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【3Dconnexion】左手で快適に視点操作!3Dマウスで新しい作業環境

こちらの記事はプロモーションを含みます。
こんにちは。
今回はガジェットレビュー記事です!
3Dマウスの「SpaceMouseシリーズ」を提供していただいたので、CGbox編集部がレビューしていきます。
ワークフローの効率化・作業での疲労軽減/痛みの緩和といった利点が挙げられますね。
また3種類あるので、自分の環境・作業に合わせて選ぶことができますよ。
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SpaceMouseシリーズとは?
「SpaceMouseシリーズ」とは、CADや3Dアプリケーションでのナビゲーションを効率的に行うための専用マウスになります。
具体的には以下のような特徴が挙げられます。
- 痛みの緩和
- 指の動作の軽減
- 健康的な姿勢
- 生産性向上
- 直感的な操作
人間工学に基づく設計・操作のコンパクトによる効率化が実現されています。
Blenderでは現在唯一サポートされている3Dマウス(NDOF デバイス)になるようですね。
機能の特徴としては視点を直感的に自由に操作できる点です!
3つともに共通する大きいボタンをグリグリと動かすことで視点操作ができます。
これによって右手でのマウス操作が軽減されるわけですね。
それぞれの特徴についての詳細はこちらを参考にしてみてください!
実際の事例と生産性の検証についてもまとめられていたので、合わせてご覧ください。
機能比較
SpaceMouseシリーズには3つのモデルがあります。
SpaceMouse | SpaceMouse Pro | SpaceMouse Enterprise | |
---|---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
値段 | ¥20,700 | ¥42,800 | ¥51,900 |
プログラマブルボタン | 2 | – | – |
インテリジェント ファンクションキー | – | 4 | 12 |
キーボード モディファイアーキー | – | 4 | 8 |
クイックビューキー | – | 4 | 10 |
カスタムビューキー | – | – | 3 |
視点操作に関しては同じですが、それぞれショートカットキーなどを登録できるボタンの数に差がありますね。
多ければ多いほど左手でできることが増えるので効率がUPします。
有線モデル
最上位モデルのSpaceMouse Enterpriseは有線モデルのみですが、SpaceMouseとSpaceMouse Proには有線モデルも用意されています。
性能は同じ(無線モデルは有線接続も可能)になります。
無線 | 有線 | |
---|---|---|
SpaceMouse | ¥20,700 | ¥18,100 |
SpaceMouse Pro | ¥42,800 | ¥38,900 |
価格が抑えられているので、選択肢としてアリですね!


実際に使ってみた!
続いては実際に使用してみた感想をまとめていきます。
使い心地が伝われば幸いです。
視点操作が快適!
まず最大の特徴の視点操作は快適でした。
マウスでの視点操作よりも滑らかに動きます。
すべての方向に自由に視点を移動できるのも特徴ですね。
マウスはカーソル移動と右・左クリックの操作だけ(SpaceMouseのボタンにクリックを登録することも可能)にすることができます。

右手の負担はだいぶ減るので、腱鞘炎の軽減もうなずけました。
入力遅延もありませんし、重量がシッカリしているので操作中に本体が動いて使いずらいといったこともありませんでした。
もちろん慣れは必要ですが、直感的なので複雑性は感じませんでした。
また視点操作をすべてのソフトで統一できる点もメリットとしてあります。
僕自身はソフトを横断することがほとんどなくBlenderで完結することがだいたいですが、ゲーム制作やペイントソフトを使用する方などはよりシームレスに作業できてよいかと思います。
使いやすく設定
個人差はありますが、使うにあたって設定を調整したので参考までに紹介しておきます。
プリファレンスの入力内にあるNDOFで調整ができます。

まずデフォルトのままだと視点操作の中心がなく、自由過ぎて使い辛く感じました。
視点の操作を「周回」、回転を「ターンテーブル」にすることで、対象に対してある程度ロックするような視点移動になります。
次に「ナビゲーションガイド」をオンにしています。
視点操作の中心を表示できるので、視覚的に操作がしやすくなります。
使い始めの補助輪として使ってみるとよいかもです。
最後に「パンの軸を逆転」と「周回」を全軸でオフにしました。
デフォルトだとオブジェクトを操作方向に動かしますが、全てオフにするとカメラを操作方向に動かす仕様になります。
これは個人差が出やすそうですが、今までのBlenderの視点操作が後者だったので、同じ設定の方が使いやすかったです。
そのほかの設定に関しては Blender Manual をご覧ください!
3Dconnexionのソフトでも設定は変更できます。
こっちはデフォルトのままで使いました。


