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【Blender2.9】Copy Attributes Menu:自由自在にコピー!
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/13-6-2.jpg)
こんにちは!
Blenderでの3DCG制作を勉強中のUEDAです。
Blenderを勉強して、アウトプットの場としてそれぞれの機能をまとめられればと思っています。参考にもなれば嬉しいです!
さて今回は、アドオンの〔Copy Attributes Menu〕を紹介します。
便利なアドオンなので試してみる価値はありますよ!
普段からCtrl + Cをよく使う方は一回手順が増えるのであまり意味がないかもしれませんが。。
アドオン:Copy Attributes Menuとは?
〔Copy Attributes Menu〕とは、”Ctrl + C”で使用できるコピーの機能を拡張させるアドオンです。
複数アイテムを選択するとアクティブアイテムの情報を他のアイテムにコピーできます。
コチラのチュートリアル内で初めて使用しました。
![](https://d1231c29xbpffx.cloudfront.net/store/product/152805/image/large-9f7aca0f62c7f646fd3a6d505db80747.jpg?Expires=1719851253&Signature=TEVZYORC~~ozrCY~rl5ojcozkCppIE6YfYfrZbBfXheb2ceiC1RhMpn6BFg-uihSz4dp2jPv~5gue-EEd5g9iAtiiMDlM6FT7aV9jOjEIHeajk3y-G7cQH34PQxFQgaxRGatBX0ivVOWAhgKiV4oF-lQDzDhus-1A71R14Ks7CbdVrKoYYQjJ9Mt4yu4RYX3eKVFY43jl1Rw3BZ7H~XTZPvlJJbUR9lEZ2OU8C39pvyMzpNOjpCTzfRTyJmpIXmxv5aRdGngIgdPtzzQKbW3DmumpRn-IfP~6sAe5Bb9sY4Sy~x7MULVvT9QXKM9x~gltsEGmTFc21KRi~4aylQMZA__&Key-Pair-Id=APKAIN6COYBF3ZQW7OQQ)
こういうメカはパーツ毎に作っていくので、ミラーを毎回設定するのではなくコピーすることで作業を楽に行うことができました。
それ以外にも同じ角度・位置に持っていくのは何かと便利で重宝しました。
アドオンを入れよう
デフォルトではオフになっているので使えるようにしましょう!
- ”F4”を押してプリファレンスを選択
- アドオンに移動
- 〔Copy Attributes Menu〕と検索
- チェックを付けて、右上の更新を押す
以上の手順で〔Copy Attributes Menu〕が追加されます。
使い方
〔Copy Attributes Menu〕ではオブジェクトモードと編集モードでコピーできるものはが異なります。
まず、オブジェクトモードでコピーできるものは以下のようになります。
種類 | コピーするもの |
Copy Location | アイテムの位置をワールド座標 |
Copy Rotation | アイテムの回転をワールド座標 |
Copy Scale | アイテムのスケールをワールド座標 |
Copy Draw Options | ワイヤーフレーム描画や空の描画など |
Copy Time Offset | アニメーションスタックのタイムオフセット |
Copy Dupli | インスタンス化しているグループや頂点、面 |
Copy Object Color | マテリアルやビューポートのカラーがコピーできなかった |
Copy Protected Transform | トランスフォームの制約 |
Copy Object Constraints | 元々設定されたコンストレイトを削除して、コンストレイトをコピー |
Copy Pass Index | パスインデックス |
Copy Modifiers | 設定されているモディファイアー全て |
Copy Vertex Weight | 頂点ウェイト |
Copy Group Links | グループリンク |
Copy Selected Constraints | ボーンコンストレイト |
Copy Selected Modifiers | 任意のモディファイアーのみ選択 |
コピーする情報元はアクティブアイテムになり、動画では黄色い枠の立方体になります。
複数選択でも使用可能で、最後に選択したアイテムの情報をコピーします。
上の動画では立方体の位置を球にコピーしています。
この要領で他の機能も同じようにコピーが行えます。
次に編集モードでコピーできるものは以下になります。
種類 | コピーするもの |
マテリアルをコピー | マテリアル |
Copy Active UV Coords | 画像の割り当て |
Copy Other UV Coord Layers | UVマップ |
僕は編集モードでは使わないですが、同じマテリアルをオブジェクト内で適用したいときなどは3Dビューポート内で済むので楽です。
まとめ
〔Copy Attributes Menu〕作業が捗る、便利なアドオンです。
試しに使ってみるだけでもしてみてください。意外と使える場面はたくさんありますよ!
〔コンストレイト〕をコピーするときにも便利に使えます。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/9-2-1.jpg)