【ガジェットレビュー】Kamvas Pro 24(4K) – コスパ良し!大画面液タブレビュー

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こんにちは。

今回はガジェットレビュー記事です!

今回は液晶ペンタブレットの「Kamvas Pro 24(4K)」を提供していただいたので、CGbox編集部がレビューしていきます。

CG制作ではスカルプトテクスチャを手書きで作成する方は便利に活用することができますね。

目次

Kamvas Pro 24(4K)の基本情報

「Kamvas Pro 24(4K)」はHUIONの販売する液晶ペンタブレットになります。

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商品名Kamvas Pro 24(4K)
価格176,999円
外形寸法589.2 x 364 x 22.7mm
アクティブエリア527.04 x 296.46mm
傾斜角20°
重量6.3㎏
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開封

こちらが外箱になります。

空けるとディスプレイと段ボールが入っています。

段ボールには付属品が綺麗に梱包されていました。

全て並べるとこんな感じです。

内容物は以下になります。

  • Kamvas Pro 24(4K) – 液晶ペンタブレット
  • PW517 – ペン
  • Keydial mini – ミニキーダイヤル
  • HDMIケーブル
  • USB-C – USB-C
  • USB-A – USB-C
  • 電源アダプター 
  • ACケーブル
  • ペンホルダー
  • グローブ
  • クリーニングクロス
  • クイックスタートガイド

液タブ本体はシンプルなデザインの印象です。

ベゼルは一般的な液タブと変わりないくらいでしょうか。

ですが本機にはショートカットキーが付いていないのでスッキリとした見た目になっています。

側面とスタンドを立てた写真になります。

スタンドは金属製で、本体が重いだけあってシッカリとしています。

本体裏面の下側にはゴムの滑り止めが付いているので、作業中に動くなんてこともなさそうですね。

裏側には別売りのスタンドやアームを付けることも可能となっています。

規格は”100×100mm”のVESAになります。

特徴紹介

「Kamvas Pro 24(4K)」の特徴についてまとめていきます。

  • 大きな画面
  • 色鮮やか
  • 検知&読み取り
  • 豊富な外部端子
  • 便利な付属デバイス

大きな画面

パネルサイズは”23.8型”となっており、液タブの中でも大型のものとなります。

ボールペンと比較するとこんな感じです。

また解像度も”4K”なので、拡大した際に粗くなるといったこともないですね。

画面が大きいとより細かくペンでの操作が可能であったり、画面を分割して便利に使うといったことが可能です。

色鮮やか

表現できる色は”10億7000万色”と膨大な数となっています。

普段使っているディスプレイと比較すると一目瞭然でした。

iPhoneXRでは伝わらないのが残念です。

広色域QLEDディスプレイによってsRGBカバー率が140%となっています。

sRGBカバー率についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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自然な描き心地

