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Live2Dモデルをスマホで使える!2DRの使い方を解説
こんにちは!
さて今回は、2DRを紹介したいと思います。
2DRとは?
2DRとは、スマホでLive2Dとvrm形式で作ったキャラが動かせるアプリです。
パソコンでは動かすツールは数種類ありますが、スマホで動かせるというのはおそらく他にはないのではないでしょうか。
他のアプリと比べるとキャラデータを作るためにパソコンは必要になりますが、断然使えるアバターの自由度が高いです。
アバターの動きは iPhoneX以上ができるフェイストラッキングを必要としないアプリです。
リップシンクで口は動き(音声認識も行える)、モーションをパソコン側で作るとフリックで動かすことができます。
配信方法については、現在2DRには配信機能および録画機能がついていません。
なので、iOSとAndroidともに画面録画をYoutubeなどに動画投稿やMirrativといったアプリで画面を生配信することでVtuberになることができます。
この方法については後述します。
2DRの特徴
2DRの特徴は2あります。
- Live2Dのキャラが使える
- vrm形式のキャラが使える
- 間口が広い
1つずつ紹介していきます!
Live2Dのキャラが使える
2DRの最大の特徴はLive2D・vrm形式のキャラが使えるというところです。
一方、Live2Dはイラストに動きを付けるパソコンのソフトになります。
Live2Dで作ったモデルはPCで動かすのが主流なため、これをアプリで動かせるのは珍しいです。
ただ、このソフトはイラストを自分で加工して、動きを付けなければいけないので、手間と時間がかかります。
しかし、イラストを自分で描いて動かせるという点でいえば、自由度は他のアプリと比べてかなり高いですよね。
Live2Dモデルを用意しよう!
まずは、2DR用に入れるLive2Dモデルを作りましょう。
Live2Dモデルの作り方を知りたい人は以下の記事を参考に作ってみてください。
もし自分で作る時間がないもしくは、ハイクオリティなモデルを作りたい人は依頼をするのもいいかと思います。
「ココナラ」というサイトでは、色んなVtuberクリエイターの方の中から依頼することが可能です!
価格はクオリティによって数万円~十数万円と幅があるので、条件に合う方を探してみましょう。
vrm形式のキャラが使える
また、Live2Dモデル以外にもvrm形式のモデルも2DRで使用することができます。
2DRで動かすと、こんな感じで動きます。
このデータにはデフォルトで表情のカスタムジェスチャが入っており、フリックによって動画のように表情を変えることができます。
デフォルトのカスタムジェスチャは以下の表のようになっていました。
上 | 笑顔 | 下 | 悔しい |
右斜め上 | 驚き | 左 | ニンマリ |
右 | 悲しい |
このvrm形式のモデルは一から作ることも可能ですが、「Vroid」というソフトで簡単に制作することもできます。
このソフトはPCが必要ですが、絵を描くように3Dモデルを作ることができるソフトです。
Live2Dではイラストが必要になりますが、Vroidではソフトのみで3Dモデルを制作することができます。
ソフト自体は無料で簡単に制作できるので、もしPCを持っている人はVroidでモデルを作り、2DRに入れてみるといいでしょう!
Vroidの詳しい使い方について知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
VRMモデルを依頼する場合
Vroidで自分で作る時間がない人やハイクオリティなモデルが欲しい人も、依頼してみるのもいいと思います!
