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左手デバイスで作業効率アップ!クリエイターなら持ってて損なし!
こんにちは!
今回はPC作業のお供にオススメの3Dデバイスを紹介します。
左手デバイスは、物によっては直感的に使いにくかったり設定が必要なものが多いですが、
作業効率を上げたいイラストレーターや3Dモデラー、DTMをする人などパソコン作業をしている人には特におすすめなのでお役に立てれば幸いです。
左手デバイスとは?
右手にマウスを持つユーザー向けのデバイスで
- 小型ショートカットキータイプ
- リモコンタイプ
- キーパッドタイプ
- テンキーを流用できるもの
など用途や機能ごとにオススメが分かれています。
小型キータイプ:イラストレーター向き
液タブなどを作ってるWACOMやXP-Penから出ているものが有名です。
ブラシサイズの変更や拡大縮小などができるジョグやキーが配置されているもので、基本的な操作を小さいコントローラーでできます。
イラストソフトでは「Ctrl + R」や「Shift + D」など複数のボタンを押そうとするたびに視点を下に落としたり、ペンを特定の位置に運んだりと作業を中断する工程を省略することで快適に作業をすることができます。
ただキーボードの変わりには出来なかったり、3Dソフトでは使えない等、用途が限られています。
- メリット小さいコントローラーに機能が集約されていて、スムーズに操作ができる
- デメリット他用途への活用が出来ず限られる 耐久力に劣るレビューを見かける
実際にXP-Pen製のAC19を使用していましたが、ボタンが弱い反面値段が安いので消耗品だと前提しておくと良い製品です。
リモコンタイプ:イラストレーター向き
イラストソフトで有名なClipStudio専用のものや、任天堂スイッチのJoy-Conを使うなど、左手に持ち続けることができる機種です。
小型キータイプでは持ちにくいけれど、キーボードでは不便だという
丁度間のポジションにあるコントローラーです。
メリットは小型キータイプと同様ですが、持ちやすいといったメリットがあり、特にClipStudioのTABMATEはレイヤー構造で多数の機能を組み込むことができるので非常に便利です。
- メリット置き場が必要な小型キーとは違い、持ち続けることで更に操作性が上がる
- デメリットTABMATEはClipstudio専用のため制限があり、Joy-ConはWindowsの方でキーマッピングを変える必要があるため難易度が高い
キーパッドタイプ:全般対応可能
主にゲーム向けに開発されていますが、多数のキー配置で他コントローラーを凌駕するほどのデバイスです。
特にRazerのTartarusは全てのキーに好きな配置をすることができ、かつ3レイヤー構造にできるのでこれ一つで60以上のキーを設定できます。
またソフトウェアごとに設定できるので、
Blender用とClipstudio用をわけることができるのでそれぞれに60以上ものキーマップを設定できます。
自動で切り替わるのも便利ですね。
その反面、どこに何のキーを割り当てたのかを覚えておく必要があり、それが一番ネックとなります。
液タブで絵をかいたりBlenderを触る場合に、
マウスホイールが左手でとっさに使えるようになるのが個人的には一番大きなメリットに感じました。
テンキーを流用
プログラムを組むことが可能なテンキーをキーパッドの様に使うことができます。
安い値段で用意できるのもあり汎用性が高い反面、ジョグや回転系の機能は無いので吐出して目立つ機能はありません。
左手デバイスを使ってみての感想
今までXP-PenのAC19やTABMATE、Joy-conやTartarusなどの左手デバイスを使ってきましたが、
それぞれメリットデメリットを感じて比較することが出来ました。
AC19
AC19は専用のUSBレシーバーを使って動作するため、PCで作業する場合は他に用意する必要もなく便利な反面、
ディスプレイアームで液タブを動かして絵を描く私のような場合には置き場に困りました。
Joy-con
SwitchのJoy-conをBluetoothで接続してリモコンとして使うことができるツイートを見かけて実際に使ってみたところ、
左手デバイスとして活用できるので手持ちデバイスとしてしばらく使っていました。すでにスイッチを持っていたので0円で始めることはできたのはメリットですね。
アナログスティックの不具合で使わなくなりました。
Tabmate
もう少し手の痒い所に届くデバイスが欲しくてTABMATEを試してみたところ、Clipstudio専用だとしても革命的な作業効率になりました。
左右反転や回転、ペンの切り替えなどが一瞬ででき、置き場に困ることがないのはとてもメリットでした。
パソコンを変えたところ、Bluetooth側の不具合で接続が不安定になり現在は使っていません。
Tartarus
最終的に落ち着いたのはRazerのTartarusでした。
まずBlenderを触る際に
・座標選択をする「XYZ」のキー配置が離れている
・アイランド選択の「L」やUV展開時の「P」などが遠い
といった点で操作するたびにキーボードを見るため、ここを効率化することが出来ました。
Clipstudioにおいても、ペンを持った状態で拡大縮小をするときはショートカットキーでもできますが、マウスホイールがどうしても使いたく、左手デバイスでその動作ができるようになり効率が上がりました。
ソフトごとに違う「Redo」「Undo」もキーマップで統一することができ、ソフトによって変わるショートカットも設定次第で統一できるのも多大なメリットでした。
左手デバイスを導入してよりクリエイティブな部分に時間を費やしていきましょう!