無料で使える!Live2Dモデルを導入できるPrprLiveの使い方を徹底解説

URLをコピーする
URLをコピーしました!

CGBoxの一部の記事にはアフィリエイト広告が含まれております。

こんにちは。

コロナが流行し始めてから、Live2Dモデルを動かせるソフトがいくつかリリースされましたね。

今まではFacerig一強でしたが、色々選択肢ができていいですね。

今回は「PrprLive」というソフトに関して、解説していきたいと思います。

PrprLiveは以下からダウンロードが可能です。

あわせて読みたい
PrprLive on Steam PrPrive is a Live2D live broadcast assistant software developed by us. The software can achieve a high frame rate, multi-expression switching, targetless auto-d...
目次

PrprLiveの特徴

まずはPrprLiveが他のソフトと違う点をまとめていきます。

PrprLiveの特出すべきポイントは以下の

  • 無料で使える
  • PCへの負担が少ない
  • 光源を設定できる
  • アクションキーを自由に設定可能

無料で使える

まず最初の特徴としてこのソフトは無料で使えることができます。

Facerigは約1500円かかりますし、商用利用をして売り上げが500ドルを超えると約6500円のプランにアップデートする必要があります。

調べた中だと、Prprliveはそのような制限はなく、無料で使えます。

一応、トラッキング精度が高い約1000円の有料版もありますが、使ってみた感じだと、無料版で十分使えますね。

無料で気軽に始められるという特徴は大切なので、重要なポイントですね。

商用利用も可能らしい

こちらのツイートを見る限りだと、商用利用も可能らしいですね。

無料で商用利用もできるソフト

PCへの負担が少ない

PrprliveはPCへの負担が少ないのも特徴です。

実際に試してみましたが、PrprliveのCPU使用率はFacerigの1/2~1/3ぐらいです(同じ解像度・フレームレートで試しました)

つまり、スペックがそこまで高くなくてもLive2Dモデルを動かすことができます。

Vtuberを始めるにはハイスペックPCが必要だと言われていたので、これもPrprLiveの特徴ですね。

光源を設定できる

PrprLiveでは光源を設定できます。

光源を設定すると、ある一点だけ光らせたりできるので、背景などを設定するとよりシチュエーションの雰囲気を出すことが可能です。

例えば、怪談を話すVtuberとかと相性良いかもしれませんね。

光源設定ができるトラッキングソフトは珍しいので、この機能を使いたい人にはPrprLiveはおすすめです。

光源設定の方法に関しては後述します。

アクションキーを自由に設定できる

別の表情に切り替えたり、アニメーションを再生したりするためのアクションキーですが、Prprliveでは自由なキーに何個でも設定が可能です。

Facerigではこのアクションキーの数は数十個しか設定できないので、それ以上の表情やアニメーションを付けることができません。

Prprliveを使うことで、より多彩な表情と動作を実装できるので、幅広い表現ができそうですね。

Prprliveの使い方

次に、Prprliveの簡単な使い方を解説していきたいと思います。

すべての機能を紹介すると長くなってしまうので、メインの機能のみを抜粋して解説していきますね。

Live2Dモデルを読み込む

まずソフトを開いたら、Live2Dモデルを読み込みましょう。

左タブの中から、一番上のアイコンをクリックし、モデル読み込むを選択します。

Live2Dで出力したデータの中から、「○○.model3.json」を選択するとモデルを読み込むことが可能です。

Facerigと違って、モデルのファイル場所はどこでも大丈夫です。

物理演算を調整

PrprLiveではモデルの物理演算をソフト上で調整することが可能です。

左タブの上から2番目のアイコンをクリックし、物理演算のバーを調整すると物理演算の揺れ方を調整できます。

ソフトでモデルを動かしてから調整できるので、こちらも便利な機能ですね。

物理演算はマイナス方向でしか調整できません。Live2Dで物理演算を使うときは少し大きめに揺れを作っておくと、ソフト側で調整できるので、そのようにするのがおすすめです。

アクションキーを追加

アクションキーは上から2番目のアイコンから追加可能です。

下にスクロールして、追加のボタンを選択し、アクションキーを追加できます。

新規追加したらまずはアニメーションを追加しましょう。

「アニメーションを選択」をクリックすると、キーに実装できる動作パラメータやアニメーションファイルが表示されるので、選択しましょう。

どのようなパラメータが選択対象になるかは調査中ですので、少々お待ちください。
次にキーの組み合わせを来ましょう。
キーの組み合わせをクリックした後、アニメーションなどを再生したいキーを押すだけです。

これで選択したキーでアニメーションなどが再生されます。

トラッキングを調整

もしトラッキングを調整したい場合は左タブの上から4つ目のアイコンを選択しましょう。

使ってみた感じだと、自動調整をすれば問題ないかと思います。

もし手動で調整したい人は、各パーツごとに調整できるので、こちらのバーを調整してみましょう。

他にも、目線や自動瞬きなどもこちらで設定可能です。

光源を設定する

光源の設定は上から5番目のタブを選択しましょう。

「Live2D光源の使用」をONにして、光源を追加すると光を追加することが可能です。

光源の種類は以下の2種類です。

  • 光源の挿入… 一点を明るくできる光を挿入することが可能です。
  • 平行光の挿入では…ではモデル全体を明るくできる光を挿入することが可能です。

光は角度や位置、大きさを調整することも可能ですし、明るさや色を右側の色選択から選択可能です。

ノーマルマップの導入も可能

ノーマルマップを導入することで、モデル自体に影を入れることも可能です。

こちらはまだ影の色を変えられないらしいので、モデルとの相性がいい場合は使えるかもしれません。

やり方に関しては以下の記事を読んでみてください。

note(ノート)
PrprLiveで光源設定をしてみよう!|ナナメ こんにちは、ナナメです。 今回はFaceRigではなく、PrprLiveというソフトの解説記事になります。 PrprLiveはLive2Dでのトラッキングに特化した無料で使用できるソフトなの...

無料なので、まずは試してみよう!

個人的に、このソフトの良いところだと思うのが、無料で導入が簡単な点です。

無料版のLive2Dでモデルを作ってしまえば、配信まで無料でできてしまうのはいいですよね~。

ちなみにFacerig用に作ったモデルでも、ある程度は互換性があるとは思います。

まだ厳密に動作するパラメータを調べてみませんが、Facerig用のモデルを入れてもきちんと動きます。

後は目線のトラッキングが少し精度が低めなので、この辺が改善してくると良いソフトになりますね。

無料なので、とりあえず導入して試してみましょう!

PrprLiveは以下からダウンロードが可能です。

あわせて読みたい
PrprLive on Steam PrPrive is a Live2D live broadcast assistant software developed by us. The software can achieve a high frame rate, multi-expression switching, targetless auto-d...

[temp id=9]

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

CGBox管理人。大学在学中にLive2D・Blender等を勉強し、卒業後にフリーランスとして活動。現在はwebメディア運営をメインにBlenderやSubstancePainter等を使用して自主制作等を行っております。

目次
閉じる