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【Blender3.1】FAQ:テクスチャに関するエラーへの対処法!
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/18.png)
こんにちは!
今回は「テクスチャ」に関するエラーへの対処法を紹介していきます。
フォトリアル・アニメ調のどちらでも使う機会のあるテクスチャなので、しっかりと対応できるようにしておきましょう。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/12-2-4.jpg)
無料でテクスチャが手に入るサイトのまとめ記事もアップしているので、合わせてどうぞ!
気になるライセンスについても触れています。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2021/08/Blender-2.jpg)
テクスチャに関するエラー
様々なタイミングで上手くいかないのがBlenderです。
今回はテクスチャを貼る過程で起こる問題をいくつか考えてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
- テクスチャが伸びる
- テクスチャが反映されない
- ピンク色になる?!
これ以外にも「〇〇で困った」や「〇〇の方法が知りたい」というのがあれば、ぜひ遠慮せずにコメントして下さい!
テクスチャが伸びる
〔テクスチャが伸びる〕は以下の画像のような状態になります。
分かりやすいように〔UVグリッド〕を使用しています。
テクスチャが均一に貼れておらず、違和感が出てしまいます。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-759.png)
解決方法は、〔UVグリッド〕で調整する方法があります。
見た目でスケール感を把握しやすいので、作業がしやすいです。
シームをつける際に活用してみてください!
他にもノードの〔テクスチャマッピング〕も便利です。
〔テクスチャ座標〕は、テクスチャの入力方法を変更できるノードです。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/11-6-1.jpg)
基本として〔UV展開〕→〔テクスチャの追加〕という手順ですが、〔UV展開〕をしなくてもテクスチャが綺麗に貼れてしまう場合があります。
コチラも試してみてください。
テクスチャが反映されない
まずはビューモードを〔シェーダー〕か〔レンダー〕にしているでしょうか?
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2020/08/Blender-16.png)
ソリッドでは、追加したテクスチャを確認することができません。
ソリッドでも右上から〔テクスチャ〕に変更すれば確認することができます。
次に画面では反映されているのに、レンダリングするとダメなんてこともあります。
この場合は先ほど紹介したノードの〔テクスチャマッピング〕内の〔テクスチャ座標:UV〕に接続することで解決します。
ピンク色になっている?!
テクスチャを追加しているはずなのに、オブジェクトがピンク色になってしまうことがあります。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2022/05/texturefaq_01-1024x538.jpg)
この原因は、テクスチャの所在をBlenderが見失っているためです。
テクスチャを設定した後に、別のファイルにそのテクスチャを移動させると起こります。
なので、テクスチャをもう一度選択して追加し直すことで解決します。
テクスチャの保存場所を変更した場合は、面倒ですが毎回行いましょう!
テクスチャ間の切れ目が気になる
動画のサムネイルでもわかる通り、同じテクスチャをただ並べるだけだと違和感がありますね。
この動画ではこの問題を解決するノウハウを紹介しています。
テクスチャの境目をノードによって馴染ませることで、同じテクスチャを並べても綺麗な見栄えにすることができます。
作成したノードツリーは〔アペンド〕を利用して使い回すと非常に便利です。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/08/11-3-2.jpg)
テクスチャが荒い
「テクスチャが荒いなぁ」と感じる場合は、使用しているテクスチャの画質をアップしましょう。
ダウンロードする時点で画質を選択することができるので、気になる場合はダウンロードし直すとよいでしょう。
大概は”2K”もあれば十分ではあると思います。
画質は十分なはずなのにレンダリング画像が納得いかない場合は、レンダリングの設定を見直すことで改善できます。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2021/06/Blender-2-2-1.jpg)
荒いと感じる原因はノイズと呼ばれる粒々です。
このノイズを除去することでレンダリング画像を綺麗に仕上げましょう!
テクスチャ制作に関する便利なアドオン
テクスチャ・マテリアルを制作する上で便利なアドオンを紹介していきます。
Mask Tools – 複雑&高度なテクスチャを作成可能!
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/07/1-27-1.gif)
複雑なテクスチャを作成できるアドオンです。
エッジやほこり、汚れなどを追加してよりリアルな見た目に仕上げることや何層にもマスクを重ねることでローポリオブジェクトを詳細なモデルのように仕上げることも可能です。
詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2023/06/1-27-300x169.gif)
Philogix Pbr Painter – Blenderで簡単にPBRテクスチャ作成!
PBRテクスチャの作成とエクスポートが可能なアドオンです。
Blenderのみで作業を完結できるようにデザインされており、Blender内でテクスチャリングを行い、オブジェクトに直接ペイントしていきます。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
![](https://cgbox.jp/wp-content/uploads/2022/10/01-300x194.jpg)
まとめ
ザっと上げてみましたが、解決しましたでしょうか?
エラーらしいエラーはピンク色になるか、反映されない場合でしたね。
今回の記事で解決しなかった方は、ぜひコメントしてください!返信します。
- 〔UVグリッド〕でテクスチャを綺麗に貼る準備
- 〔テクスチャマッピング〕でも上手くいく場合が有
- ビューモードを〔シェーダー〕か〔レンダー〕にしていますか?
Blenderで「?」となったとき
Blenderは多機能すぎて、色々と詰まるポイントがあります。
「解決策が分からずに数時間潰した…」という経験はほとんどの人が通ってきた道だと思います。
当メディアではそんな人たちのために、各機能ごとでよくある詰まりポイントをまとめた「FAQ記事」を多くそろえております。
以下のリンク先にFAQ記事がまとまっているので、Blenderで何か困ったときにはぜひを参考にしてみてください。