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【ガジェットレビュー】VEIKK VK2200PRO – 使いやすい入門機!21.5インチ画面
こちらの記事はプロモーションを含みます。
こんにちは。
今回はガジェットレビュー記事です!
今回は液晶ペンタブレットの「VEIKK VK2200PRO」を提供していただいたので、CGbox編集部がレビューしていきます。
CG制作ではスカルプトやテクスチャを手書きで作成する方は便利に活用することができますね。
VEIKK VK2200PROの基本情報
「VEIKK VK2200PRO」はVEIKKの販売する液晶ペンタブレットになります。
商品名 | VEIKK VK2200PRO |
価格 | 53,000円 |
寸法 | 556 x 330 x 18mm |
重量 | 5.0㎏ |
作業領域 | 21.5 インチ |
画面解像度 | 1920 × 1080 |
ショートカットキー | 8 |
ダイヤル | 2 |
開封
こちらが外箱になります。
空けるとディスプレイ本体と付属品がまとまった段ボールが入っています。
全て並べるとこんな感じです。
内容物は以下になります。
- VEIKK VK2200PRO – 液晶ペンタブレット
- P05 ×2 – ペン
- USBケーブル
- HDMIケーブル
- USB-C – USB-C
- USB-A – USB-C
- 電源アダプター
- ACケーブル
- ペンケース/ホルダー
- ペン先&ペン先エクストラクター
- グローブ
- クリーニングクロス
- クイックスタートガイド
ペンが2本付いているのが地味によいですね。
本体の保護シールをまだ剥がしていないので画面に傷や反射がありますがご了承ください。
液タブ本体になります。
ショートカットキーがシンプルなデザインなこともあり、シュッとしたカッコいい印象を受けました。
左側にショートカットキーが付いています。
ショートカットキーが付いていますがスッキリと納まっていて、サイズの割にアクティブエリアが大きく確保されている気がします。
裏側にはデフォルトでスタンドが付いています。
左下に電源などの各種ボタン、スタンドの右脇には外部端子があります。
立てるとこのような感じになります。
ゴムの滑り止めが付いた足が2つあるので、画面手前もしっかりと動かないようになっています。
ボタン一つで簡単に調整可能でした。
このスタンドを外すことで、別売りのスタンドやアームを取り付けることも可能となっています。
規格は”100×100mm”のVESAになります。
特徴紹介
「VEIKK VK2200PRO」の特徴について紹介します。
- 大きな画面
- 鮮明な画面
- 自由の効く角度調整
- USB-C to USB – C
- 付属ペン – P05
大きな画面
パネルサイズは”21.5インチ”となっており、比較的大きい画面となっています。
ボールペンと比較するとこんな感じです。
解像度は”1920×1080”で、液晶は”IPS方式”となっています。
画面が大きいと作業スペースが確保できるので、拡大したりしても1画面でさまざまな箇所をいじることができます。
鮮明な画面
色の表現力については”sRGB 120%”および”NTSC 92%”となっており、実物に近い色と鮮明さがあります。
またフルラミネート加工によって、ディスプレイとカバーガラスの間に隙間が無くなり余計な光の反射が抑えられています。
これによって視差が減り、直接操作している操作感がアップしています。
自由の効く角度調整
デフォルトで付いているディスプレイマウントが角度を調整することができます。
ボタンの押し込み1つで自由に簡単に調整できました。
角度調整幅は”15°~85°”となっています。
15° | 85° |
---|---|
マックスの85°はほぼ垂直となっており、ある程度立てれば小スペースでも活用可能ですね。
またIPS方式のどの角度からでも変わらずに見えるという強みを生かせます。
こんなに自由が利くスタンドがデフォルトで付いているのは嬉しい仕様です。
前述しましたがVESA規格に対応しているので、アームにしたいなんて場合は別途購入するとよいですね。
ショートカットキー
本体左側に”2つのクイックダイヤル”と”8つのショートカットキー”が付いています。
クイックダイヤルはスケールイン/アウトなどに活用しますが、中央にはボタンがあり機能を切り替えることも可能です。
ショートカットキーは、クリック音の90%を低減してより静かな環境を作り出します。
