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【Blender2.9】手のトポロジーをまとめてみた
こんにちは!Hyoketsuです。
今回は手のトポロジーについてまとめてみました!
Blenderでモデリングをする際に立体的な構造を考えながら作るというのはやはり難しいです。
今回はモデルを作るのに時間をかけてしまったので、次に挑戦する人がスムーズ作れるように参考にした画像やトポロジーのモデルを紹介したいと思います。
手の作成例
ちなみに完成した手はこのような形になりました。
手の甲側
手のひら側
▼こちらにアップロードしていますので、見てみたい方はBlender2.9を利用してください。
女性モデル向けのトポロジー
女性モデルや中性的、細長い手のモデルとして参考になったモデルを紹介します。
①関節ありのハイポリモデル
出典:3d-hand-hand-reference-for-3d-topology-google-search(リンク切れ/ピンタレストで閲覧可)
指の関節や手の甲など全体的に必要な部分の頂点は密集してふくらみなど表したいところは少し間隔を広げるなど手のトポロジーの流れがわかりやすくなっています。
特に、関節の分割方法や、指の根元から手首に向けてのトポロジーは、そこに骨があるかのような形状を再現することができます。
②シンプルなハイポリモデル
こちらのモデルは有償で販売されているモデルです。購入して確認するとより参考になりますし、サイト上で複数の角度からトポロジーを確認することができます。
指の関節に頂点は密集していないですが、きれいな凹凸になっています。画像のみでも爪の流れもわかりやすく複数の面がぶつかり合う点も少なく修正の時間を抑えられるモデルになっています。
③シンプルなローポリモデル
爪などは再現されていないですがシンプルな構造になっています。指の根元の水色やピンク色の凹凸のトポロジーがわかりやすく手の流れを作る際のさんこうになりました。
また、指の関節も内側と外側で辺の数が違うため機能的にも考えられています。
男性モデル向けのトポロジー
男性モデルや筋肉質な力強い手のモデルとして参考になったモデルを紹介します。
①関節のあるハイポリモデル
こちらのモデルは有償で販売されているモデルです。先ほど同様に購入して確認するとより参考になりますし、サイト上で複数の角度からトポロジーを確認することができます。
立体感がわかりやすい画像は一つしかないですが、正面図・背面図の両方でトポロジーがわかりやすく、関節の作り方がイメージしやすくなります。
②シンプルなハイポリモデル
出典:SI-COMMUNITY.COM WiP: Human Body Experiment [possible nudity in the future]
こちらのモデルは実在する男性の手を元にモデリングしているため、より男性的な形状をしています。
サイト元では工程を画像で載せているため参考にしやすいです。
女性向けのモデルと比べて指が太く、凹凸も特徴的です。手首周辺の肉付きなど膨らんだパーツなど参考になるモデルです。
③シンプルなローポリモデル
爪などは再現されていないモデルです。手の甲など手首から延長して作る場合などに理解しやすく、全体的に一見複雑に見えてシンプルな構造になっています。
こちらも実際の手を参考にして作っています。角度によっては荒々しく見えますが、Blenderのサブディヴィジョンサーフェスなどを用いると綺麗な造形になります。
実際に私が作ったモデルの様に関節部分を細かくしすぎると変な立体感が生まれてしまう為、後程細かくする場合はローポリでまとまるようにした方が良いでしょう。
まとめ
モデリングの鬼門の一つで、個人的には顔の次に難しいパーツだと考えています。一番目の止まる顔や髪とは違い、そこまで目につかないパーツではありますが、一番細かい技術が集結しているパーツではないでしょうか?
トポロジーを意識したつながりというものがイメージできないと難しいことがあります。
以下の記事を参考にしてみてください。
▼【トポロジーを理解しよう】はコチラ!
トポロジーを理解したら、実際にモデルを作ってみましょう。
▼【全身モデルを作成】はコチラ!