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値段の相場は?Vtuber制作を依頼する時の疑問点・注意点をまとめ

こんにちは!
フリーランスでVtuber制作をしているかさはら(@obakasahara)です。
僕は今まで個人・企業問わず、多くのクライアントさんにVtuberを作ってきました。
今回の記事では制作者視点で、Vtuberを依頼するときの注意点をまとめていきます。
Vtuber制作を依頼するときにはある程度頼む方にも知識がないと、依頼するときに困ります。
「イラストはどんなものを用意したら良いのか」
「値段はどの程度が相場なのか」
「必要なものはなにか」
などなど、依頼主側も色々とVtuberに関して知っておいた方がコミュニケーションがスムーズに進みます。
知識がないと依頼するときにあちらに迷惑がかかりますし、プラスで料金を取られる場合もあるでしょう。
知っておくと安く依頼できることもあるので、それも含めて注意点をまとめていきますね。
まずはイラストを用意しよう!
Vtuberの制作を依頼するときには2D・3D問わず、基本的にイラストを用意する必要があります。
イラストは自分で書くのでも良いですし、依頼するのでもいいでしょう。
Vtuberは動物やデフォルメキャラでも動かすことは可能なので、自分の好きなキャラをイラストにするといいと思います。
2D・3Dで、用意するイラストは異なります。
2Dの場合はパーツ分けが必要
まず、2DのVtuberを始める場合はパーツ分け(レイヤー分け)が必要になります。
引用:https://docs.live2d.com/cubism-editor-manual/divide-the-material/?locale=ja
このような感じで、顔や体のパーツごとでレイヤーを分けることで、動かすことが可能です。
このパーツ分けをしていないと動かすことができないので、モデリングのみ依頼する際にはパーツ分けのイラストを用意しましょう。
パーツ分けの方法に関しては以下の記事で解説しています。

自分でパーツ分けをした方が安くなる
クリエイターさんの中にはパーツ分けをしてくれる人もいますが、追加料金を取られることがほとんどです。
もし金額を抑えたいのであれば、自分でパーツ分けを済ませておくのがおすすめです。
3Dの場合は三面図を用意しよう
3Dの場合はパーツ分けイラストは必要ありませんが、正面・横・後ろの三面図イラストを用意した方がいいでしょう。
引用元:https://www.g-angle.co.jp/3dcg/
このような三面図を用意して、これに沿ってモデリングすることになります。
3Dの場合イラストなしでも作ることは可能ですが、難易度が上がるので、イラストなしだと追加料金がかかる場合もあるでしょう。
もし、3Dモデルを依頼する際にはこのような三面図を用意しておくのがおすすめです。
テクスチャが必要な場合も
三面図とは別に、テクスチャという3Dモデルに張り付けるイラストも必要になります。
テクスチャとはこのように一枚の画像にパーツごとで、イラストを敷き詰めたものになります。
こちらは事前に準備するのではなく、3Dモデルを作る過程で描いていくことになると思うので、依頼する際にはクリエイターさんに聞いてみましょう。
こちらも自分で用意すれば安くなるかもしれません。
値段の相場は程度か
次に値段の相場について説明します。
正直なところ、Vtuber制作の値段はピンキリです。
クオリティを求めれば求めるほど、値段は上がっていきます。
また2Dキャラで作りたいのか、3Dキャラで作りたいかによっても変わっていきます。
2Dキャラは数万円から10万円前後が相場
2Dキャラの場合、イラストからモデリングまですべて合わせた作業で、数万円から数十万円の値段幅があります。
2Dモデルは以下の2つの代金がかかります。
- イラスト料金
- Live2Dモデリング料金
これらの合計の費用が数万円~数十万ぐらいが掛かる感じですね。
多くのVtuberクリエイターが制作を請け負っている「ココナラ」というサービスでは200人以上の制作者がいますが、大体相場は数万円から10万前後ですね。
基本的に、数万円以上はかかると思って良いでしょう。
ホロライブやにじさんじなどのモデルを作っている有名なクリエイターさんとかであれば、数十万で受け付けている人なんかもいると思います。
動きの種類やクオリティによって値段は様々ですので、自分がどんなVtuberを作ってほしいかをまず決める必要があります。
モデリングのみなら比較的安価
またイラスト+モデリングの場合とモデリングのみの場合によってもかかる費用が変わってきます。
モデリングのみなら、1万円ぐらいでもやってくれる人はいますね。
ただ安価の人の実績を見てみると、可動域が狭かったり、簡単な動作しか実装できない場合もあります。
もし簡単に動くモデルが欲しい人は安価な人に頼むのがおすすめです。
クオリティ高いモデルで実績ある人に頼みたいなら、モデリングのみでも10万円以上は必要だと思います。
どのくらいお金をかけるかは個人それぞれなので、まずはココナラで探してみるのがいいと思います!
Live2Dモデルを依頼するときの注意点は以下の記事でまとめています。

