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Vtuberを動かすのにおすすめのVR機器3選!対応ソフトも紹介
こんにちは!
さて、今回はVRを使ってVtuberを動かす方法をご紹介します。
Vtuberを動かす方法はたくさんありますが、その中でも割とメジャーな方法がVRを使う方法ですね。
個人・企業問わず、この方法でVtuberを動かしている人は数多くいます。
僕自身が動かしてみた使用感も一緒に解説しながら、VRでVtuberを始める方法を紹介していきますね。
Vtuberを始めるのにおすすめのVRは?
VRをつかってVtuberを動かす場合、以下の3つのVRがおすすめです。
- HTC Vive
- Oculus rift S
- Valve Index
それぞれ特徴が違うので、解説していきます。
HTC Vive
Vtuberをしている人の中で、おそらく一番使用されているのがコチラのVRです。
コチラのVRはいくつか種類があり、価格が変わりますが以下の2つのどちらかを選べばいいと思います。
- HTC Vive…6万前後
- HTC Vive Pro…14万円前後
現在、どちらもViveのホームページでは在庫切れのため、コチラの価格は変動しますが大体このくらいの値段だと思います。
Viveの特徴は以下の2です。
- ①トラッカーによる精度の高いトラッキング
- ②遮蔽物のない広いスペースが必要
①トラッカーによる精度の高いトラッキング
コチラのVRはトラッカーとセットで動かすことで、精度が高いトラッキングができます。
VR単体では頭部分と手の部分しかトラッキングできませんが、トラッカーを使用すれば関節部分のトラッキングが可能になります。
トラッカーは別売ですが、関節に設置するトラッカーを付けると、より精度の高い動きを再現できます。
遮蔽物のない広いスペースが必要
コチラのVRは部屋の角にセンサーを設置する必要があります。
またセンサーと自分の間に物があるとトラッキングできなくなるので、遮蔽物がなくてかつ広い部屋が必要になります。
一人暮らしで狭い部屋に住んでいる方は少し設置が難しいかもしれません。
セットアップ時の注意点や使用感に関しては以下の記事にまとめています。
HTC VIVE
HTC VIVE PRO
Oculus rift S
引用:https://www.oculus.com/rift-s/?locale=ja_JP
Oculus rift SはOculusという会社が生産しているVRです。
このメーカーの有名なVRはOculus Questですが、Vtuberをやるのであれば、こちらの「Oculus rift S」がいいでしょう。
Oculus Questでも一応Vtuberには慣れますが、対応しているソフトが少ないので、自分で動かせる環境を構築する必要があります。
その点を考えると簡単に導入できる「Oculus rift S」がいいと思います。
コチラのVRの特徴は以下の2つです。
- ①安価に手に入る
- ②狭い部屋でもトラッキング可能
①安価に手に入る
「Oculus rift S」は5万円前後で手に入るので、安価に始められるのが特徴です。
VtuberになれるVRの中ではかなり安く手に入る方なので、個人で始めたい人とかにはおすすめですね。
amazonなどで購入可能です。
②狭い部屋でもトラッキング可能
Viveを使うには遮蔽物のない広い部屋が必要でしたが、「Oculus rift S」は狭い部屋でも使うことが可能です。
VRに外付けのカメラがついている(インサイドアウト方式)ので、これによりトラッキングが可能になります。
コチラはトラッカーなどを追加できないので、トラッキング精度は上げられませんが、安価に始められます。
セットアップ時の注意点や使用感に関しては以下の記事にまとめています。
Valve Index
引用:https://steamvr.jp/headset.html
これはSteamを運営している会社が生産しているVRです。
このVRの特徴は以下の2つです。
- ①五本指すべてのトラッキングが可能
- ②手に入りづらい
- ③広い部屋が必要
①5本指すべてのトラッキングが可能
このVRの最大の特徴は5本指全てのトラッキングが可能なことです。
コントローラーに指圧を感知するセンサーがついており、これにより指をトラッキングすることができます。
指をトラッキングできるのは2020年現在、このVRのみなので、この機能を使いたい人はindexがおすすめです。
②手に入りづらい
このVRは品切れ状態が続いているので、かなり手に入りづらいです。
こちらのサイトで、定期的に再販が行われるので、定価で買いたい人はこちらのページをチェックしておきましょう。
ホームページ上の価格は125,000円ですが、再販のタイミングを待てないという人はamazonなどで購入できます。
ただ、時期によって値段が変わりますので、タイミングによっては定価よりも高い可能性もあります。
indexはもし定価で買いたいという人はなかなか手に入れるのは難しいVR機材です。
③広い部屋が必要
Viveと同じようにindexを使用するときはセンサーが必要になるので、広い部屋が必要になります。
セットアップ時の注意点や詳しい使用感に関しては以下の記事にまとめています。
性能が良いのはindex
3つのVRの特徴をまとめると以下の様になります。
価格 | トラッキング精度 | 特徴 | |
HTC VIVE | 6万円~15万円 | 普通~高い | 値段・性能のバランス〇 |
Oculus rift S | 5万円前後 | 普通 | 安い・狭い部屋で使用可能 |
Valve index | 13万円~ | 普通~高い | 5本指トラッキング |
性能的にはindexが一番良いですが、指を動かせること以外はVIVEと違いがありません。
広い部屋を持っている人はVIVEが一番バランスがいいので、個人的にはおすすめですね。
VIVEはデフォルトではOculusと変わりませんが、トラッカーを追加すればさらに精度の高い動きを再現できます。
Oculusの方が安価なので、個人で始める人には良い機材かもしれません。
それぞれ、一長一短なので、それぞれの環境に合わせて適切なVRを選びましょう。
- HTC VIVE…コスパ重視の人におすすめ
- Oculus rift S…費用を抑えたい人&狭い部屋に住んでいる人におすすめ
- Valve index…指を動かしたい人におすすめ
HTC VIVE
HTC VIVE PRO
Oculus rift S
Valve index
VRを使ってVtuberを始める準備!
