【ガジェット紹介】SOVOL SV06 – お手軽・簡単な低価格エントリーモデル!

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こちらの記事はプロモーションを含みます。

こんにちは。

今回はガジェットレビュー記事です!

入門機としてお手頃な3Dプリンター「SV06」を提供していただいたので、CGbox編集部がレビューしていきます。

▼【SV06:公式製品ページ】はこちら!

▼【SV06:製品販売ページ】はこちら!

目次

SOVOL SV06の基本情報

「SV06」はSOVOLの販売する3Dプリンターになります。

SOVOL SV06のあれこれ
商品名SV06
公式価格$229.00
プリントサイズ220mmx220mmx250mm
ビルドプレートサイズ235mmx235mm
材料直径1.75 mm
マシン重量9kg
マシンサイズ496.94mmx387.90mmx610.91mm
印刷方法TFカード、USB接続
動作環境Windows、Mac、Linux

開封

こちらが全てのパーツや道具になります。

大まかには4つのパーツを組み上げていくと完成します。

思っていたよりもパーツ数が少なかったので、初めてでも簡単に作れました。

またコード類も別々になっていなかったので、それぞれのパーツに接続するだけで済みました。

一ヶ所だけネジを締めるのに手こずりましたが、レベリングの時間も合わせて”1時間”もかからない程度でした。

外観レビュー

組み立てあがった本体がこちらになります。

黒を基調として、青パーツが散りばめられています。

上のアームにはフィラメントを付けることができます。

右側には操作パネルが付いています。

サイズは奥行きと高さが割と大きいです。

スペースが必要なのでそこは注意が必要ですね。

特徴紹介

「SV06」の特徴についてまとめていきます。

  • さまざまな素材でプリント可能
  • プリント再開
  • オートレベリング
  • デュアルZ軸
  • 安心の1年間保証

さまざまな素材でプリント可能

オールメタルホットエンドセットアップによって、“300°”の高温でプリントが可能です。

これによって、さまざまな素材を使用してより効果的かつ簡単にプリントできます!

対応素材は以下の”9つ”になります。

  • TPU
  • PLA
  • PETG
  • Nylon
  • ASA
  • Wood
  • PC
  • Carbon Fiber
  • ABS

注意点としては”260°”以上のプリントには、別売りのエンクロージャーが必要になります。

プリント再開

停電後の復帰機能フィラメント切れ検出機能が付いています。

予期せぬ停止が起こっても、再起動後に最後に記録された位置からプリントが再開されます。

プリントは短い時間ではないので、安心してプリントできる機能ですね。

オートレベリング

初心者でも簡単にセットアップできるオートレベリングが搭載されています。

レベリングは手動で調整するのは大変な作業のようです。

ですが25点自動レベリングで加熱されたホットベッド(ベースプレート)の凹凸を自動補正するので、簡単に正確なプリントができます。

両面PEIビルドプレート

プリントされるベースプレートには「PEIビルドプレート」が使用されています。

耐摩耗性があり、壊れにくく弾性に富む磁器ばね鋼で作られています。

プレートは磁力でくっついているだけなので、簡単に取り外すことができます。

また工具なしで、プレートを曲げるだけで簡単にプリント物を取り外すことができます。

デュアルZ軸

デュアルZ軸のオートアライメント機能が搭載されています。

X軸を水平にしたい時に「Auto Z-aligh」をワンクリックで、プリンターのX軸水平処理を自動的に実行できます。

またデュアルZ軸スクリューとステッパーモーターで、ノズルの垂直方向の移動の精度と精密度を向上しています。

また指定されたZ軸の精度が”0.001mm”です。

安心の1年間保証

1年間の保証が付いているので、万が一問題が起こっても安心です。

初めての購入でも安心ですね。

またアフターサービスにも対応しているので、気軽に問い合わせることが可能です。

以下のメールアドレスにお問い合わせください。

amazonjp@sovol3d.com

実際にプリントしてみた!