同じく「ココナラ」というサイトでも、VRMモデルが依頼可能ですので、ぜひクリエイターを探してみてください。
他にもboothなどのサイトでもモデルが購入可能ですので、他に依頼できるサイトを知りたい人はこちらを参考にしてみてください。
間口が広い
間口が広いというのは、iPhoneであればiPhoneSE以上で動き、AndroidならAndroid7以上(一応?)で動くはずということでした。
これは2DRでは古い端末でも使える技術で動いているためみたいです。
2DRを作ったPXR合同会社の代表の方のブログになります。
おもしろいのでおすすめです。
この中で2DR制作にあたって大事にしたことを語っておられます。
出典:出典:世界の果てで終末を待つだけの雑記 患った中二病は30代になっても僕を蝕む スマホ向けVTuberシステム作ったこと
コンテンツは本来自由で楽しい部分なので、多くの人が使えるような形を望んでいるということでしょうか。
iPhoneX以上でないと動かないアプリなどもあるなか、2DRはこういった理由で誰でも使いやすいようなシステムなわけですね。
今後のアップデートでも意識される部分だと思うので、長く付き合っていけそうですね。今後の展開にも期待です。
気になった方はぜひダウンロードしてみてください!
使い方を解説
2DRでVtuberになる手順としては以下の通りです。
- Live2Dかvrm形式のデータを用意
- キャラを動かす
- 配信・録画
その後にといった具合ですね。
特に難しいことはないので、早速やってみましょう!
キャラデータを読み込もう!
コチラ公式が書いている2DRの使い方です。
インポート方法なども詳しく書いてあるので読んでみてください。
2DRではLive2Dではzip形式で、3Dモデルはvrm形式でファイルを読み込むことができます。
各自、必要なファイルを用意しましょう。
そしてGoogleドライブなどを使ってファイルをスマホに移動出せます。
出典:2DR wiki
その移動先ですが、2DRをインストールするとスマホ内の内部ストレージに2DRフォルダができるので、その直下にこのファイルを入れます。
そうすると画面左下のボタンでキャラを変更することができるようになります。
上の2D・3Dを切り替えることができるのですが、2Dではzip形式のキャラに、3Dではvrm形式のキャラに変更できます。
ファイルはzip形式
Live2Dからファイルを取り込む際はzip形式です。
圧縮する必要があるので注意してください!
メイン画面でできること
試しにLive2Dモデルを入れてみました!
メイン画面では右下から背景の変更ができます。写真や動画を背景にすることが可能です。
右上のマークからはオートブリンクやリップシンクの設定ができます。
その他に画面操作の項目では、移動・拡大とジェスチャの切り替えが可能です。
ジェスチャにすると、設定したモーション(最大8つ)をフリックで行うことができるようになります。
コチラは公式の案内ページになります。
一番下の項目でカスタムジェスチャのやり方が書かれているので、見てみて下さい!。
最後に画面を2回押すと画面上のボタン類が消えます。
配信まで
2DRには配信機能および録画機能がありません。
なので、スマホの画面を生配信するか、スマホの画面を録画する必要があります。
スマホの画面を生配信するアプリでおすすめなのが、「Mirrativ」です。
Mirrativは今はアバターの機能もありますが、元々は配信アプリでした。
コチラの記事で詳細を紹介しているのでぜひ見てみてください!
iPhone・Androidともに画面を録画する方法は、コチラの記事が分かりやすかったのでぜひ見てみてください。
まとめ
2DRはLive2DやVroidなどからキャラデータを持ってこれる貴重なアプリです。
特にLive2Dからのデータを使えるアプリは他になく、圧倒的個性ですね。
今Live2Dのキャラを使って生配信・動画投稿している方は、出先やちょっとした時間にパソコンを持ち歩かず、手軽に配信することが可能です。
こんな風にサブ的な使い方で重宝するのもありなのではないでしょうか。
どんどんとスマホでのVtuber配信もお手軽に本格的なものができるようになってきましたね。
ぜひ2DRを使ってみましょう!
他のアプリの方が簡単にVtuberになれる!
スマホのアプリではキャラをカスタマイズして作るVカツや、VRoid Mobileなどアバターを作るアプリから他のアプリで使うといったものがあります。
上記のアプリなどは、自分でイラストや3Dモデルを用意する必要なく、スマホ1台でVTuberになれるので、お手軽さ・コスパの良さといったメリットはあります。
他にも色々な特徴を持ったアプリがあるので、ぜひコチラも見てみてください!