3Dキャラは数万〜数百万
3Dキャラを作りたい場合は数十万円以上かかりますね。
3Dモデルの費用を分けるとこんな感じになります。
- デザイン料金
- イラスト料金(デザイン料金に含まれる場合もある)
- モデリング料金
これら合計の費用が数十万以上かかる感じになります。
同じくココナラでみてみると、数十万円で設定している人が多いです。
僕も趣味で2Dと3Dの両方のモデリングをやったことはありますが、2Dに比べて3Dの方が圧倒的に大変です。
また、2Dキャラの場合はそれっぽいクオリティまで持っていくのは簡単ですが、3Dの場合はクオリティを高めるのが難しいです。
有名なモデラーさんなんかは数百万とかかかったりすると思います。
一方で、「Vroid」というソフトを使ったモデル制作であれば、安く依頼できます。
Vroidは簡単に3Dモデル制作できるソフトなので、安く依頼できます。
しかし、人型しか作れず服装が数種類しかないので、作れるモデルには制限がありますね。
Vroidのモデルでいいのであれば、自分で簡単に作れるので、作ってみるのもいいかもしれません。

3Dキャラの制作も依頼する人によって全然値段が違うので、ココナラでチェックしてみましょう。
3Dの場合はさらに機材が必要
3DモデルのVtuberをやりたい人はモデルを用意できても、さらにVRが必要だったり、高性能なPCが必要になってくるので、プラスで料金はかかります。
3DのVtuberを全て外注で依頼し、機材もハイスペックのものを一から用意するとなると、100万以上はかかる場合もあるでしょう。
詳しくは以下の記事を読んでみてください。

依頼の値段を安くする方法
依頼するときに値段を抑える方法はいくつかあります。
まずはイラストを自分で用意することで、安くなります。
またイラストもVtuberで使うものは特殊なイラストになるので、加工が必要になります。
イラストを工夫する
イラストを持っていて2Dのモデリングを頼む場合、レイヤー分けをしていないと追加料金がかかるケースが多いです。
レイヤー分けとは顔の部品(目や鼻など)ごとでページを分けることを指します。
このレイヤー分けを自分で行っておけば、値段を安く抑えらるかもしれません。
3Dの場合はイラストが複雑だとプラスで料金を取られる場合があります。
例えば、装飾がついた服などを着ているイラストだと、モデリングが大変になるので、価格が上がる可能性があります。
もしそこまでこだわりがない場合はできるだけ、装飾などはつけない方が値段は安く抑えられるかもしれません。
詳しくは以下の記事にも書いているので、読んでみてください。

動かすまでの作業は自分でやる
これは2D・3Dのどちらにも言えることですが、モデルを作ってもらってもそこから動かすまでにも作業があります。
2Dの場合はFacerig、3Dの場合はUnityなどのツールを使うことになるでしょう。
動かすまでの作業も依頼するとお金がかかります。
そのときに自分でツールの使い方を調べて導入すれば、値段はツール代のみしかかからないので、安くすみます。
Facerigへの導入は簡単なので、2Dの場合は自分でやることをおすすめします。
3Dの場合はUnityなどのツールを使って導入するのはPCに疎い人は結構難しいです。
PCスキルに自身がない人は頼んでもらっても良いかもしれませんが、自分でやった方が当然安くすみます。
3Dモデルの動かし方について知りたい人はこちらの記事を参考にしましょう!

