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【CGbox調査部-第1回報告書】4択アンケート!リギングどうやる?
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CGboxで新連載「CGbox調査部」を始めます!
この連載ではtwitter(X)にてアンケートを実施し、そのアンケート結果をまとめていく連載となります。
こちらの連載は毎週金曜日投稿予定です!
第一回の調査テーマはリギング!
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twitterでリギングの方法についてアンケートを実施。さて皆さんはどのようにリギングを行っているのでしょうか?
調査結果:手動でリギングしている人が多い
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今回の投票数は222人でした!投票していただいた方々、ありがとうございました!
調査結果は半分以上の人が「手動でリギング」しているということが判明しました!
ただやはり、リギング系アドオンの中で最も有名な「AutoRigPro」はさすがの投票率ですね。
デフォルトの無料アドオン「Rigify」はそこまで使用率は高くないですが、古くからある無料アドオンということで、コメントで「昔から使ってます!」という方が結構いました。
CGbox編集部内ではリギングはめんどくさい作業が多いため、何かしらのアドオンを使用している人が多いかなと思っておりましたが、意外な結果でしたね。
アンケート結果は以上です!
次回のアンケートも近々行うので、CGboxのtwitter(@vtuberkaibou)をチェックしてアンケートに回答していただけると嬉しいです!
今回のアンケートで投票されたアドオンについて以下簡単にまとめていくので、気になる人はぜひ触ってみてください。
AutoRigProとは?
Auto Rig Proとは、Blenderでは「Rigify」と並んで最もメジャーな、高機能なリグ生成アドオンです。
コチラの図のように、人体モデル上の関節位置をクリックすると、モデル形状を元に自動でボーンが生成され、自動でペアレント設定ができます。
出典:Blender Market – Auto Rig Pro
もちろん、人型以外のリグや、顔の表情を表現するためのリグも作れます。
Blender Market – Auto Rig Pro
また、別のモデルに設定したモーションデータをリグに適用する「Remap」や、「Unity」「Unreal Engine」などのゲームエンジン用にFBXファイルをエクスポートすることもできます。
多くの方に愛されるアドオンで、7年前にリリースされてから3万人近くに購入されており、多くの方が高評価をレビューされています。
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詳しい使用方法や解説については以下の記事にまとめているので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2022/06/Blender-2のコピー-8-300x169.jpg)
Rigifyとは?
〔Rigify〕とは、アーマチュアとリグコントローラーを自動で作成できるアドオンです。
モデルに従ってボーンを配置する作業のみで、リギング作業がかなり楽になります。
またリグコントローラーは、複雑なIKとFKが設定されたモデルを動かすためのコントローラーになります。
以下のような細かい部分(胸部や指、顔のパーツなど)までボーンが組み立ったものが追加できます。
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この人型のアーマチュア以外にも鳥と猫、馬、サメ、オオカミが用意されています。
ここからリグコントローラーを生成して、ウエイトを付けて調整することで、非常に高度なポーズを簡単に実現できるようになります。
詳しい解説は以下の記事を参考にしてみてください。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/08e4b12287f968a8f2dbd26ddc1410b5-300x169.png)
その他にリギングを効率化する方法
以下では上記で紹介していないリギングの便利なアドオンと外部ツールを紹介していきます。
Armature Tools – 髪の毛の自動リギング!
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/07/fgfge576w-hrwe.gif)
Armature Toolsは髪の毛のリギングを自動的に行えるアドオンです。
ボーンが自動的に追加されパラメータで、ボーンの数の変更を行うことが可能です。またウェイト転送なども効率的に行うことが可能です。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/07/fgfge576w-hrwe-300x159.gif)
Voxel Heat Diffuse Skinning – ウェイトを自動で簡単追加!
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/05/2-7.gif)
自動でウェイトペイントを行ってくれるアドオンです。
選択部分を除外してウェイト付けする機能があるようなので、手先などは自分で塗ってといったことをするとより正確に動いてくれるようです。
また「Auto Rig Pro」と組み合わせることも可能です。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/05/6-1-300x161.gif)
リギングツール「Mixamo」
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/3-8-1.jpg)
MixamoとはAbobe社が提供するリグ・アニメーションソフトで、色んなテンプレートからアニメーションをダウンロードできます。
Mixamoの特徴をまとめると以下のようになります。
- 無料ソフト・商用利用可
- モデル・アニメーションのアセットが数十種類ある
- 自作モデルに自動リギング・自動ウェイトができる
この3つが最大の特徴ですね。
特に無料で自作モデルに自動でリギング・自動ウェイトができるのが、メリットとして大きいです。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/3-8-1-300x169.jpg)