Blender⇔Mixamoでアニメーション制作をする方法!アドオンも紹介

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こんにちは。

今回はBlenderとMixamoを使ってアニメーション制作をする方法を解説していきたいと思います。

今回解説する手順は以下の通りです

  1. Blenderでモデルを用意してエクスポート
  2. Mixamoでモデルを編集
  3. Blenderに戻して編集
目次

Blnederでモデルを用意してエクスポートする

今回はこちらのモデルを用意しました。

リギングはMixamoで付けるため、メッシュデータ(オブジェクト)のみを用意してください。ボーンやアーマチュアが付いている場合は消去しましょう。

もし、Blenderで設定したリギングを残したい場合はエクスポートしないようにしましょう。

Blenderの元データは消去せずに残しておいてください。後述しますが、Mixamoから持ってきたモデルを編集するときに使用します。

エクスポート設定

モデルが用意できたらFBX出力をします。FBX出力の際に以下の項目を変更してください。

  • PathModeをCopyに変更して右の箱アイコンにチェック
  • Forwardを-ZForwardに変更
  • UpをY UPに変更

PathModeをCopyにするとモデルにテクスチャを含めることができます。

ForwardとUPはモデルの向きです。Mixamoだと上記の設定で正面設定になります。

ここの項目が違うとMixamoでエラーが出てしまうので、しっかりと確認しましょう。

Mixamoにインポートする

BlenderでエクスポートしたらMixamoにインポートしてきます。

ざっくり手順を説明すると以下の通りです。

STEP
右側からUploadCharactorをクリックしてモデルをインポート
STEP
アップロード後に正面を向いていたらNext
STEP
ポインターを右のガイドを見ながら配置してNext
STEP
好きなアニメーションを設定してエクスポート

ここでアニメーションを選択しないと、TPoseで出力することが可能です。

もしアニメーションをBlenderで作りたい人はアニメーションを選択せずに出力しましょう。

Mixamoでインポートしてアニメーションを付ける方法は以下の記事に詳しくまとめてあります

該当部分のリンクを貼り付けてあるので、上記の説明でわからない人は以下の記事を参照してみてください。

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インポートしたモデルのテクスチャがおかしい場合

Alpha値などをテクスチャで使用している場合、Mixamoにインポートしたモデルのテクスチャがおかしくなります。

今回インポートしたモデルも目元や髪の毛の表示がおかしくなっています。

これに関しては一旦無視で問題ないです。後述しますがBlender上で再編集するときに直します。

Blenderに戻して編集する

Mixamoで出力したらBlenderに戻しましょう。FBXでインポートしましょう。

Blenderで確認するとアニメーションが再生されるはずです。

マテリアルを修正する

Mixamoのキャラクターと元のキャラクターを比較するとマテリアルがおかしくなっている箇所がある場合があります。

今回の場合は髪の毛や目元のテクスチャがおかしいので、元モデルのオブジェクトを選択してマテリアルをコピーしましょう。

Mixamo用のアドオンを使用する

ここまででMixamoのアニメーションをBlender上で利用できますが、デフォルトのアニメーションを少し改変したい場合も多いかと思います。

その場合はMixamoのアドオンを使用すると便利なので、解説していきます。

アドオンの導入

まずはアドオンを以下のリンクからダウンロードしてBlenderに導入しましょう。

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Substance 3D plugins & compatible software - Adobe Discover how Adobe Substance 3D can be integrated into your 3D workflow. Find plugins and compatible 3D software to integrate Substance materials.

アドオンを導入すると右のタブにアドオンが追加されます。

コントローラーを作ろう!

アドオンを導入したら、アーマチュアを選択してCreateControl Rigというボタンを押すと、アーマチュアがコントローラーに変換されます。

これでBlender上でアニメーションが編集しやすくなります。

Maximoのキーフレームを消したい場合

また、Mixamoのアニメーションを消去したい場合は「Zero Out Rig」を押すと、すべてのキーフレームが消去されます。

まとめ

以上がBlenderとMaximoを使用したアニメーション制作方法に関してでした。

Maximoを使用するとBlenderでのリギング・ウェイト付けが必要なくなるため、アニメーションを使わないでリギングソフトとして使用するのもいいかもしれません。

Maximoのアニメーションをベースにアニメーションを作れば効率化できると思うので、ぜひ試してみてください。

AutoRig Proを使用するのも選択肢一つ

AutoRigProを使用すればMaximoと同じように自動リギングをすることが可能です。

他にも顔のリギングや髪の毛のリギングなども自動化できるため、Maximoのリギングよりも多機能です。

また、Maximoのアニメーションを転写するRemap機能も付いているのでMaximoと合わせて使用するとさらに効率化できるでしょう。

以下の記事で機能等を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

CGBox管理人。大学在学中にLive2D・Blender等を勉強し、卒業後にフリーランスとして活動。現在はwebメディア運営をメインにBlenderやSubstancePainter等を使用して自主制作等を行っております。

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