事前に確認したいこと
Vtuber制作を依頼する場合には事前に決めておきたいことがいくつかあります。
どの程度までクオリティを求めるのか
これは2D・3Dモデルのどちらにも言えることですが、どの程度のクオリティを求めるのかを決めておきましょう。
これを決めておかないと、どの人に頼んで良いかわかりません。
またざっくりと決めてしまうと、無駄な表情だったり機能をつけてしまい、プラスで費用がかかってしまう場合があります。
- どういう表情・動きをつけるか
- 物理演算(髪の揺れ、スカートの揺れなど)をつけるのか
- 上半身のみか全身か
- 商用利用の有無
この辺は事前に決めておくことをおすすめします。
どのツール・機材を使用するのか
これは特に3Dキャラを依頼する場合ですが、どのツールや機材を使用するのかを決めておきましょう。
2Dキャラの場合は基本的にFacerigを使う人が多いので、そこまで心配はありません。
Facerigに関して知りたい人はこちら。

3Dモデルの場合はソフトや機材がたくさんあります。
これを事前に決めておかないと、せっかく作ってもらったのに動かなかったりする可能性があります。
また納品形式も機材やツールによって変わってきます。
先ほども言いましたが、機材にもプラスしてお金がかかるので、どの機材を使うかは先に決めておいた方がいいと思います。
Vtuber関連のツールに関して知りたい人はこちら!

事前にある程度準備しよう!
買い物をするときにはある程度、その商品について調べるのが当然ですよね?
Vtuber制作依頼をするときでも、事前にVtuberに関してある程度は調べるのがおすすめです。
そうすれば、騙される可能性も減りますし、費用も抑えることが可能でしょう。
2D・3Dそれぞれ、他にも事前に準備しておいた方がいいことはありますので、知りたい人はこちら!


まずは自分で作ってみよう!
僕がおすすめするのは、一度自分で作ってみるという選択肢です。
時間がないという人は頼んでもいいと思いますが、まずは自分で作ってみるとどのように依頼していいかもわかりますし、もしかしたら自分で作れてしまう場合もあるでしょう。
僕は趣味で2D・3D共にモデリングをやったことがありますが、どっちも楽しいですよ!
Vtuberの作り方を知りたい方は以下の記事を読んでみてください。


自分でつくる時間がない人は…
自分でつくる時間がない!
つくるのめんどくさい!
という人は僕がVtuberを代わりに制作いたします。
僕自身、フリーでVtuber制作をしておりまして、今まで2D・3D含めて100体以上は依頼を受けてVtuberを作ってきました。
テレビの制作会社の依頼を受けて、僕が作ったモデルがテレビ出演したりしてます。
今日の11時15分からの『ゲストは偉人さま』に出てくるLive2Dモデル(偉人たち)を制作しました。
今回は1時間特番なので、暇な人はみてくださいー!#テレビ朝日#ゲストは偉人さま#Live2D
ゲストは偉人さま!!|テレビ朝日 https://t.co/niiFfBe5dw
— Vtuberの解剖学者🛠️ (@obakasahara) June 28, 2019
また、複数のイラストレイターの方と提携しているので、好きな絵柄のイラストレイターの方にイラストを依頼することも可能です。
僕に制作依頼したい人は「ココナラ」からご連絡ください!
2Dモデルを依頼する人はこちらから!
3Dモデルを依頼する人はこちらからお願いします!
クリエイターを探すならココナラ!
僕もココナラで依頼を受け付けておりますが、他のクリエイターさんも依頼を受け付けております。
2020年1月現在だと200人以上のクリエイターさんが出品していますね。
「SKIMA」や「nizima」といったサイトでもVtuberを頼むことが可能ですが、ココナラが一番使いやすく、クリエイターさんの数も多いです。
色んなクリエイターさんがいますので、気になる人はチェックしてみましょう。
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