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【XPPen】Artist Pro 16(Gen2) – 2.5Kで広々とした作業スペースを確保!
こちらの記事はプロモーションを含みます。
こんにちは。
今回はガジェットレビュー記事です!
今回は液晶ペンタブレットの「Artist Pro 16(Gen2)」を提供していただいたので、CGbox編集部がレビューしていきます。
CG制作ではスカルプトやテクスチャを手書きで作成する方は便利に活用することができますね。
▼【公式製品ページ】はこちら!
▼【販売サイト】はこちら!
Amazonなどではセールで公式価格よりも安くなっている場合がありますよ。
こちらの記事を読んだことがある人は、Artist Pro 16(Gen2)はサイズが2インチ大きくなった以外に大きく差はないです。
なので以下のリンクの項目を読んでもらえれば、この機種の特徴を掴んでもらえると思います!
▶3-1 | Artist Pro 14 ⇄ 16 (Gen2)
リンクは記事内の順番に則しています。
Artist Pro 16(Gen2)の基本情報
「Artist Pro 16(Gen2)」はXPPenの販売する液晶ペンタブレットになります。
▼【公式製品ページ】はこちら!
商品名 | Artist Pro 16 (Gen 2) 液晶ペンタブレット |
価格 | 76,980円 |
正味重量 | 3.65Kg |
ON荷重 | 3g |
筆圧レベル | 16384 |
傾き検知機能 | 60° |
画面解像度 | 2560 x 1600 |
サイズ | 405.11 x 291.37 x 20.23 mm |
作業エリア | 344.68 x 215.42 mm |
フルラミネーション | あり |
視野角 | 178° |
コントラスト比 | 1200:1 |
応答速度 | 20 ms |
輝度(標準) | 250 cd/m2 |
解像度 | 5080 LPI |
色域カバー率(標準) | 99% sRGB/97% Adobe RGB/99% DCI-P3 |
色域面積比(標準) | 159% sRGB/118% Adobe RGB/117% DCI-P3 |
読取高さ | 10 mm |
レポートレート | 200RPS(最大) |
精度 | ±0.4mm(中央)、±0.8mm(エッジ部) |
搭載ポート | 1 x フル機能USB-C 1 x 3-in-1 USB-C |
電源入力 | AC 110-240V |
電源出力 | DC 5V ⎓ 3A |
互換性 | Windows 7以降/macOS 10.10以降/Android(USB3.1 DP1.2)/Chrome OS 88以降/Linux |
内容物はこのようになっています。
- 液晶ペンタブレット:Artist Pro 16 (Gen2)
- X3 Proスマートチップスタイラス:
- ペンケース(替え芯8本同梱)
- 3 in 1 USB ケーブル
- USB-C to USB-Cケーブル
- 延長コード
- 電源アダプター
- USB-C to USB-Aケーブル(給電用)
- 2本指グローブ
- クリーニングクロス
- クイックガイド
- 保証書
- ワイヤレスショートカットリモート(1 x USB-C to USB-Aケーブル/1 x レシーバー)
CGbox限定クーポン
CGbox限定のクーポンを発行してもらいました!
公式ストアとAmazonのストアで使えるクーポンになります。
今回紹介した「Artist Pro 16 (Gen2)」が対象で、5%OFFとなります。
このお得な機会にぜひ購入してみてください!
公式ストア | CGboxAMZAP16 |
Amazon | ESTORE5PCGBOX |
クーポン期間は2024年6月5日から6月17日になります!
購入特典
XPPenでは購入特典として、ソフトウェアを無料プレゼントしています。
Artistシリーズは、「ArtRage 6」と「openCanvas」が対象です。
買ったその日から、快適に液タブ作業ができてしまいます。
24か月保証と送料無料も付いてきますよ!
また現在(2024年6月)は『デジタル化応援キャンペーン』が開催されているので、5%OFFと無料プレゼントが付いてきます。
- 液タブ用保護ケース:ACJ02/ACJ03
- 替え芯 セット:20本入り
公式サイトでの購入のみなので、ご注意ください!
