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Vtuberこそゲームプレイを快適に!おすすめキャプチャーボード
こんにちは!
最近イラストを勉強し始めたHyoketsuです。
趣味でゲーム配信したこともあり、自分なりに情報をまとめたので参考になれば幸いです!
ゲームキャプチャーボードはなぜ必要?
パソコンに搭載している映像用の端子は、通常はディスプレイに映像を送る機能しかありません。
そのため、PCでゲームを録画や配信をするためには、PCに映像を送る専用の機械が必要になります。
ちなみにAPEX LEGENDや雀魂、MineCraftなどパソコンで起動す
るゲームを遊ぶ場合は必要ありません。
あつまれどうぶつの森やスプラトゥーンなど、ゲーム機を使用する場合に必要になります。
例えば、以下のハードウェアで遊ぶときはキャプチャーボードが必要になります。
- Switch
- PlayStation4
- XBox
- その他64やPS2などのテレビに接続して遊ぶゲーム機
逆に、キャプチャーボードを用意しても下のように配信ソフトに取り込む事ができない場合もあります。
- Switch Lite
- PS Vita
- Nintendo DS 3DSシリーズ
- その他携帯型ゲーム機本体
- 配信制限のかかったPS4ゲームソフト
キャプチャーボードを選ぶ際は4つの項目で比較!
- パソコンへの接続方式
- エンコード方式
- パススルー機能の有無
- 解像度とフレームレート
この4点でキャプチャーボードをチェックして、損をしないようにしましょう!
キャプチャーボードの接続方法とその比較
キャプチャボードには外付け型とPC内蔵型で、2種類の接続方法が存在します。
外付け型
外付け型は、主にUSBで接続できるため比較的導入が簡単です。
初心者の方にオススメしやすく、専門的な知識がなくともはじめやすいです!
デメリットとしては、PC内蔵型よりも遅延が発生するため、
スイッチなどのゲームをパソコンでキャプチャーして遊ぶ際に画面が少し遅れて動くようになりますが、後述するパススルー機能で回避できます。
内蔵増設型
PC内蔵型は、主にPCI-Expという接続方法を用いるため、ノートパソコンでは使用できません。
パソコンを分解して接続するため始める難易度が高いですが、分解してまでも機能面を高めたい場合オススメです!
メリットとしては、USB接続よりもデータ通信が早いため遅延をほぼ感じないレベルまで減らすことができます。
また、ディスプレイを別途で用意せずとも低遅延で遊べるため、デスク上にディスプレイを複数置けない場合の選択肢としても良いのではないでしょうか?
- 外付け型 ・・・ノートパソコンでもUSBで手軽に接続できるが、遅延が発生する
- 内蔵増設型 ・・・パソコンを分解して接続するため、難易度が高いが、遅延が少ない
エンコードって何?性能に関わってくるの?
キャプチャーボードが映像を受け取った際に、パソコン用の映像データとして変換する必要があります。
- パソコン側で処理を行うもの ・・・ ソフトウェアエンコード
- キャプチャーボード側で処理を行うもの ・・・ ハードウェアエンコード
と呼びます。この違いによってもメリットデメリットが存在します。
ソフトウェアエンコード
ソフトウェアエンコードはパソコンで処理を行うので遅延を少なくすることができますが、パソコンの性能に依存する部分があり低スペックのパソコンでは対応できない場合があります。
PC内蔵型のキャプチャーボードで、ソフトウェアエンコード方式のものを選ぶことで、さらに低遅延にすることができます!
ハードウェアエンコード
ハードウェアエンコードはキャプチャーボード側で処理を行うのでパソコンへの負荷を抑えることができます。
その代わりに遅延が発生してしまいますが、パススルー端子を用いて別ディスプレイでモニタリングすることで遅延の問題は回避できます!
- ソフトウェアエンコード ・・・ ▲パソコンに負荷がかかるが、◯遅延が少ない
- ハードウェアエンコード ・・・ ◯パソコンの負荷は抑えられるが、▲遅延が多い
無いと不便なパススルー機能って?
いくら低遅延にしても、キャプチャーボードを介した映像には遅延が発生します。
「通常通りの映像を遅延なしでテレビで表示したい!」というときはパススルー機能があるキャプチャボードを選びましょう!
