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【Live2D】横と縦に揺らそう!胸揺れの作り方
こんにちは。
さて、今回は胸揺れの作り方について解説していきたいと思います。
女性のモデルであれば、ほとんどの場合実装する動きですね!
胸の大きさによって、揺らし方も変わってきますが、今回は基本的な揺らし方から応用的な揺らし方まで、解説していきたいと思います。
今回はこちらのイラストを胸と見たてて、解説していきます!
胸のパーツはどうやって分ける?
まず、パーツ分けに関して解説します。
胸のパーツの場合、胸の形状によってパーツ分けは異なります。
服を着ている場合は胸のみをパーツ分けをする必要はありません。
胴体のパーツの胸部分のみを揺らせば、胸揺れを作ることが可能です。
水着や胸が大きい場合は別パーツに分ける
水着や胸が大きいイラストの場合は別パーツに分ける必要があります。
Live2Dに興味あるひと向けの中身たねあかし パラメーターは胸揺れと体の上下と髪のゆれの3つのみです。変形はほぼデフォーマ pic.twitter.com/hxFpufvA74
— 神吉李花/ぺ子☪️🐧 (@rikak) February 17, 2015
胸の輪郭が描かれている場合は別パーツに分けると、いい感じに胸揺れが作れると思います!
基本的な胸揺れの作り方
まず、基本的な胸揺れの作り方を解説していきます。
基本的な胸揺れの場合、デフォーマは縦揺れの1つを用意します。
こちらに縦の動きの胸揺れようパラメータを用意して、動きを付けます。
物理演算設定
パラメータで動きを付けたら、物理演算設定です。
こちらは以下のようなプリセットで作ります。
プリセットを作ったら、入力部分を以下のように変更します。
物理プリセットも好みなので、各自揺れ方を確認しながら調整するといいでしょう。今回はそのままにしておきます。
入力部分を設定したら、動きを設定したパラメータを出力で選択すれば完成です。
こんな感じで揺れます。
応用的な胸揺れの作り方
次に応用的な作り方です。
上の胸揺れでは縦方向の揺れしか作りませんでしたが、今回は横揺れも実装していきます。
デフォーマを縦揺れ用と横揺れ用の2つ用意します。
パラメータも同じように2つ用意して、縦の動きにプラスして、横の動きを付けます。
物理演算設定をする
パラメータに動きを付けたら、物理演算設定をします。
今回は縦揺れと横揺れのグループを2つ作ります。
縦揺れのグループでは入力を角度Yのみに設定します。
横揺れのグループでは入力を角度Xのみに設定します。
それぞれのパラメータごとで出力設定を行うと、縦揺れと横揺れが混ざり合い、全方向に揺れるようになります。
揺れを少しなめらかにする方法
さらに揺れを滑らかにする方法もあります。
横と縦用のデフォーマをもう1つずつ用意します。
新しく用意したデフォーマに縦横それぞれ、動きを付けます。
パラメータで動きを付けたら、物理演算設定です。
縦と横のプリセットを2つ作ります。
入力部分は同じですが、物理プリセットを「髪 2段振り子」に設定します。
出力設定で、縦横それぞれ2段のパラメータを設定したら完了です。
この方法だと、弾力感はなくなりますが、ゆらゆら揺れるようになります。
この方法は後ろ髪などを揺らす方法などにも使えます。
以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
その他の胸揺れ制作ノウハウ
その他にも簡易的に胸揺れを作るノウハウもあります。
胸揺れのパラメータを作るときに、ブラシ選択を使用すると簡単に胸揺れを作ることが可能です。
簡易的にそれっぽく胸揺れ作るときは縦揺れ。いい感じのサイズにしたブラシ選択で揺れの頂点当たりを選択してカーソルで上下すると簡単にできる #Live2D pic.twitter.com/EArPvisw2h
— 山田ゆこ🎄12/13お絵描き&Live2D会@名古ゲ部 (@yamada_yuco) March 26, 2019
ささっと胸揺れ作る話 続き
ワープデフォーマーをブラシで選択してもできます。一方向作ったら形状のコピー&ブレンド-100で反対側もほぼ一発でok(ショートカット使うと早いので動きの反転より形状のブレンドが好き) #Live2D
すごい凝った揺れほしい時以外はこれで充分いける pic.twitter.com/Y0eU99rReY— 山田ゆこ🎄12/13お絵描き&Live2D会@名古ゲ部 (@yamada_yuco) March 26, 2019
これだと、かなり簡単にパラメータが作れてしまうので、便利ですね。
物理演算を研究してみよう!
今回は胸揺れについて解説しました。
デフォルトの物理演算設定で、胸揺れが用意されていますが、こちらを自分で編集することで、よりイラストに合わせて揺れを作ることが可能です。
物理演算は奥が深いので、それぞれ自分で研究してみてください。
物理演算に関しては以下の記事でまとめています。