【HUION】INSPIROY FREGO – ショートカットキー無し!最新の性能のコンパクト板タブ

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こんにちは。

今回はガジェットレビュー記事です!

ペンタブレットの「Inspiroy Frego」を提供していただいたので、CGbox編集部がレビューしていきます。

CG制作ではスカルプトやテクスチャを手書きで作成する方は便利に活用することができますね。

目次

Inspiroy Fregoの基本情報

「Inspiroy Frego」はHUIONの販売するペンタブレットになります。

サイズの違う2種類が用意されています。

今回のレビューはMを実際に使っていきます。

作業環境や用途で自分に合ったサイズを選択することができますね。

具体的には以下のような違いがあります。

比較項目Inspiroy Frego SInspiroy Frego M
外形寸法220 x 165.7 x 8 mm304 x 220 x 8 mm
アクティブエリア160 x 100 mm
(6.3 x 3.9インチ)
254 x 158.8 mm
(10 x 6.25インチ)
質量280 g546 g
傾き検知±60°
公式価格12,998 円14,998 円

このほかの仕様や接続ポート、OSの互換性については全く同じ仕様となっています。

INSPIROY FREGO のあれこれ
商品名INSPIROY FREGO
ペンセンシング技術Pentech 3.0+
読み取り解像度5080 LPI
筆圧検知レベル8192 レベル
読み取り高さ> 10mm
読み取り率有線>300PPS、Bluetooth>133PPS
精度±0.3mm
オートスリープ15分
ワイヤレス接続Bluetooth 5.0
最大通信距離5~10m
充電時間5V 1A:約2.5時間、5V 0.5A:約5時間
バッテリーの寿命約24時間
バッテリー容量1300mAh
OSの互換性Windows 7以降(有線)
Windows 10以降 64bit(有線&Bluetooth)
macOS 10.12(有線)
macOS 10.13以降(有線&Bluetooth)
Andoroid 6.0以降(Bluetooth)
ChromeOS 88以降(有線&Bluetooth)
Linux(Ubuntu 20.04 LTS)(有線)

内容物は以下のようになっています。

  • 本体
  • PW550S
  • USB A to C
  • 取り扱い説明書

外観レビュー

こちらがパッケージになります。

こちらが本体で、黒一色(コスモブラック)のシンプルなデザインとなっています。

ショートカットキーもありませんね。

裏側にはすべり止めが付いています。

シンプルなデザインの分、左手で何を使うか自由に選ぶことができますね。

手前部分にはなだらかな傾斜があります。

リストレストデザインとなっており、長時間の作業でも手首の疲労を軽減します。

またエッジも曲線が付いており、触れた際の違和感が軽減されています。

デザイン性と機能性が両立しています。

無駄のないシンプルなデザインは、右利きと左利きのどちらでも使うことができます。

キーボードや左利きデバイスなど、自分好みの組み合わせで便利に活用できますね。

電源ボタンとBluetoothのボタン、USB-Cは本体上部の側面にあります。

特徴紹介

「Inspiroy Frego」の特徴についてまとめていきます。

PenTech 3.0+

使い心地に直結する機能が詰め込まれています。

ペン解像度5080LPI筆圧感度8192レベルと、小さいながら充分なスペックとなっています。

筆圧検知傾斜認識レポートレートペン解像度
8192レベル±60°300 PPS5080 LPI

筆圧感知曲線を組み合わせれば、太さや色の明暗を変化させた線を描くことができます。

詳細な表現も問題なく再現できますね。

紙のような質感

最新のテクスチャー加工が表面には施されています。

これによって、本物の紙に書いているような書き心地を再現しています。

前期種よりも摩擦力が25%アップしています。

長持ち、柔軟な接続性

2.5時間でフル充電でき、最大24時間使用できる強力なバッテリーが搭載されています。

コンパクトなサイズ感と合わせて、持ち運んで便利に使うことができますね。

またBluetooth接続で、PCやラップトップ、スマホ、タブレットに接続して、好きに活用することができます。

PW550S

付属する「PW550S」は物理ボタンが2つとなっています。

よりスリムな形状になっており、鉛筆のような使い心地になっています。

フェルトのペン先がデフォルトで1つ付いていますが、替え芯の付属はありません。

フェルトの方がより紙に書いているような描き心地になるので、気に入ったら購入を検討してみるとよいでしょう。

詳しくはこちらの公式製品ページにてご確認ください。

実際に使ってみた!

