【Blender3.5】FAQ：統合（結合）で困ったときの対処法

こんにちは。

今回は統合（結合）で困ったときの対処法を紹介していきます。

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基本的な統合（結合）の使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

統合（結合）ができない

統合ができないときには以下の対処法を試してみましょう。

メッシュがないオブジェクトを消す

メッシュがないオブジェクトを結合する場合、「統合するデータがありません」というエラーが出て統合できない場合があります。

メッシュ（頂点・辺・面）がないオブジェクトがある場合に生じるエラーなので、このオブジェクトを消去しましょう。

メッシュ以外のオブジェクトがないか確認する

カーブなどメッシュ以外のオブジェクトがある場合は統合ができません。

カーブなどをオブジェクト→変換→メッシュでメッシュ変換後に統合を行いましょう。

統合でメッシュがおかしくなる

統合したオブジェクトのメッシュがおかしくなる場合は、以下の対処法が考えられます

自動マージにチェックが入っているか確認

統合は最後に選択したオブジェクト（アクティブオブジェクト）の設定が他のオブジェクトに引き継がれます。

アクティブオブジェクトに自動スムーズのチェックが入っていない場合、メッシュの見た目がおかしくなります。

チェックを入れるか、チェックを入れたくない場合は別オブジェクトのままにしましょう。

自動スムーズに関しては以下の記事の「角/エッジの付け方」の部分を参考にしてみてください。

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モディファイアの有無を確認

統合するときに最後に選択したオブジェクトにモディファイアがある場合、他のオブジェクトにもモディファイアが反映されます。逆にモディファイアがないオブジェクトへ統合する場合はモディファイアが外れます。

統合する際にはモディファイアの有無を確認してから、統合しましょう。

統合したら色が変わる

統合したら色が変わる場合は以下の対処法が考えられます。

マテリアルを追加してから統合

結合する際にマテリアルが追加されていないオブジェクトは最後に選択したオブジェクトのマテリアルが適用されます。

結合する前に各オブジェクトにマテリアルを作成しておきましょう。

統合したらUVが消える＆真っ黒になる

統合したらUVが消える＆真っ黒になる場合は以下のような対処法が考えられます。

UVマップの名前を統一する

UVマップの名前が異なる場合は統合するとUVが消えてオブジェクトが真っ黒になります。

せっかくUV展開を行ってもやり直しになってしまうので注意です！

統合前にUVマップの名前を同じ名前に変更しましょう。

UVマップの名前が変わってしまう原因

名前を変えていないのに、UVマップの名前が変わってしまうこともあります。

この現象は英語と日本語を切り替えて使っている場合に起こります。

日本語だと「UVマップ」、英語だと「UVmap」が生成されるので注意しましょう。

まとめ

以上が統合（結合）で起きる問題に対する対処法でした。

統合すると色々と問題が起きやすいので、上記の点を確認してから統合を行いましょう。

以下、まとめになります。