まず、VRを購入する前に購入したらVtuberを始められるように準備をしましょう。
VRでVtuberを始めるのに準備が必要なのは以下の物です。
- VR以外の機材
- 3Dモデル
ハイスペックPCを用意しましょう!
VRでVtuberを動かすなら、ハイスペックPCを用意しましょう。
Vtuberを始める場合はVR単体で動かすことは難しいです。基本的にPCとVRを繋げて動かすことになります。
そのため3DのVtuberを動かす場合、ハイスペックなPCが必要になります。
スペックが低い場合、動いたとしても動きがカクついてしまうでしょう。
どれくらいのスペックのPCが必要かどうかについては以下の記事を参照してみましょう。
マイクも用意しよう!
PCで録音も可能かと思いますが、VRで撮影する場合は全身を動かすので、マイクの用意が必要な場合があると思います。
また、歌ってみた動画などを作りたい人はマイクが重要な機材になるので、しっかりといい音が取れるマイクを用意する必要があるでしょう。
以下の記事で、おすすめマイクを紹介しているので、参考にしてみてください!
Vtuber用のモデルを用意しよう!
PCを用意したら、モデルも一緒に用意しましょう。
VRを使用する場合、3DのVtuberが必要になります。
3DのVtuberの作り方に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
VRを使ってVtuberを動かす!
VRを使ってVtuberを動かす方法は3つあります。
- VR+ソフトで動かす
- VR+Unityで動かす
- VR+Unity+専用の機材
VR+ソフトで動かす
多くの人はすでにリリースされているソフトとVRを使ってモデルを動かすことになると思います。
VRを使ってVtuberを動かせるソフトは結構たくさんあります。
- バーチャルキャスト
- 3tene
- バーチャルモーションキャプチャ
バーチャルキャスト
価格 | 無料 |
対応VR | HTC VIVE、Oculus rift S + Oculus Touch、Windows MR |
対応OS | Windows10 |
バーチャルキャストとはVR空間で配信するためのソフトです。
このソフトにVtuberのモデルをインポートすることによって、Vtuberを動かすことができます。
このソフトは配信用として作られたソフトなので、生配信をやりたい人におすすめのソフトです。
「凸機能」といって、ゲストを呼べる機能もあります。
またニコニコ動画のように、コメントを表示させたり、見たりできます。
3tene
価格 | 1080円 |
対応VR | HTC VIVE、HTC Vive PRO、Oculus rift S |
対応OS | Windows・Mac対応 |
このソフトは無料版もありますが、VRと組み合わせて使うには有料版を購入する必要があります。
コチラのソフトはVR以外にもLeapmotionやKinectなどの機材にも対応しています。
Vtuberを動かすことはもちろんですが、録画などの機能も付いているので、そのまま配信も可能です。
バーチャルモーションキャプチャ
価格 | 無料 |
対応VR | HTC VIVE(Oculus rift Sとindexは未検証) |
対応OS | Windows対応 |
こちらのソフトは機能がシンプルで使いやすいです。
最大の特徴は、他のVRゲームと連携して自分のアバターでゲームをすることができます。
BeatSaberなど自分のモデルの映像を移しながら、
VR+Unityで動かす
次に紹介する方法は、Unityを使う方法です。
Unityとはゲームを制作する時に使う環境のことです。
Unityはプログラミング言語で動かすので、プログラミングの知識が必要になります。
自由度が高い
Unityで作ることのメリットは自由度が高いことです。
自分で環境設定が可能なので、モデルの動かし方などを自由に決めることができます。
ソフトを使用すると動きや仕様に制限があるケースが多いと思いますが、Unityだと制限が基本的にありません。
技術力が必要
デメリットは技術力が必要なことですね。
Unityはプログラミング言語なので、技術力がないと環境設定するのが大変です。
僕みたいな文系の人間はやろうとすると、難しいかもしれません。
もしUnityの知識なしで始める場合はそれなりの覚悟で始めましょう。
VR+Unity+専用の機材
次の方法は上記のUnityにプラスして、モーションキャプチャー用の機材を使う方法です。
精度が上がる!
VRを使用する方法は基本的にコントローラーやトラッカーを使用して、モーションキャプチャーをしていきます。
しかしそれだと、精度が低いので指先などの細かい動きはトラッキングできません。
追加で機材を使うことで、動きの精度をあげることができます。
例えば、このような特殊な機材を手にはめることで、指の動きを再現することができます。
この機材とVRを合わせれば、指の動きをVtuberに再現することが可能でしょう。
他にも全身にセンサーが付いた機材などもあり、導入することで全身のトラッキングの精度が上がります。
費用が高い
デメリットは費用の高さですね。
手だけのものでも、約15万円ですね。
モーションキャプチャーは費用が高いので、お金のある人にはおすすめです。
モーションキャプチャーの機材をもっと知りたい人はこちら!
VRで動かそう
さてここまで説明してきましたが、どうでしたか?
VRを使って動かす方法は割とメジャーなので、ネットにも情報がたくさんあります。
ぜひチャレンジしてみましょう!