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3teneとは?Vtuber制作者が使い方やおすすめポイントを紹介!
こんにちは!
フリーランスとしてVtuber制作をしているかさはら(@obakasahara)です。
さて、今回は3DモデルのVtuberを動かすことができる「3tene」というツールをご紹介していきたいと思います!
3Dモデルを動かすためのツールは少ないのですが、3teneはその中の1つのツールです。
2018年の後半にリリースされたツールで、まだまだ不具合が多いですが、十分使えるツールだと思います。
今回はそんな3teneについておすすめポイントや機能などをご紹介していきたいと思います。
無料版3teneの特徴は3つ
3teneは無料版と有料版があります。
まず最初は無料版3teneの特徴を解説していきますね。
無料版3teneの特徴は3つです!
- フェイストラッキングができる!
- モーションや表情を再現できる!
- windowsでもMacでも使える!
- Leapmotionが使える!
それぞれ説明していきます!
フェイストラッキングができる!
最大の特徴はフェイストラッキングが可能な点ですね。
3teneをインストールして起動するとこんな感じです。
右上のボタンを押すとフェイストラッキングをすることができます。
そのほかにも音声で口を動かす「リップシンク」という機能も付いています。
動き方の調整もできます。
パラメータを変化させることで、動きの感度を変えていきましょう。
正直、僕のパソコンはMac book Proでそこそこ性能はいいのですが、動きはぎこちないです。
まだまだ開発途中のツールっぽいので、少々のバグは改善を待ちましょう。
モーションや表情が再現できる!
モデルにモーションや表情を付けている場合、それらを再現可能です。
こんな感じでボタン操作で表情を変えることができます。
同じくボタン操作でモーションを変えることも可能です。
他にもカメラのアングルを変えたり
このようにエフェクトを表示させたりもできます。
Vtuberを始めるときに必要な機能はある程度付いているといった感じですね。
表情やモーションは全てボタン操作なので、少し使いづらいですが、この機能を使った方がVtuberとして表現の幅が広がります。
後述しますがモーションのトラッキングは有料版でなら、できるようになります。
クロマキー合成も可能
このように背景色を変えることもできるので、クロマキー合成も可能です。
これにより「OBS」などのツールを使うことによって、Vtuberとして配信が可能となります。
WindowsでもMacでも使える!
この3teneというツールはWindowsでもMacでも使用することができます!
3teneと同じようなツールに「Hitogata」というツールがあるのですが、こちらはWIndowsしか使えません。
また2Dモデルを動かすツールとして有名な「Facerig」もWindows対応のみです。
そんな中で3teneはMacにも対応しています。
3DキャラのフェイストラッキングをMacで行う方法は本当に少なかったので、これは結構すごいことです。
Macユーザーの方はこのツールをきっかけにVtuberになる人もいると思います!
Leapmotionでも動かせる!
ハンドトラッキングができる「Leapmotion」も使用することが可能です。
無料ソフトでLeapmotionが使えるのは3teneぐらいなので、これも3teneの良い点ですね。
Leapmotionは1万円弱で買えるので、3DのVtuberを個人でやりたい人にはおすすめの機材です。
僕も持っていますが、指の動きまでトラッキングしてくれるので、結構色んな表現が可能です。
詳しくは以下の記事で書いています!
デメリットは精度が少し悪い
僕は無料版の3teneを使用していますが、少しカメラのトラッキングの精度が
まだ開発途中のツールだと思うので、仕方のないことだと思いますが、精度をもう少し上げてほしいですね!
VRM形式のモデルしかインポートできない
あとデメリットとしてもう1つあげられるのが、VRM形式のモデルしかインポートできないということですね。
3DモデルはPMXとかFBXとか色々ありますが、これらのモデルを3teneで使う場合はVRM形式に変換する必要があります。
最近はVRM形式が主流になってきた感じがあるので、これはそこまで心配する必要はないと思います!
無料版でも十分使えるツール!
無料版の3teneは十分使えるツールだと思います!
普通のPCだと少し動作が遅く感じると思いますが、ハイスペックPCを持っている人なら十分使えると思います!
有料版3teneの機能紹介!
僕は有料版3teneを利用したことありませんが、調べた範囲で有料版3teneをご紹介していきたいと思います!
有料版には2つのプランがあります。
- 3tenePro
- 3tenePro+Live2D
3tenePro
3teneProではこのようにVRやLeapmotionなどを使って、モーションキャプチャーを実装することができます。
無料版の3teneではモーションは手動でしたが、こちらはトラッキングが可能となります。
モーションキャプチャーを実装できるツールは多くないので、Unityでやっている人も多いです。
こちらの値段は1080円なので、安価でモーションキャプチャーを実装できちゃいます。
3tenePro+Live2D
こちらの有料版ではLive2Dで作ったモデルを動かすことができます。
機材でLeapmotionなどが必要ですが、モーションキャプチャーが可能です。
Facerigでも同じようにモーションキャプチャーが可能ですが、数万円します。
3teneの場合、2160円で実装可能です。
2Dでモーションキャプチャーをやりたい場合は3teneを使うのがおすすめですね!
有料版の詳細に関しては以下の記事にまとめました!
これからに期待したいツール!
先ほどから何度か言っていますが、3teneは発展途上のツールだと思います!
Mac版はまだベータ版ですし、これから開発が進んでいけば、かなり使えるツールになると僕は思っています!
まずは無料版を試してみましょう!
3teneで動かすモデルを作りたい人は…
3teneで動かすモデルを作りたい人は「Vroid」というツールを使用しましょう。
このツールではイラストを書くような感覚で3Dモデルのキャラクターを制作できちゃいます。
しかもこのツールで作ったモデルはVRM形式なので、そのまま3teneに入れることが可能です。
とても使いやすいツールなので、3Dモデルを作るときは使ってみましょう!
機能や使い方を詳しく知りたい人はこちら!