VRChatによく出てくるインスタンスって何?

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とあるワールドでフレンドと待ち合わせをしていたのに何故か会えなかった、という経験のある方がいるかもしれません。

訪れたワールドは合っているのに探し人が見つからなかったのは、そのフレンドが違うインスタンスにログインしていた可能性が高いです。

VRChatにはインスタンスという概念があり、大勢の人が集まるワールドではアクセスの集中を避けるために同じワールドをいくつか仮想的にコピーしてアクセスの集中を分散します。

このインスタンスはVRChatを利用するに際して基礎知識になるので、今回はこのインスタンスについて詳しく解説します。

目次

VRChatの基礎知識!インスタンスについて知ろう

インスタンスとはオンラインゲームに昔から出てくる概念で、一般的には複数のプレイヤーがログインする際にゲーム世界の一部分をコピーすることを指します。

大規模なオンラインゲームになると世界中から大人数のプレイヤーがログインするため、インスタンスを導入することで混雑や処理負荷を軽減します。

VRChatのインスタンスとは?

VRChatでのインスタンスの定義も上記のそれとほぼ同じで、そのワールドのオリジナルの設計図を元にして同じワールドを幾つも派生的に生成したものです。

これによって、そのワールドへのアクセスが集中しても、プレイヤーが異なるインスタンスにログインするため、一つのワールドが混雑したり処理負荷が発生しにくくなります。

では、実際のインスタンスの使い方を説明する前に、まずはインスタンスへのアクセス方法と必要な基礎知識を解説します。

インスタンスは5種類

実はインスタンスも設定によって幾つかの種類に分かれており、下記の5種類に分けられます。

  • Public:誰でもログインできる。
  • Friends+:インスタンス内にいる人のフレンドなら誰でもログインできる。
  • Friends:インスタンスを立てた人のフレンドなら誰でもログインできる。
  • Invite+:ログインリクエストをインスタンス内にいる人が承認すればログインできる。
  • Invite:ログインリクエストをインスタンスを立てた人が承認すればログインできる。

イベント等の大人数が集まる場所になると、インスタンスの属性によってはインスタンスオーナーと連絡を取る必要もあるので留意しておきましょう。

インスタンスのリージョンについて

また、インスタンスにはリージョン(地域)があり、自分が住んでいる場所に近いリージョンに設定することで、アバターやワールドの読み込みにかかる時間が短縮されます。

VRアプリは大容量のデータをやり取りするので、海外サーバーのワールドだとたまにログイン前の読み込みに時間がかかり過ぎることもあります。

リージョンはUSW(米国西海岸)、USE(米国東海岸)、EU(欧州)、JP(日本)から選択できるので、日本在住であればJPを選びましょう。

インスタンスオーナーは何ができる?

インスタンスを立てる方法は下記で説明しますが、インスタンスオーナーになると様々な権限が付与されます。

具体的には、参加者の入場を管理したり、迷惑行為を行った参加者をBANするなどが可能になります。

引用 https://panora.tokyo/archives/28404

また、ワールド内にインスタンスへの入り口を立てる際のDrop Portalも、同様にインスタンスオーナーのみが設定可能になります。

インスタンスには人数制限がある

ちなみに、インスタンスのプロフィールに「7/24」などの数字が表示されていますが、これは24人ログイン可能なワールドに7人がログイン中であることを示します。

インスタンスに入れる人数はワールドのPlayer Capacityによって異なりますが、原則的にVRChatのワールドで一度にログインできる人数は40人までと決まっています。

もし40人を超えると処理負荷がかかり過ぎて遅延やカク付きなどの不具合の原因になりますし、また現行のVRデバイスの性能を考えても40人ぐらいが丁度良いでしょう。

インスタンスの使い方について解説

ここまで、おもにVRChatのインスタンスの特徴についてざっくり説明してきましたが、以下では実際にインスタンスを使う際の必要な知識について解説していきます。

これらは自分でイベントを開催する際だけでなく、フレンドがいるインスタンスへ即座へテレポートしたり等普段からよく使います。

インスタンスの立て方

まず、一番基本となるインスタンスの立て方ですが、これは各ワールドのプロフィールの一番下にあるNew Instanceを押すと作成できます。

インスタンスを立てることは誰でも出来ますが、基本的に誰でも入場可能なPublicインスタンスを立てるのはワールドオーナーのみになります。

オーナー以外のプレイヤーがインスタンスを立てた際、それはFriends+として入場制限がかかるので留意しておきましょう。

フレンドがいるインスタンスへ行くには?

ちなみに、冒頭で出てきたような、既に別のフレンドがどこかのワールドにログインしていて、自分がその後からそのフレンドに会いに行く場合もあります。

その場合、そのフレンドがどのインスタンスにいるかを連絡を取り合いながら教え合うのは手間がかかりますし、VRChatではこうした事は頻繁に起きます。

こうした際、Joinを使うと相手がいるワールドへ直接テレポートできるので、相手のプロフィール画面にJoinと表示されていたらそれを押すだけで相手のいるワールドへ直行できます。

フレンドを自分がいるワールドへ呼びたい

これとは逆に、自分が既にどこかのワールドにいて、後からログインしてきたフレンドを自分がいる場所に招待したい場合もあります。

こういう時はJoinの横にあるSend Inviteを押すと自分からの招待通知がフレンドに届き、相手がそれを承諾すれば、相手のフレンドを自分の現在場所にまであっという間に運んでくれます。

VRChatでフレンドが増えてくるとお馴染みのワールドで合流、という事もザラにありますので、そういう際にJoinとInviteの使い方を覚えておくととても便利です。