実際にプリントしていきたいと思います。

さまざまな方法を活用してプリントしてみたので、参考になれば幸いです。

レベリングが簡単

まずはプリントしていくために本体のレベリングが必要です。

「SV06」はレベリングは手順通り機能を選択するだけで、ほとんど自動で実行してくれます。

手動でやったのはノズルとホットベッド間の調整くらいで、”20分”くらいで終わったと思います。

3Dプリンターは本体の水平に厳しいイメージだったのですが、特にエラーも出ず無事に終了しました。

組み立ても簡単だったので、実際に使用するまでの前準備は初心者でもなんの問題もなく完了できますね。

3Dプリント

まずは元々入っていたデータをプリントしてみます。

こちらのフィラメントを使用していきます。

本体にTFを挿して、プリントしたいデータを選択します。

後は自動的にノズルとホットベッドの温度が上昇していき、規定の温度に達するとプリントが始まります。

タイムラプス動画

完成品は小型の船になります。

長さが6㎝程度で、作成時間は”約2時間”でした。

環境によっては1時間20分程度でも出力できるようです。

円形部や曲線部も綺麗にプリントされています。

線が積み重なった見た目となっています。

なので本当に滑らかな表面を作るのであれば、やすり掛けやペイントが必要になってきますね。

Blenderでのデータをプリント

続いてはBlenderで出力した”.stl”をプリントしてみたいと思います。

Blenderで作成したコチラのデータを”.stl”でエクスポートします。

このデータを「Sovol3D Cura」にインポートします。

ここでプリントの位置やオブジェクトのサイズ、角度を調整することができます。

必要なフィラメントの量プリントの所要時間も計算してくれるので、プリントの際に役立ちました。

画像はプリントの完成形のプレビューになります。

続いてはこちらのフィラメントを使用していきます。

見る角度によって色が変わる、マルチカラーのシルクフィラメントになります。

完成形がこちらになります。

データにかなり近い状態で完成しました。

線状にプリントしていくので若干の凸凹感はあるものの、滑らかな曲線になっています。

しっぽの部分が若干角ついてしまっているのが、曲線としては唯一気になった点ですね。

歯や耳の下から浮いてしまっている部分は流石に無理でした。

また右目の上もプリントが失敗して、少し出っ張てしまいました。

プリントを意識してデータ作成する熟練度は必要になってきますね。

スキャナーデータをプリント

3Dスキャナーでスキャンした物をプリントしていきます。

洗濯に使う柔軟剤の容器になります。

こちらの記事で紹介している3Dスキャナーでスキャンしました。、気になる方はぜひこちらの記事も読んでみてください。

先ほどと同じように「Sovol3D Cura」にインポートして調整します。

フィラメントは、先ほど使用した紫色とセットで購入できるピンク色も使用していきます。

完成品はこちらになります。

微妙な出っ張りのラインもプリント再現できています。

サイズ感は本物よりも小さいですが、大きくしても本物に近しいものができそうですね。

使用した感想

実際に使用して感じたことをまとめていきます。

  • お手軽・簡単!
  • 精度が高い
  • フィラメントの保存が大事
  • 上位機種は更なる

お手軽・簡単!

まずはなんと言ってもお手軽・簡単に3Dプリントできる点ですね。

準備もプリントも機械に任せておけば難易度の高いスキルや複雑なオペレーションは要らないので、初心者の方でも安心して3Dプリントが楽しめます。

今の所は使用中にエラーが起きて中断するといったことは起きていません。

プリントするにも浮いている箇所はもちろんプリントできないので、データを作る上での注意点はいくつかありますね。

ソフトウェアの「Sovol3D Cura」も使いやすかったです。

スケールを気にせずBlenderで作成しても、調整が簡単でした。

精度が高い

今のところデータ通りの物がプリントできています。

上でも書きましたがデータの方を上手く作るということが大事だと感じました。

精度の高さは申し分ないかと思います。

サイズが大きなオブジェクトの方がより滑らかで綺麗な表面を作成できました!

タイムラプス動画

こちらのデータをプリントしました。

サイズアップすると解像度が上がるようなイメージですね。

因みにこのプリントには”約1日”かかっているので、時間はそこそこかかりました。

フィラメントの保存が大事

フィラメントは湿気に弱く、湿気を含むと完成品の質が低下してしまいます。

3Dプリンターに用いる素材は、湿気に弱いという性質があります。特に、3Dプリンター用フィラメントは水分を吸収しやすい性質があり、長時間湿気にさらされると品質・性能が損なわれるため注意が必要です。

引用:HOTTY POLYMER 3Dプリンター用素材・フィラメント素材の保管方法|3Dプリンターの素材からゴムまでフレキシブルな製品を提案する【ホッティーポリマー株式会社】

実際にフィラメントを本体に付けたままにしてプリントを数回行っていました。

そうすると1発目のプリントから徐々に「糸引き」「表面品質の低下」を感じました。

本体の使いやすさの反面、フィラメントの保管が面倒な点ですね。

これは3Dプリンターすべてにおける事なので、SV06のデメリットではないですけども。

保管のための便利な機材を各メーカー販売しているので、こちらの購入を検討してみてもよいと思います。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください!

上位機種は更なる機能を搭載 + サイズアップ

Sovolの3Dプリンターは現在(2023年11月)SV07が最新バージョンとして販売されています。

またそれぞれの製品にはPlusという強化バージョンが存在します。

もちろんSV06にも「SV06 Plus」があります。

主なSV06からの強化点は以下になります。

SV06SV06 Plus
印刷サイズ220x220x250mm300x300x340mm
(最大)プリントスピード100mm/s150mm/s
ディスプレイノブ式のモノクロディスプレイタッチ式カラーディスプレイ

大きな違いとしてはプリントサイズになりますね。

それ以外はあればもちろん便利ですが、サイズだけは再現不可能です。

大きなオブジェクトをプリントしたい方はSV06 Plusを検討してもよいですね。

▼【SV06 Plus公式製品ページ】はこちら!

▼【SV06 Plus:製品販売ページ】はこちら!

まとめ

初心者にも使いやすい3Dプリンターでした。

簡単なセッティングで3Dプリントが楽しめたので満足です。

またエントリーモデルとして低価格で手の出しやすさが嬉しいです。

サイズも1日以上かかる大きなサイズもプリント可能なので、ほとんどの人が十分に感じるスペックではないでしょうか。

サイズやプリントスピードは上を見ればいっぱいあるので、このくらいの使いやすいモデルから始めてスペックアップしていくのが良いかと思います。

ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか!

▼【SV06:公式製品ページ】はこちら!

▼【SV06:製品販売ページ】はこちら!

非常に使いやすかったですが、エラーなど問題が起こる可能性も十分にあります。

公式フォーラムがあるので、困ったら活用してみてください!

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現在(2023年11月)3Dプリンターとフィラメントを一緒に購入する場合は「シルクフィラメント1㎏は無料」「フィラメント2㎏セットは半額」キャンペーンが開催しています。

プロモーションを適用するには本体ページのプロモーション情報のところをクリックして、出てくるポップアップから好きなフィラメントを選んで両方カートに入れると自動的にプロモーションがで起用されます。

この機会にお得にゲットしてみてはいかがでしょうか。

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