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【2023年】Blenderで使えるAIアドオンまとめ!
こんにちは。
昨今、話題のAIツール。今回はBlenderで使用可能なAIアドオンをまとめていきます。
AI搭載のBlenderアドオンもいくつかリリースされているので、今のうちからぜひチェックしておきましょう。
Blenderで使えるAIアドオン
今回紹介するAIアドオンは以下の通りです。
- AI render
- BlenderGPT
- Dream Texture
- DMT Mesh
- I-Mesh
- DT2DB Bridge
- Stability for Blender
AI render
こちらはBlender上で簡易的なシーンを作成して、高品質なイラストに変換できるソフトです。
こちらは「Stable Diffusion」を使用しているため、Stable Diffusionのクレジットが必要になります。
新規登録するとクレジットが2ドルもらえるので、最初は無料でレンダリング可能です。
CGのワークフローに組み込むのは難しそうですが、静止画をこれで作るのは結構面白いかもしれませんね。
BlenderMarketやGumroadで無料ダウンロード可能なので、気になる人は以下のリンクから購入しましょう。
BlenderGPT
こちらはBlender上でChatGPTを使用できるアドオンです。
web版のChatGPTとの違いは命令を書きこむと直接Blender内で自動操作してくれる点です。
Blender上でプロンプトを記入すると、メッシュ生成やメッシュ変形などを行うことが可能ですが触ってみた感じ、まだ自由度はそこまで高くありません。
複雑なプロンプトはきちんと操作が行われません。また、文章次第では思い通りの結果にはならないので、練習が必要です。
回転などの単純な操作には使用できそうですが、まだまだ実際のワークフローに組み込むには難しいかもしれませんね。
ただ、使い方によっては使える場面もありそうですので、みなさんも色々試してみましょう!使い方などは以下の記事を参考にしてみてください。
このアドオンはOpenAIのトークンがないとエラーが出るっぽいです。OpenAIのユーザーページから残りのトークンを確認しましょう。
OpenAI Bridge
他にもOpenAIとの連携が行えるアドオンがいくつかあります。
「OpenAI Bridge」もそのアドオンの一つにで、画像生成やテキストによるプロンプト操作などが可能です。
こちらのアドオンは音声自動生成の「Wisper」も搭載しており、音声による入力も可能です。
Dream Texture
「Dream texture」はテクスチャを自動生成してくれるアドオン。モデルを作って、ボタンを押すだけでテクスチャが貼りつけられます。
画像生成AIサービスのようにワードで指定することで、貼られるテクスチャの画風指定なども可能です。
少し複雑なモデルになるとまだまだ実用性はなさそうですが、壁などのテクスチャであれば使えそうです。
DMT Mesh
プロンプトから3Dモデルを生成できるアドオン。
画像生成の3D版で、プロンプトで指定してオブジェクトを作ることができます。
また、画像をインポートして画像を指定してモデル生成も可能です。
動画を見る感じだと、精度はまだまだなので実用性はなさそうですが、ぜひ試してみてください。
使い方やインストール方法は以下のページにまとめられております。
I-Mesh
深度情報を取得してシーンを自動生成してくれるアドオン。
生成したい画像を選択するとメッシュが生成され、テクスチャが貼られた形でオブジェクトが作れます。
画像から奥行きも考えて生成してくれるので、簡易的な背景制作として使えるかもしれません。
パラメータからシーンの形状調整なども可能です。
BlenderMarketやGumroadから購入可能なので、気になる人は以下のリンクからチェックしましょう。
DT2DB Bridge
「Dt2db Bridge」は、「Dream Texture」と「DeepBump」を利用してPBRテクスチャを生成するアドオンです。
▼「Dream Texture」
▼「DeepBump」
テクスチャの生成と法線&高さの生成機能の架け橋となることで、Blenderで簡単にそれらの機能が使用可能になります。
Stability for Blender
こちらはBlenderでStable Diffusionを使用できるアドオンになります。
プロンプトを書きこむことによるテクスチャの生成やレンダー画像を使用したアニメーション生成などを行うことができます。
こちらもまだまだ発展途上感がありますが、画像のアップスケールなど機能が色々あるので試してみると面白そうですね!
インストール方法・使い方は以下のページにまとまっております。
まとめ
以上がAIが搭載されたBlenderアドオンになります。
実際いくつか使用してみましたが、正直実用性はまだまだといった印象です。
ただ、Midjourneyなどの画像生成サービスは日々アップデートを重ねてかなり制度が上がってきているので、3D生成サービスにも期待したいですね。
今後もAI関連のBlenderアドオンがリリースされたら、まとめていくのでお楽しみに!
Blenderのアドオン以外にもCG制作で使えるAIツールも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。