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リンクの取得

また、ファン限定のイベントなど開催場所をSNSなどで大っぴらに告知できない時は、個々の参加者に開催場所を伝える必要が発生するケースもあります。

こういう時はインスタンスのリンクを取得する必要がありますが、その際はリンクを発行したいワールドのプロフィールをウェブサイトで開きます。

すると、ワールドのプロフィールページにPublic Linkとあるので、ここを押すとシェア可能なリンクが発行されます。

このリンクを押すとそのままワールドへ移動する為のページへアクセスするので、公式のイベント時などはこうした方が整然として見えますね。

リンク先のインスタンスに誰でもログインできる訳ではない

上記でも述べましたが、インスタンスには5種類があり設定によってログインできる人が制約されます。

例えばFriend+のワールドであればインスタンス内の誰かしらとフレンドである必要があり、Invite+ではプレイヤーの属性を問わずInviteが必要があります。

ちなみに、インスタンスは誰でも入場自由にする設定があり、これはUnlocked Linkを取得する事で適用できます。

インスタンスのプロフィール画面でGet Unlocked Linkを押すと入場フリーのリンクが取得できます。

Unlocked Linkを取得できるのはインスタンスオーナーのみなのでこちらも留意しましょう。

また、現在ではSecure Instancesというシステムが導入されており、これによってインスタンスリンクを知っているプレイヤーでもルールに従わないとJoin不可になっています。

イベント等ではインスタンスの属性に気をつけよう

この他、インスタンスの属性によって参加者の動作にもいくつか制約が設けられるので、以下で見ていきます。

まず、FriendまたはFriend+のインスタンスでは、インスタンスオーナーとフレンドでない参加者はポータルが非表示になります。

これはポータルを通して外部のプレイヤーがワールドに入ってきてしまうことを避けるための方策ですが、Unlockすれば誰にも可視化されます。

このため、FirendやFriend+系のワールドでのイベントを開催する際には、イベントの性質にもよりますが一連のUnlock動作は済ませておいた方が良いかもしれませんね。

インスタンスに関してよくある不具合

VRChatの操作の中でもインスタンスに関するそれは知識が多いので、不具合が起きた際にどうやって対処していいか分からない方も多いと思います。

以下では、インスタンスに関する操作でよくある不具合と、それに対する解決策をご紹介します。

インスタンスに入れない

よく起きるのがFriends系のインスタンスに入場できないという不具合ですが、これはJoinを送るフレンドの方に何らかの不具合が起きている可能性があります。

Friends系のインスタンスは内部のプレイヤーとの接点がないとログインできないため、そのプレイヤーが接続か何かの不具合でJoinがグレー表示されているのかもしれません。

別のフレンドがそのインスタンスにいないか確かめる

こういう時は、デスクトップモードからVRChatを開いてフレンドを参照してみて、別のフレンドがそのインスタンスにいないかどうか確かめてみましょう。

フレンドの居場所は、Launch Padを開いてSocialを押すとFriend Locationsという項目が表示されるので、そこでそのインスタンスにいるフレンドがいないか確かめます。

もし誰か他のプレイヤーがそのインスタンスにいれば、Joinを押してそのプレイヤーがそれを承認すればそのインスタンスへ入場できます。

VRChatを再起動する

もしくは、PCに何らかの不具合が起きて、そのせいで表示にエラーが起きている可能性も考えられます。

なので、最も単純な手段ですが、一度VRChatをログアウトして再度起動してみて、表示が回復したかどうか確かめてみましょう。

もしVRChatを再起動しただけでは不具合が回復しないのであれば、PCを再起動して再び様子を見てみましょう。

インスタンスが見つからない

もしくは、インスタンスの名前やURLが合っているのに見つからない、アクセスできないという不具合を経験された方もいるかもしれません。

これはメンバー限定のイベントなどでよく起きる不具合ですが、これはインスタンスの公開範囲の設定ミスや、インスタンスのURLが何らかの理由で間違っている、などの理由が考えられます。

公開範囲がFriends+になっている

一番よくありがちな原因が、Publicのイベント等でオーナーがインスタンスを立てる際に公開範囲を間違えてFriends、Friends+に設定してしまった可能性があります。

公開設定をFriendsにすると、インスタンス内部にフレンドのいないプレイヤーはログインできなくなるので、そういう時はイベント主催者にSNSで問い合わせるなどをしてみましょう。

インスタンスオーナーに再度URLを発行してもらう

もしくは、インスタンスのURLがリンク切れしている場合もありますが、これは何らかの原因で間違ったリンクが共有されているのかもしれません。

インスタンスのリンクはオーナーでないと発行できないので、ワールドのプロフィールからオーナーを辿って直接連絡を取ってみて、再度リンクを発行してもらうように問い合わせてみましょう。

まとめ

VRChatのインスタンスは、特定のワールドへのアクセス集中による不具合を避けるために導入された、ワールドの派生コピーを生成する仕組みです。

単にワールドをそのままコピーするだけでなく、設定によって参加者枠を設けたり各種ルールを適用できるので、VRChatでのイベント等では特に重要な機能です。

最後に、本記事のまとめです。

  • VRChatにはインスタンスがある。
  • インスタンスによってアクセスの集中を避けている。
  • インスタンスには様々な属性がある。
  • イベント等ではインスタンスをよく使うので基礎知識を理解しよう。

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この記事を書いた人

主にAIやVR、メタバースなどのテクノロジー関連の翻訳・執筆をしています。

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