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【Unity】画像をUnityに読み込むときによく起こる問題に関する解決法

こんにちは!コチラの記事では、画像をUnityに読み込むときによく起こる問題の解決法について解説します。
画像をテクスチャとしてUnityにインポートするには?
インポートしたい画像をドラッグアンドドロップで、Project内の任意のフォルダに移動させることで、画像をテクスチャとしてUnityにインポートすることができます。

画像を差し替えるには?
画像を差し替えるには、エクスプローラーのUnityプロジェクトのフォルダから上書き保存で差し替えましょう。

差し替えたい画像を右クリックで選択し、「 Show in Explorer 」を選択します。
そうすることで、エクスプローラーのUnityプロジェクトのフォルダを開くことができます。

そこに差し替えたい画像をドラッグアンドドロップし、エクスプローラーのUnityプロジェクトのフォルダからファイルを置き換えましょう。
そうすることで、画像を差し替えることができます。
Unity上でドラッグアンドドロップしたのみでは差し替えることはできず、画像を別にインポートしたというかたちになってしまうので注意しましょう。

画像をスプライト形式で読み込んで2Dオブジェクトとして表示するには?
Texture Type を Sprite(2D and UI)に変更してから2Dオブジェクトに適用させることで画像をスプライト形式で読み込んで2Dオブジェクトとして表示させることができます。
まずインポートした画像を選択し、Inspector → Texture Type →「 Sprite(2D and UI)」に変更します。
そして右下の「 Apply 」を押して適用させます。

画像を適用させたい2Dオブジェクトを選択し、Inspector → Sprite Renderer →「 Sprite 」に、先ほどスプライト形式で読み込んだ画像をドラッグアンドドロップします。

そうすることでスプライト形式で読み込んだ画像を2Dオブジェクトとして表示させることができます。
読み込んだ画像をUnity上で透過した状態で表示するには?
RGBA情報を持った画像をマテリアルに適用させ、Surface Type を Transparent に変更することで、読み込んだ画像をUnity上で透過した状態で表示させることができます。
まず画像を適用させたいマテリアルを選択し、Inspector → Surface Inputs →「 Base Map 」の左横にある小さい四角欄に「適用させたいRGBA情報を持った画像」をドラッグアンドドロップします。

Inspector → Surface Options → Surface Type →「 Transparent 」に変更します。

そうすることで読み込んだ画像をUnity上で透過した状態で表示させることができます。
「 Base Map 」を選択し、色相環の下にある A ( Alpha )の値を下げることで画像自体を透過させることができます。

読み込んだ画像がぼやけないようにするには?
Filter Mode を「 Point (no filter) 」に変更することで読み込んだ画像がぼやけないようにすることができます。

ぼやけを修正したい画像を選択し、Inspector → Advanced → Filter Mode →「 Point (no filter) 」に変更します。
そして Inspector → Compression を「 None 」に変更し、Inspector の右下の「 Apply 」を押して適用させます。

画像サイズを元画像と同じサイズに合わせるには?
画像サイズを元画像と同じサイズに合わせるには、以下の2つの方法があります。
- 「 Set Native Size 」を設定する
- 「 Horizontal Fit 」「 Vertical Fit 」の項目を「 Preferred Size 」に設定する
「 Set Native Size 」を設定して画像サイズを元サイズに合わせる方法
Canvas の image を選択し、Inspector → image → 「 Set Native Size 」をクリックします。

そうすると画像サイズを元サイズに変更することができます。
「 Set Native Size 」によって、丸いドット画像(元画像サイズ小)の画像サイズを元サイズに変更した後に、ハート画像(元画像サイズ大)に差し替えた場合、
差し替え後も丸いドット画像(元画像サイズ小)の元画像サイズの大きさを引き継ぎます。

差し替え後の画像の元サイズに合わせたい場合は「 Set Native Size 」を再度設定しましょう。
「 Horizontal Fit 」「 Vertical Fit 」の項目を「 Preferred Size 」に設定して画像サイズを元サイズに合わせる方法
まずCanvas の image を選択し、Inspector → image → 「 Content Size Fitter 」のチェックボックスにチェックを入れます。
「 Horizontal Fit 」「 Vertical Fit 」の項目を「 Preferred Size 」に変更します。

そうすると画像サイズを元サイズに変更することができます。
「 Horizontal Fit 」「 Vertical Fit 」の項目を「 Preferred Size 」に設定して画像サイズを元サイズに合わせる方法は、スクリプトによって画像の元サイズに合わせる設定がされています。
そのため元サイズの異なる画像を差し替えた場合、差し替えた時点で、差し替え後の画像の元サイズになります。

画像がギザギザしてしまうときの対処法は?
Anti-aliasing の項目を「 Fast Approximate Anti-aliasing (FXAA) 」に変更することで、画像のギザギザを軽減することができます。

カメラを選択し、Inspector → Rendering → Anti-aliasing → 「 Fast Approximate Anti-aliasing (FXAA) 」に変更しましょう。
そうするとアンチエイリアスが有効になり、画像のギザギザを軽減することができます。
まとめ
- 画像をテクスチャとしてUnityにインポートするには、インポートしたい画像をドラッグアンドドロップで、Project内の任意のフォルダに移動させる。
- 画像を差し替えるには、エクスプローラーのUnityプロジェクトのフォルダから上書き保存で差し替える。
- 画像をスプライト形式で読み込んで2Dオブジェクトとして表示させるには、Texture Type を Sprite(2D and UI)に変更してから2Dオブジェクトに適用させることで表示させることができる。
- 読み込んだ画像をUnity上で透過した状態で表示させるには、RGBA情報を持った画像をマテリアルに適用させ、Surface Type を Transparent に変更する。
- 読み込んだ画像がぼやけないようにするには、Filter Mode を「 Point (no filter) 」に変更する。
- 画像サイズを元画像と同じサイズに合わせるには、2つの方法がある。
- 「 Set Native Size 」を設定する。
- 「 Horizontal Fit 」「 Vertical Fit 」の項目を「 Preferred Size 」に設定する。
- 画像がギザギザしてしまうときは、Anti-aliasing の項目を「 Fast Approximate Anti-aliasing (FXAA) 」に変更してアンチエイリアスを有効にすることで対処できる。
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