パススルー機能はキャプチャーボードに入った映像をテレビなどのモニターへ再出力できる機能です。
「HDMI IN」「HDMI OUT」が記載されているものはパススルー機能があると考えても間違いないでしょう!
解像度とフレームレートは要チェック!
解像度とフレームレートにより、録画できる映像のクオリティが変わります!
基本的には高画質なほど良いので、コストは惜しまず選びましょう!
解像度とは?
いま現在一番用いられている解像度はフルHDです。
SwitchなどHD画質のものも存在しますが、PS4や今後のマシン性能を考えると、1980×1280のフルHD以上の画質をキャプチャーできるものは必須になるでしょう!
フレームレートとは?
フレームレートとは、1秒あたりに映像をどれだけ細かく描写できるか の数値になっています。
イメージとしては「どれだけ高速で紙芝居をするか」の数値になります。
紙芝居とはいえ、実際はパソコンにめくってもらっているので安心してくださいね!
単位は「fps」が用いられており、30fpsや60fps、144fpsなどが主流となっています。
基本的には数値が高いほど滑らかな描写で録画できるので60fps以上の物を選びましょう!
スプラトゥーン2なども現在では60fpsでの描写になっています。
そのため、30fpsでキャプチャーした場合、実際にプレイしている画面と、視聴している人の画面では相当な違いになってしまいます。
- 解像度は1080p、フルHDの物を選びましょう!
- フレームレートは60fps以上の物を選びましょう!
接続方法別、オススメキャプチャーボード
オススメのキャプチャーボードを接続方法の2種類を分けて紹介をします!
- 外付け型キャプチャーボード
- 内蔵増設型キャプチャーボード
外付け型キャプチャーボード
主にノートパソコンなど、USBで接続可能なキャプチャーボードです!
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
ゲーム用キャプチャーボードといえばAverMediaが有名です!
対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
接続方式 | USB3.1 |
USB3.1規格のため他の廉価製品よりもデータ通信が早く、低遅延が実現できます。
とはいえ遅延ゼロを実現するにはパススルー機能を使用する必要がありますが、こちらは4K画質を再出力できるので別モニターを用意してPS4 proの高クオリティの映像もロスなく表示できます。
パソコン周辺機器メーカーとしては有名なI-O DATE製のキャプチャーボードです!
対応解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
接続方式 | USB3.1 |
I-O DATEは家電量販店で見かけるメーカーの為、安心して紹介できる1つです。
4K画質でのモニタリングはできないですが、少しでも値段を抑えたい場合はおすすめの選択肢です!
AverMedia LIVE GAME ULTRA GC553
最初に紹介したキャプチャーボードの上位製品という立ち位置になります!
対応解像度 | 1080p | 2160p(4K) |
フレームレート | 120fps | 30fps |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード | ソフトウェアエンコード |
接続方式 | USB3.1 | USB3.1 |
こちらは4K画質の映像を録画することができます。
また、フルHD画質の場合は120fpsでキャプチャー可能な為、より滑らかで高画質な映像を録画したい場合は一番の選択肢でしょう!
PC内蔵型キャプチャーボード
主にデスクトップパソコンなど、分解が必要なキャプチャーボードです。
AverMedia LIVE GAMER HD 2 C988
PC内蔵型で一番オススメなのはこちらです!
解像度 | 1080p |
フレームレート | 60fps |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
接続方式 | PCI-Expスロット |
PCI-Exp接続のため、USB接続よりも低遅延が実現できます!
基本的機能はAverMediaのLive Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSと同等ですが、
遅延はなんと0.06秒です!
AVerMedia Live Gamer 4K GC573
PC内蔵型で4K画質の物だとこちらがオススメです!
対応解像度 | 2160p(4K) |
フレームレート | 60fps |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
接続方式 | PCI-Expスロット |
ゲーミングデスクトップパソコンを持っていて、パソコンの知識がある人はオススメです!
まとめ
キャプチャーボードはトラブルが多い機材です。
特に廉価メーカーのものは低コストな反面、「画質が安定しない」「突然キャプチャーせず暗転する」「パソコンとの相性が悪い」「音声と映像にズレが発生する」
何かしらのトラブルが発生する危険性が高くあります。
AverMediaやI-O DATE など、知名度のあるメーカーやユーザーの多い安定したメーカーの製品を選びましょう!