【Unity】ポストプロセスの使い方!Bloomでリッチな光表現を使用

URLをコピーする
URLをコピーしました!

CGBoxの一部の記事にはアフィリエイト広告が含まれております。

こんにちは。

今回はUnityでこのようにブルーム効果を表現することができるポストプロセスの使い方について解説していきたいと思います。

今回はポストプロセスの中のBloomの使い方を主に解説します。ブルームはエミッションと合わせて使うので、エミッションについては以下の記事を参考にしてみてください。

あわせて読みたい
【Unity】エミッションによる発光表現をしてみよう! こんにちは。 今回の記事ではUnityのエミッション機能について解説していきたいと思います。 【エミッションを表現する方法】 エミッションはInspectorのマテリアルの項...
目次

ポストプロセスの設定

ポストプロセスの設定は以下の手順で可能です。

  1. ポストプロセスの追加
  2. レイヤーの追加・設定
  3. カメラの設定
  4. PostProcessVolumeの生成

ポストプロセスの追加

まずはポストプロセスを追加しましょう。

ポストプロセスはWindows→PackageManagerからPostProcessと検索してインストールを行いましょう。

ポストプロセスを追加するとHierarchyでPostprocessが追加できるようになります。

レイヤーの追加設定

次にレイヤーを作ります。レイヤーとはオブジェクトごとに適用させる効果を分ける機能です。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

Unity Learn
Layer エディターの操作 - Unity Learn Unity のレイヤー(Layer)は、レイキャストで無視されるべきゲームオブジェクトや、カメラからは見えないゲームオブジェクトなど、ゲームオブジェクト全体の機能性を示す...

レイヤーの追加はどのオブジェクトからも可能です。今回はカメラのオブジェクトから追加しました。

右上のレイヤーからどのレイヤーでもいいので、名前を入れるとレイヤーが追加されます。

レイヤーの名前は好きな名前で問題ないので、適宜設定しましょう。

カメラの設定

レイヤーを追加したらカメラにPostProcessLayerを追加しましょう。

追加したら、LayerをPostProcess(先ほど追加したレイヤー)に変更します。

PostProcessVolumeの生成

次にPostProcessVolumeを生成します。

右クリックで3Dオブジェクト→PostProcessVolumeで追加しましょう。

PostProcessVolumeの設定

以下、PostProcessVolumeの設定をするとブルーム効果を付与できます。

  1. レイヤーをPostProcessに変更
  2. Is Globalにチェックを入れる
  3. ProfileでNewをクリックしてProjectにPostProcessを生成
  4. Add effectからBloomを追加

これで設定が完了です。次にBloomの設定について解説します。

ProflieでNewをクリックするとPostProcessがProjectに保存されます。これを複数作ることで、それぞれ異なる設定のPostProcessを保存することが可能です。

Bloomの設定

Bloomの設定について解説していきます。すべてを説明すると長くなるので、主要な設定のみ抜粋して解説します。

今回解説するのは以下の項目です。

  • Intensity
  • Threshold
  • Diffusion
  • Color

Intensity

ブルームの強さを調整できます。

ただし、この数値は全体に適用されてしまうので、もし個別に調整したい場合はマテリアルのエミッションから数値を調整するといいと思います。

Threshold

Bloomを適用する光の強さのラインを決める数値です。低いほどBloomがかかりやすくなります。

これも適宜調整しましょう。

Diffusion

光の拡散具合を調整できます。

Thresholdで大体の数値を調整した後に、Diffusionで光の拡散具合を調整してみるといいかと思います。

Color

ブルームする光の色を調整できます。

ここでも光の強さを調整できるので、Intensityの数値や各エミッションの数値と一緒に調しましょう。

以上がBloomの設定方法になります。

まとめ

以上がポストポロセスのBloomに関してでした。

ブルームを表現するときに便利な機能なので、ぜひ試してみてください。

こちらの記事で使用した看板は当メディアが運営するショップで販売しておりますので、気になる人はご購入していただけると嬉しいです!

あわせて読みたい
レストランのネオン看板(36点) - Nick Nack Holic - BOOTH 【更新情報】 3/24 フォルダ階層の調整を行いました。 レストランのネオン看板(35点) レストランで使えるネオン看板です。 賑やかな夜に合わせて使ってください! *こ...

Unity用アセット販売中!

当メディアで運営しているアセットショップ「NickNackHolic」にてUnity用のアセットを販売しております。

ゲーム制作やVRchat、Clusterなどで使用できる便利なアセットを販売しております。

一部無料のアセットもあるので、ぜひ覗いてみてください!

Nick Nack Holic

VRchatやゲームアセット、映像作品で使える「雑貨」を販売中

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

CGBOXでUnityについての記事をメインに執筆しています!現在、独学でCGの勉強中。VFXの自主制作を行っています。どうぞよろしくお願いします。

目次
閉じる