モデリングに活用
視点操作は快適ですが、実際モデリングをするとなると「SpaceMouse」では厳しかったです。
視点操作以外にも多くのショートカットキーを使うので、結局キーボードを使わないと作業できないですね。
左手は行き来することになるので、負担は増える気がしました。
右手が腱鞘炎だという方であれば、このデメリットはあまり気にならないかもしれません。
この解決策としては、ボタンの付いている「SpaceMouse Pro」と「SpaceMouse Enterprise」が挙げられますね。


こちらにはショートカットキーを多く登録できます。
デフォルトの使い方だと追加されている機能が少なすぎるので、「Radial Menus」を使う必要があります。
1つのショートカットキーに最大で8つのショートカットキーや機能を登録することができます。

こんな風にカテゴリー別にまとめると使いやすかったです。
視点操作(テンキー)もまとめると、右側のボタン(デフォルトでテンキーが登録済)も活用することができますよ。

4つのRadial Menusで32個のショートカットキーが使えます。
モデリングには不向きかなと感じていましたが、難なく作業できました。
コンパクトキーボードと組み合わせればより便利そうです。
あまり使わないショートカットキーは勿体ないので、都度キーボードを使って実行すれば問題なかったです。
なのでこれを踏まえると「SpaceMouse Enterprise」ほどはボタンがいらないかもしれません。



上部だけでも12個のボタンがあるので、結構なショートカットキーを登録できます。
しかも高価なので、コスパを考えると「SpaceMouse Pro」で充分な気がしました。
高性能左手デバイスとの併用
Xで「SpaceMouse」とショートカットキーを多く登録できる「TourBox Elite」を組み合わせて使っている方を見つけました。
先日試作した「3Dconnexion SpaceNavigatorとTourBox Eliteを同時に活用するためのTourBoxを30°傾けるスタンド」はそのままでもいい感じだったのでABSフィラメントで出力して完成としました。変更点は底面にケーブルを通す溝をつけて滑り止めゴムを貼っただけ。FusionやBlenderで両方使いまくります。 pic.twitter.com/b1PKBr24xW
— きたになおき (@nkitani) December 17, 2024

これであれば「SpaceMouse」の弱点である、ショートカットキー不足が気にならないですね。
「SpaceMouse Pro」もショートカットキーをたくさん登録すれば作業できていましたが、「TourBox Elite」の方がワンクリックで実行できるので作業効率は高いですね。
しかも登録できるショートカットキーの数もハンパないです。
「TourBox Elite」を普段から使っている方は特に参考になるのではないでしょうか。
板タブと併用してみた
さきほどのスカルプトを踏まえて、板タブとも使ってみました。
ブラシのショートカットキーとペンの影響範囲・強弱を入れるだけで作業に支障はないので、圧倒的にショートカットキーが少なくて済みます。

これと視点操作があれば十分ですね。
板タブの場合はペンを使って視点移動をしないといけないですが、マウスと比べると使い辛いですね。
この部分が気になっている方は、この併用も視野に入れてみてもよいと思います。
ペンの選択で機能を実行する場合であれば、「SpaceMouse」でも十分かもしれません。
3種を比較検討
3種類のSpaceMouseシリーズですが、それぞれ特徴の把握して検討してもらえればと思います。
視点操作の快適度と手首の疲労軽減は共通する点なので、使ってみた感じで比較していきます。
まず一番コンパクトな「SpaceMouse」になります。



モデリングをするにはやはり役不足かなと思います。
キーボードか、先ほど紹介したように左手デバイスと組み合わせる必要がありますね。
視点操作だけ快適にしたい!という方にオススメですね。
またショートカットキーを多用しないモデリング以外の作業であれば、これでも充分かなと思います。
次にボタンの追加された「SpaceMouse Pro」になります。



これが一番のオススメです!
どんな作業にも対応できて汎用性が高いですね。
視点操作×作業効率が実現できます。
また本体手前にはフットレストが付いているので、長時間の作業で疲れにくいのも嬉しいです。

これは「SpaceMouse」にはない利点ですよ。
最後に一番高性能な「SpaceMouse Enterprise」になります。


正直ここまでの機能は使わないかなと思いました。
ボタンの数が多いので、機能をたくさん登録したい方にはオススメできます。
液晶画面も付いていて見やすいのですが、価格を考えると大きなメリットには感じませんでした。
何にしてもだいぶ高価なので、SpaceMouseシリーズを長年使って気に入ったらグレードアップぐらいでよいかもですね。
まとめ
「SpaceMouseシリーズ」はいかがでしたでしょうか。
3Dマウスには初めて触れたのですが、直感的な操作で視点移動できるのは楽しく、快適でした。
ただ頻繁にキーボードと行き来するくらいなら、便利な左手デバイスで普段通り作業した方が効率はよいですかね。
この点を鑑みると「SpaceMouse Pro」が一番のオススメです!
作業効率に関してはお好みもありますが、手首の疲労に悩んでいる方には間違いなくオススメできる商品です。
ぜひ購入を検討してみてください!
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