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ValveIndexを使ってVtuberになる方法!設置方法や使用感も解説
こんにちは。
先日、ValveIndexを購入しました。
さて今回はIndexを使用して、Vtuberになる方法を解説していきたいと思います。
今回はこちらを使って、Vtuberになる方法を解説していきたいと思います。
具体的にセットアップの方法から、使用感、他のVR機材と比べて優れている点などをまとめていきますね。
ValveIndexの特徴
Indexが他のVRと違う特徴は以下の通りになります。
- 5本指のトラッキングが可能
- Viveトラッカーが使用可能
- 広い部屋が必要
5本指のトラッキングが可能
Indexの最大の特徴は5本指のトラッキングが可能な点です。
5本指トラッキングが可能なVRは2020年8月現在では、Indexぐらいなので、もし指の動きを再現したいのであればIndexがおすすめです。
Indexを使用すれば、このようにDJができたりします。
OculusQuestでも可能だが…
指のトラッキングはOculusQuestでも可能です。
ただ、こちらは2020年に実装された機能なので、2020年8月現在対応しているソフトがおそらくありません。
なので、Unityなどで自分で実装する必要があります。
もし、対応ソフトが出てきたら、OculusQuestが結構いいデバイスになりますね!
Viveトラッカーが使用可能
IndexはViveのデバイスと互換性があるので、Viveのトラッカーが使用可能です。
Viveのトラッカーを足・腰・肘などに装着することで、トラッキング精度を上げることができます。
この動画を見ればわかりますが、トラッカーを装着する位置によってトラッキング精度が異なります。
Oculusなどではトラッカーの装着ができないので、Viveトラッカー追加できる点はIndexのメリットですね。
広い部屋が必要
IndexはViveと同じように、ステーションによってトラッキングするので、ある程度広い部屋が必要になります。
また、人とステーションの間に遮蔽物があると、トラッキングが外れてしまうので、VRを使うときはモノを片付ける必要があります。
僕自身は事務所にVR用の部屋を準備しておりますが、ワンルームで物が多い家に住んでいる場合は使用するのは難しいかもしれないですね。
ValveIndexの使用感
次はValveIndexの使用感についてです。
5本指のトラッキングはコントローラーによって感知します。
まず親指が、コントローラーの中央にあるパッドやボタンに感知して動きます。
中央のパッドに触れると指の内側にして握り、ボタンの上に親指を置くと指を外側にして握ります。
人差し指はトリガーを握ると、モデルの人差し指も握ります。
中指・薬指・小指はコントローラーの握る部分を振れると握ります。
このコンローラーは海外のメーカーが理由なのか少し大きいので、小指の検知がかなり下の位置にあります。
手が小さい人などは慣れるまで操作が難しいかもしれませんね。
開くか握るのみ検知
購入してわかったのですが、5本指のトラッキングは開くか握るだけ感知してくれます。
つまり、少し握るや少し開くという動作は出来ません。
親指の握りパターンは2種類
親指に関しては他の指の外側を握るパターンと、他の指の外側で握るパータンと2つあります。
中央のパッドに指を置くと内側握り、ボタン上に親指を置くと外側に握りになります。
ValveIndexのセットアップ
次にIndexのセットアップ方法です。
具体的なセットアップに関してはIndexのホームページに載っているので、割愛します。
今回は設置した時に気になった点をまとめていきます。
難点はステーションの設置
一番の難点はステーションの設置ですね。
ステーションと人の間に遮蔽物があると、トラッキングが外れてしまうので、ステーションの設置位置が重要です。
また、Viveを購入すると、ステーションを設置するパーツがありますが、これを使うと壁に穴をあけて設置する必要があります。
借家などの場合は壁に穴を開けられないと思うので、他の方法で設置する必要があります。
僕の事務所ではこのように天井と床につっかえ棒を立てて、そこに設置する形で置いています。
つっかえ棒にステーションを噛ませる機材も必要になります。僕はこちらを購入しました。
この方法であれば、簡単に位置も変えられるのに加えて、高さも自由に変えられるので、調べた感じだとこの方法がいいかなと思います。
ピン留めを使って設置している人もいますね。
ステーションの設置方法は部屋の間取りで、最適な形が異なるので、それぞれ最適な形を選びましょう。
プレイエリアの確保
もし全身を動かす場合は、プレイエリアの確保が必要になります。
公式ページによると2m×1.5m以上の広さが必要になります。
プレイエリアは長方形である必要があるので、面積が足りていても2m×1.5m以上の長方形のスペースがなければプレイエリアを設定できません。
遮蔽物を含めてプレイエリアを作っても大丈夫ですが、トラッキングが外れてしまう可能性もあるので、できるだけこのスペースを作りましょう。
位置を変えなければスペースはそこまで要らない
位置を変えなければ、2m×1.5m以下のスペースでも使えるらしいです。
プレイエリアを設定するモードと立体または着席モードの2種類あり、後者であればそこまで広いスペースが必要ありません。
足にトラッカーを付けないのであれば、立体または着席モードで行った方がいいかと思います。
Vtuber配信をやるのにおすすめのソフト
Vive対応のソフトは以下の通りです。
- 3tene
- バーチャルモーションキャプチャ
Vtuber配信するのであれば、おそらく現在出ているソフトだと、この2択かなと思います。
3teneに関してはモデル自体は動きますが、指のトラッキングはしてくれませんでした。
バーチャルモーションキャプチャはきちんと指が動く仕様でしたね。
他のソフトに関しては以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
PCの推奨スペックは?
PCパーツ | 最低要件 | 推奨要件 |
OS | Windows 10、SteamOS、Linux | Windows 10、SteamOS、Linux |
プロセッサー | デュアルコア(ハイパースレッディング含む) | クアッドコア以上 |
メモリ | 8GB以上 | 8GB以上 |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 970以上 AMD Radeon RX 480以上 |
NVIDIA GeForce GTX 1070以上 |
USB | DisplayPort 1.2以上 USB2.0以上 |
・DisplayPort 1.2以上 ・USB3.0以上 |
コチラが必要な要件になります。
最低要件はギリギリ動かすことができる要件ですので、基本的に推奨要件以上のスペックを持ったPCが必要になると思います。
VRゲームなどを高画質で楽しみたい人は特にグラフィック(GPU)のスペックが高くないといけません。
PCスペックに関しては以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
ディスプレイポートの挿し口が必要
ValveやIndexはディスプレイポートの挿し口が必要になります。
僕が持っているノートPCには挿し口がなかったので、もしノートPCなどで動かしたい人は変換プラグが必要になります。
指を動かしたい人におすすめ!
Indexは基本的にViveと性能が同じです。
唯一違うのが、指を動かせるという点ですので、指を動かしたい人はIndexを購入しましょう。
逆に言えば、指を動かす必要がないという人はViveの方が安いので、Viveが良いと思います。
他のVRとの比較は以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
https://vtuberkaibougaku.site/2019/02/12/post-3645/