フルラミネーション技術とアンチグレアガラスによって自然な描き心地を実現しています。

フルラミネーション技術は表示面とガラス間のエアギャップを無くすことで、実際のペンの動作と画面内での動作のズレを極限まで減らします。

アンチグレアガラスは、邪魔な映り込みを軽減します。

検知&読み取り

さまざまなペンの動作をサポートする機能が付いています。

  • 300PPS読み取り速度
  • 8192レベル筆圧検知
  • ±60°傾き検知サポート

癖や個性に対応可能なので、無理なく作業を行えますね。

豊富な外部端子

本体側面には豊富な外部端子が準備されています。

  • HDMI
  • DP
  • USB-2.0 ×2
  • USB-C
  • 3.5mm イヤホン端子

付属の左手デバイス(次項で紹介)を使うもよし、キーボードを接続することも可能です。

ノートパソコンと2画面活用なんかもよいですね。

またイヤホンジャックやスマホも接続できるので、PC本体が離れていても液タブをベースにさまざまな物が接続できるのは嬉しい設計です。

便利な付属デバイス

デジタルペン/PW517

バッテリー不要のペンで、サイドボタンは”2つ”になります。

使わない時も邪魔にならずに置いておけます。

またこの台には替え芯が収納されています。

デフォルトで付いているベーシックタイプとより摩擦力のあるフェルト素材の2種類が用意されています。

左手デバイス/Keydial mini

ミニキーダイヤルと18個のキーが付いている左手デバイスになります。

Bluetooth接続が可能かつ、本体にそのまま乗せて使うこともできます。

裏側にゴムの滑り止めが付いているので、シッカリと画面にくっついています。

本体は大きいですが、コンパクトにまとめることができますね。

また本体にボタンが付いていないので、このようなデバイスかキーボートを繋いでの使用となります。

キーの割り当てに関しては、スマホのアプリ「Huion Keydial」とPC上の「HuionTablet」で簡単に設定できます。

以下はスマホアプリの画面になります。

スマホの方が設定は便利で、ソフトによってはよく使われるショートカットキーのプリセットが用意されています。

残念ながらBlenderはありませんでした。

実際に使ってみた

では実際に「Kamvas Pro 24(4K)」を使用して作業をしながらレビューしていきたいと思います。

前準備

まずは使用するための準備をしましょう。

ドライバーをインストールしましょう。

こちらの公式動画も参考にしてみてください。

公式ページから最新バージョンをダウンロードします。

「ペンディスプレイ」を選択して、商品名から「Kamvas Pro 24」を選択します。

この時インストールが終わるまでエラーが起きるかもしれないので、本機はPCに接続しないで行います。

インストールが終わったら本機を接続しましょう。

電源ケーブルはコンセントに、付属のケーブルでパソコンに接続します。

「HuionTablet」というソフトがインストールされるので、こちらから設定を変更することが可能となっています。

デジタルペンのボタン割り当てなんかもこのソフトで設定可能です。

次に付属デバイスの「Keydial mini」はBluetoothでPCと接続しましょう。

実際に接続しようとしたところ、最初はPCに反応せず繋げませんでした。

スマホアプリの「Huion Keydial」でファームアップデートをしたところ接続したので、上手くいかない場合はお試しください。

Huion Keydial

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使用感レビュー

ペンの芯から決めていきます。

芯の変え方についてはこちらの動画を参考にしてみてください。

フェルト素材の方が摩擦力が少しあるので、描き応えをより感じました。

こちらの方が気に入ったので使用していきます。

折角付属してくるので、いろいろ試して好みを見つけられるとよいですね。

次に画面が大きいのでこれ1つでデュアルディスプレイのように活用できるのが便利です。

今回はチュートリアルを左に写しながら、下にデバイスを置いて作業していきます。

3倍速

これだけの広さがあれば、左側に何か映していてもBlenderの画面は十分で問題ないです。

またディスプレイ2つよりも視線を大きく動かさずに行ったり来たり確認できるので、作業効率がUPする気がします。

リファレンスを見ながらなんて使い方もよいと思います。

拡大するとこんな感じです。

寄ってもピクセルの粗さが目立つといったことはなく、4Kの強みを感じました。

大画面で寄れので、かなり繊細なタッチで作業することが可能ですね。

視差はほとんどなく、画面を違和感なく操作している感覚でした。

気になる場合でもインストールしたドライバーの「モニターキャリブレーション」より調整することも可能です。

「Keydial mini」についてはスカルプトをするのであれば十分なキーの量でした。

モデリングに活用するには少ないように感じました。

また作業毎にキー割り当てのプリセットを変更できたりしたらより便利に使えたので少し残念です。

最後に音と発熱についてですね。

本体の音は全く気にならなかったです。

PCの音より遥かに小さいですし、もはや無音レベルです。

次に発熱ですが、画像の赤丸部分が少し熱くなりました。

少し温かいくらいでそこまで気になるものではないかと思います。

これによって画面の反応が遅くなるといったこともなかったです。

まとめ

最大の利点は画面の大きさ解像度に感じました。

画面が大きい方が確実に作業がしやすいのでオススメです!

しかもこの条件だと値段が高くなりがちなので、他の同じようなインチサイズの液タブよりも安く手に入るのが嬉しいですね。

またデバイスまで付いてくるので、これ1つで環境が構築できてしまうレベルです。

ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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