外観レビュー
こちらがパッケージになります。
本体になります。
前面は黒を基調としており、裏はダークスペースグレーのメタリックボディとなっています。
物理ボタンはなく、一般的なベゼルと手前に手の置く部分があるだけのデザインとなっています。
シュッとしたシンプルなデザインですね。
ディスプレイは紙のような描き心地をもつ「X-Paper Surface」となっています。
特にフェルト芯を使うことで、本物の紙とペンのような没入感のある作業ができます。
裏側には折りたたみ式スタンドが付いています。
作業中に角度を付けることができるほか、たたんでポータブル仕様にもなります。
別でスタンドが必要ないので、外出先でも便利ですね。
本機の手前部分は滑らかな曲線となっています。
このデザインは人間工学に基づいた「X-Edge」になります。
手首の疲れを和らげて、長時間の作業をサポートしてくれます。
上部にはフル機能USB-CポートとUSB-Cポート(3 in 1 ポート用)の端子が2つあります。
PC側が画像出力とデータ転送、給電のフル機能に対応していれば、USB-C to USB-Cの1本でPCと接続可能となっています。
対応していない場合でも付属する3-in-1ケーブルで接続できます。
特徴紹介
「Artist Pro 16 (Gen2)」の特徴についてまとめていきます。
「Artist Pro 16 (Gen2)」の機能について詳細は公式製品ページにて確認してみてください。
Artist Pro 14 ⇄ 16 (Gen2)
過去に14インチのArtist Proもレビューしています。
同じ第二世代のサイズ違いになります。
ほとんど同じですが、画面の大きさが違い、色域面積比も大きくなっています。
Artist Pro 14 (Gen2) | Artist Pro 16 (Gen2) | |
---|---|---|
画面解像度 | 1920 x 1200 | 2560 x 1600 |
色域面積比 | 123% sRGB | 159% sRGB |
価格 | 59,800円 | 76,980円 |
大きい方が作業面積が広いので、作業効率は高いですね。
あとはデスク面積や経験、用途などの環境や値段との相談ですね。
便利な左手デバイスが付属!
「Artist Pro 16 (Gen2)」には、デフォルトで「ACK05」という左手デバイスが付属します。
「1個」のホイールと「10個」のショートカットキーが付いています。
ショートカットキーは好みのキーにカスタマイズ可能です。
片手で持ちやすいコンパクトなサイズ感で重量も「75g」となっています。
Bluetoothと無線接続、優先接続に対応しているので、どのようなPCにでも対応可能ですね。
詳しくはこちらの公式製品ページにてご確認ください。
また公式で左手デバイスの用途と使用シーンを紹介しているので読んでみてください
X3 Proスマートチップスタイラス
付属する「X3 Proスマートチップスタイラス」は物理ボタンが2つとなっています。
バッテリーレスとなります。
傘型のシリコングリップとなっており使い心地は申し分ないです。
簡単に交換できるので、握り心地や手触りをカスタマイズすることも可能です。
交換可能なグリップはまだ発売されていませんが2024年発売予定のようです。
テール部には消しゴムが付いているので、簡単に持ち替えて消しゴム機能を使うことができます。
また持ち運べるペンケースが付属します。
ペンの他にも替え芯と、左手デバイスの無線接続用レシーバーが収納できます。
詳しくはこちらの公式製品ページにてご確認ください。
使用感レビュー
続いては実際に使用してみた感想をまとめていきます。
使い心地が伝われば幸いです。
スカルプト
ペンでの操作は抜群でした。
反応が遅いやペンの滑りが悪いということはありませんでした。
特に前世代機種と比較すると筆圧レベル(2倍)と読み取り精度(1.2倍)のUPが大きな部分になると思うので、細かいデティールの作りによりこだわれるかと思います。
今回はブラシの一覧をショートカットキーで入れましたが、画面左のブラシもコンパクト収まっている解像度でした。
2行にすればブラシアイコンが全て表示されるので、快適に変更しながら作業できました。
16インチの2.5Kは画面上の表示情報が多く、広い作業スペースが確保されています。
窮屈さは全くなく、24インチのフルHDモニター(普段使用している)よりもかなり広く感じました。
本体に物理ボタンがないので、利き手に関係なく活用できるのも利点ですね。
付属する左手デバイスに関しても向きを変更できるので、こういった幅広い活用方法ができるのもよいですね。
今回は縦長にした方が手の収まりがよかったので、90度回転して使用しました。
また画面に寄っても、粗さは気になりませんでした。
描き心地
太さと濃淡のどちらも強弱をシッカリと表現できました。
先ほどペンの反応がUPしたと書きましたが、ペイント作業の方がよりその恩恵を受けれそうですね。
今回はCG制作に焦点を絞っていますが、イラストメインでも活躍してくれるでしょう。
ペンを逆に持ち替えるだけで消しゴムを使えるのも便利でした。
左手デバイスやペンの物理ボタンを消費せずに消しゴム機能を使えるのは、作業効率的に◎です!