USB-C to USB-C
USB-Cへの接続がサポートされています。
MacなどのUSB-Cのポートがある場合はVEIKK VK2200PROとコード1本で接続できてしまいます。
簡単にデュアルディスプレイの環境を構築することができます。
付属ペン – P05
付属している「P05」はバッテリー不要のペンで、サイドボタンは”2つ”になります。
2本付いてくるので壊れた場合でも安心ですし、使い分けるなんてこともできそうです。
スタンドが付いているので、使わない時も邪魔にならずに置いておけます。
ペンを収納できるホルダーも付属します。
実際に使ってみた
では実際に「VEIKK VK2200PRO」を使用して作業をしながらレビューしていきたいと思います。
前準備
まずは使用するための準備をしましょう。
ドライバーをインストールします。
こちらの公式動画も参考にしてみてください。
公式ページに飛んで、最新バージョンをダウンロードします。
注意点として、他のタブレットに関するドライバーが入っているとエラーを起こすかもしれないので削除しておきましょう。
「液晶ペンタブレット」を選択して、下部の一覧から「Studio VK2200 PRO」を選択します。
あとは自分の使用しているOSに合わせてダウンロードしましょう。
インストールが終わったら本機を接続します。
電源ケーブルはコンセントに、パソコンには付属のUSB-A – USB-CとHDMIで接続します。
前述したようにPCにUSB-Cを接続可能な場合はそれを繋ぐだけでOKです。
「VEIKK Tablet」というソフトがインストールされるので、こちらから設定を変更することが可能です。
ソフトがタスクバーに表示されないのは少し不便に感じました。
ペンのサイドボタンやショートカットキーの割り当てを変更することが可能です。
とりあえず「マッピング」の「キャリブレーション開始」からキャリブレーションして調整しておきましょう。
ソフト毎にショートカットが設定可能
まずはショートカットキーの仕様が便利でした。
「VEIKK Tablet」の「機能」というタブから設定可能です。
右側の「+」からBlenderを選択して追加することで、Blenderを動かしている時に自動的に適用されるプリセットを設定できます。
他の作業もしたいという方には嬉しい機能ですね。
僕もこのような記事を書く時は別のキー割り当てを自動で使用できるので便利でした。
使い心地
ショートカットキーが大きく出っ張っていないので、押し間違えることなくスムーズに操作できます。
クイックダイヤルのモードをズームスピードにすると筆の大きさを変更できるのも便利なので活用していきたいですね。
音も多少はなりますが全く気にならない程度です。
クイックダイヤルに関しても同様です。
スケールイン/アウトのみで、下側のクイックダイヤルだけ使用していて上側を持て余してしまったのが少し勿体なく感じました。
操作感もOK
作業風景になります。
視点操作と特殊キー、戻す(Ctrl + Z)入れることで液タブのみで十分操作できました。
ペンを離しすぎる(1mm以上)と反応しなくなるので若干上手くいっていないところがありますが、慣れれば問題ないかと思います。
コードの長さであまり立てられる環境ではなかったのですが、もう少し立てた方が画面が見やすくなりそうです。
HDMIケーブルの長さはシッカリとあった方がよいかと思います。
またどのような角度で見ても特に違和感はなかったです。
画面は滑らか
ズームしてみた画像になります。
特に寄ったからといってピクセルが気になるほど画面が粗いということはありませんでした。
細かい作業でも問題なく行えます。
音と発熱
最後に「音」と「発熱」についてです。
音は無音レベルで、発熱もほとんど感じなかったですね。
モーター音が酷かったり、発熱していると本体の動作や耐久が心配になりますが、そのようなことはなさそうです。
まとめ
最大の利点はショートカットキーの使いやすさと画面の大きさに感じました。
画面が大きい方が確実に作業がしやすいのです。
また机が十分に大きかったのでそこまで困らなかったですが、デフォルトで調整幅が大きいスタンドも便利に感じる場合が多いかと思います。
値段と使い心地から入門機としてオススメできます!
USB-Cで接続できるノートパソコンがあればよりコンパクトに環境構築できるので、そういった方にもてオススメできますね。
ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。