続いては実際に使用してみた感想をまとめていきます。

使い心地が伝われば幸いです。

使い心地

小さいサイズながら操作感はよかったです。

そこまでペンを倒すこともありませんでしたが、反応しにくい瞬間はありませんでしたね。

クリースで細いエッジを作る際にも、違和感なく作業できました。

読み取り解像度(5080LPI)は上位機種とも同じ程度で、筆圧検知(8192レベル)はもう一段階上もありますが、コンパクトな板タブなので充分でしたね。

かなりコスパはよく感じました。

ペンには右クリックとホイールボタンを入れていました。

視点操作にはプラスしてShiftが欲しいのと、やり直しもするので、脇にキーボードを置きながらの作業が最低限必要ですね。

描き心地についてもよかったです。

細かい動作でも思い通りに描画されました。

強弱・濃淡もできています。

悩む点としては小さいサイズな分、モニター(使用サイズ:24インチ)とのギャップが若干ありましたね。

ノートパソコンであれば、よりこのギャップは感じにくいので作業しやすいと思います。

コンパクトな板タブで作業していて、グレードアップしたい方は別の大きいサイズのものを買うのがよいかもしれません。

初めての板タブ購入やコンパクトな物が欲しいという方にオススメです!

スマホと接続してみた

Bluetoothボタンをクリックして簡単に接続することができました。

特に細かい設定は必要なく、自動で作業領域が設定されました。

今回使ったペンとソフトは ibisPaint X になります。

使用デバイス:Redmi 12 5G(Andoroid)※音が出ます

デスクトップとは違い、作業領域がほとんど画面の大きさと同じで違和感なく作業できました。

特段スマホのスペックは高くはないですが、遅延や反応が鈍いといったことはありませんでしたね。

タブレットも含めて、外でお手軽に作業したいという方はかなりよいと思います。

本体もコンパクトで軽い(546g)ですしね。

デフォルトではペンのボタンはやり直しになっていましたが、好きにカスタムできるようでした。

気になる点としては、デフォルトのフェルト芯(1本のみ付属)の音が苦手な方がいそうです。

書き心地はよいのですが、標準のペン先よりも不快な高音(動画で音を確認してみてください)がでます。

伝わりにくいかもしれませんが、個人的にはあまり聞きたくない苦手でしたね。

イヤホンでの作業をすれば関係はないので、一応頭に入れておくとよいかもです。

CG作業には関係ないですが、タブレットやスマホでペイント作業をしたい方には便利ですね!

液晶ペンタブレットとの違い

ペンタブレット(=板タブ)の購入を検討している方は、液晶ディスプレイの搭載された液晶ペンタブレット(=液タブ)も気になる所でしょう。

もちろん両者にメリット・デメリットが存在します。

大きな違いは『描き方』・『値段』・『疲労』が挙げられると思います。

ペンタブレット液晶タブレット
描き方慣れが必要アナログに近い
値段安い高い
疲労他のPC作業と変わらず疲れやすい

まず分かりやすいのは『描き方』ですね。

液タブは手元を見ながら作業できるので、自然な感覚に近い形で作業できます。

ペンタブレットはその点でいうと、手元は見ずに、画面を見ながらの作業となるので慣れが必要です。

そしてこれに関連するのが『疲労』になります。

液タブは手元を見るので首を曲げながらの作業となります。

板タブは普通のPC作業と同様の姿勢なので、長時間の作業を考えると疲労度は板タブの方が低いように感じます。

液タブはスタンドやアームで工夫する方法も考えられますね。

最後になんといっても『値段』でしょう。

液タブはサイズやスペックによりますが、板タブの数倍の価格になります。

お手軽感や初めて買う方には板タブの方が導入ハードルが低いですね。

どちらにせよスカルプトやテクスチャ作業、デジタルイラストなどはマウスよりもペンタブレット(板タブ&液タブ)の方が断然作業しやすいです!

個人的には値段が比較的安い物で始めて、スペックアップや液タブに買い替えでもよいかと思います。

過去にHUIONの液晶タブレットのレビューもしているので、合わせてチェックしてみてください!

まとめ

初めての板タブ購入やコンパクトなサイズ感の物を探している方にオススメです。

性能もしっかりとしているので、アマチュアからプロの方まで充分納得できると思います。

特にノートパソコンでの作業の方が使いやすいかなと感じました。

また出先やラフに色々な場所で作業する方は、サブ機としても便利そうです。

ぜひお試しください!

今回のガジェット以外にもレビューしているので、そちらも合わせてご覧ください。

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