後述しますが、左手デバイスでペンの太さ変更を入れるとより快適に作業できると思います。
角度調節の自由度が低い
スタンドが背面に付属する物のみとなるので、本体の角度調整が限られるのが若干残念ですね。
この角度でも特に問題はないかと思いますが、角度調整が可能なスタンド付属のモデルやVESA対応でアームを付けることのできるモデルもある中で人によっては不安部分ではあると思います。
本機はVESA非対応です。
因みにすべり止めが背面に付いているので、平置きで使ってもズレるといったことはなかったです。
左手デバイス:ACK05
付属の左手デバイスはサイズ感と重量が特にいいですね。
スカルプトやペイント作業には十分ですが、モデリングにはキーボードか高性能な左手デバイスが欲しいところではあります。
とは言え、最低限作業が無理なく可能です。
ホイールでは、Blenderだけでいえばスケールアップ/ダウンができます。
ブラシのサイズ変更(F)はショートカットキーにを入れました。
便利機能として、ショートカットキーのセッティングを4つまでプリセットとして登録することができます。
ワンクリックで切り替えて、シームレスにプリセットを活用することができますよ。
ソフト毎にセッティングを登録できるので、ソフト内の作業別にプリセットを作るのが基本的な使い方になりそうです。
さきほど最低限の作業が可能と書きましたが、プリセット切り替えを上手に活用すれば、9×4=36個(プリセット切り替えのキーを除く)のショートカットキーが使用可能です!
今回設定したショートカットキーの詳細は、次項で紹介します。
設定したショートカットキー
今回使用したショートカットキーはこちらになります。
まずは視点移動に関しては、ペンに中クリック(もう一つは右クリック)を入れてShift/Ctrlと組み合わせて基本の視点移動を行いました。
あとは+αで正面(ナンバーキー”1″)も入れました。
ブラシサイズ変更(F)とブラシ一覧(Ctrl + Space)、やり直し(Ctrl + Z)、頻繁に使うブラシのショートカットキーなどですね。
ショートカットキー”Q”を入れることで、よく使う機能を一覧で登録しておけるので便利ですよ。
参考にしてみてください!
板タブとしても使える!
電源ボタンの3秒間長押しで、画面が消灯して板タブとしても使うことができます。
簡単に切り替えることができて便利でした。
長時間の液タブ作業は下を向くので、首に悪いですね。
そんな時に板タブに切り替えて、姿勢を変えながら作業できます!
また作業環境に合わせて切り替えたりも考えられますね。
板タブとの違い
両者にメリット・デメリットが存在します。
大きな違いは『描き方』・『疲労』が挙げられます。
ペンタブレット | 液晶タブレット | |
---|---|---|
描き方 | 慣れが必要 | アナログに近い |
疲労 | 他のPC作業と変わらず | 疲れやすい |
まず分かりやすいのは『描き方』ですね。
液タブは手元を見ながら作業できるので、自然な感覚に近い形で作業できます。
ペンタブレットはその点でいうと慣れが必要です。
そしてこれに関連するのが『疲労』になります。
液タブは手元を見るので首を曲げながらの作業となります。
板タブは普通のPC作業と同様の姿勢なので、長時間の作業を考えると疲労度は板タブの方が低いように感じます。
液タブはスタンドやアームで工夫する方法も考えられますね。
比較検討機種
まず初めての液タブ購入で16インチ程度が欲しいという方は、一回り下なんかも考えてもよいですね。
コンパクトで邪魔にならないですし、価格もよりお手頃になります。
▼【同じサイズの別ブランド機種】
▼【サイズの小さい同世代のXPPen最新液タブ】
特に画質をHDにするとコスパがよいのでチェックしてみるとよいですよ。
画質はHDでも十分に作業できますよ。
あとは板タブという選択肢も挙げられます。
▼【同世代のXPPen最新板タブ】
別に結構便利なので、しっかりとチェックしておくのがベターです!
買い替えの方であれば、大きいサイズはとにかく作業がしやすくてオススメなので、インチアップを検討してみるのもよいかと思います!
大きいものは画質がよくなると、途端に値段が跳ね上がります。
画質を押さえたものでも十分使えるので、心配せずに気にせず色々見てみるとよいですよ。
▼【お手頃なサイズが大きい液タブ】
▼【XPPenの機種を簡単に比較検討!】
まとめ
最新機種の性能の高さをシッカリと感じ、ペンの描き心地が滑らかサラサラで、反応がよかったです。
1番の強みは、2.5Kの画質による作業スペースの大きさだと思います。
大きすぎず、高すぎずのコスパのよい液タブですね!
▼【公式製品ページ】はこちら!
▼【販売サイト】はこちら!