャセットを追加〕は、シェーダーノードに選択テクスチャを自動で追加することができます。
ノードを追加、テクスチャを選択、適当な箇所に接続という過程を一括で実行できます。
かなりの作業短縮になります。
絶対に覚えておきたいショートカットキーですね。
この他にもたくさんの機能があります。
詳しくはコチラの記事を読んでみてください!

Bool Tool
〔Bool Tool〕とは、ブーリアンモディファイアーをショートカットキーを用いて簡単に実行できるアドオンです。
ブーリアンモディファイアーはハードサーフェスモデリング では多用するモデファイアーです。
そのため、このアドオンがないと毎回モディファイアーを追加しなければならないので面倒です。
以下の画像のショートカットキーが用意されているので使用しましょう。
”Ctrl”とプラス、マイナスでオブジェクトの足し算と引き算を行う感じですね。
Youtubeでのハードサーフェスのチュートリアルでは絶対に使っているので、ぜひ知っておきましょう。
詳しくはコチラの記事を読んでみてください!

PBR Materials
〔PBR Materials〕とは、様々なPBRマテリアルのテンプレートが使用できるアドオンです。
画像のようなマテリアルが用意されています。
オブジェクトに適用する方法も一覧から選択するだけなので、簡単に使用できます。
適用するのと同時に、ノードも変更されているのでぜひチェックしてください!
詳しくはコチラの記事を読んでみてください。

Rigify
〔Rigify〕とは、アーマチュアとリグコントローラーを自動で作成できるアドオンです。
モデルを作って、動かしたいという方は一度は使うことをオススメするアドオンですね。
より複雑な作業の場合は自力で組む必要性もあります。

人型のアーマチュア以外にも鳥とねこ、馬、サメ、オオカミが用意されています・
リグコントローラーを自力で作るのは非常に難しいのですが、先ほどのアーマチュアをモデルにセットすることで簡単に作成できます。
リグコントローラーとは、複雑なIKとFKが設定されたモデルを動かすために便利なコントローラーになります。
詳しくはコチラの記事を読んでみてください。

有料アドオンのセール
無料の必須アドオンを紹介してきましたが、もちろん有料で無茶苦茶便利なアドオンも多くあります。
Blenderに関する様々な物が売っている”Blender Market”では、アドオンも取り扱っています。ブックマーク推奨!
セールの際には20%オフ以上が行われるので、お得にアドオンを購入することができます。
シーズン毎などにセールが行われるので、ちょくちょく覗いてみるといい発見があるかもしれません。
まだ有料アドオンを使ったことがないのですが、半端ないほど便利なものが目白押しですよね。。
まとめ
紹介してきたアドオン以外にも多くのアドオンがあります。
チュートリアルをこなしていけば自然とアドオンと出会う機会があると思うので、その際は臆せず使ってみましょう!
当サイトで紹介しているアドオンでは、絶対に必要でなくとも便利なアドオンを紹介しているのでそちらもよければ読んでみてください。


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