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【blender3.4】植物の作り方!便利なアドオンも紹介
今回はBlenderで植物を制作する方法を解説していきます。
Blenderで植物を作る方法はいくつかあります。
- テクスチャを使ってモデリングする
- アドオンを使用する
- アセットを使用する
今回の記事ではそれぞれの方法についてメリット・デメリットなどをまとめながら解説していきますね。
テクスチャを使ってモデリングする
今回はサンプルとしてこちらの植物を作りました。手順に沿って作り方をまとめていきます。
手作業で植物を作る方法としてはこちらの方法が1番いいと思います。この方法だとテクスチャさえ見つかれば、どんな植物でも自由に作ることが可能です。
ただ、手作業で作るので少し時間がかかるのがデメリットですね。
こちらの制作手順としては以下の通りです。
- テクスチャを探す
- モデリングする
- テクスチャを貼る
テクスチャを探す
まずはテクスチャを探しましょう。今回は「textures.com」というサイトでテクスチャをダウンロードしました。このサイトはBlenderで使用できる無料のテクスチャ等の素材がたくさんあるので、ブックマークしておくと便利です!
他にも無料でテクスチャが手に入るサイトは以下の記事にまとめてあります。
今回はこちらのテクスチャを使っていきます。
今回はTranslucency以外のテクスチャをダウンロードしました。
モデリングする
次にblenderでモデリングをしてきます。Shif+Aで平面を追加しましょう。この平面に先ほどのテクスチャを貼り付けていきます。
shadingタブに移り、プリンシブルBSDF上でShift+Ctrl+Tをクリックして先ほどダウンロードしたテクスチャすべてを選択すると自動的にテクスチャ(alphaテクスチャ以外)が接続されます。
alphaテクスチャは貼られないので、直接ドラック&ドロップしてアルファにノードを繋げましょう。
Noderanglerというアドオンを入れていないとこのショートカットキーは使えません。このアドオンはBlenderを使用するなら必須アドオンなので、入れてない人は以下から入れましょう。
背景部分が透過されない場合はマテリアル→設定のフレンドモードをアルファクリップにすると透過されます。
次にUV展開を行います。UV展開をして一つの植物にUVを調整して、形状を整えましょう。
形状を整えたら、この後に変形を行うので頂点数を増やしましょう。
これらを鉢に適当に並べたら完成です。
アドオンを使用する
次にアドオンを使用する方法をまとめていきます。
アドオンを使用する最大のメリットは高品質なものを一瞬で作れることです。手作業で作るのがめんどくさい素材もアドオンなら一瞬で生成することが可能です。
デメリットは有料の物が多いということです。植物生成のアドオンは品質がいいものは基本有料です。一度買えば使い放題ですが、大体数千円はかかります。
今回、植物のアドオンで一番有名な「botaniq」を紹介していきます。
このアドオンでは数十種類~数百種類の植物アセットを生成できるアドオンです。動画のように植物をランダムに並べたり、アニメーションを付けたりすることも可能です。
プランが色々用意されていて、無料でも31種類のアセットを使用できます。
無料版を実際にインストールして使ってみましたが、ボタン一つで高品質な植物アセットを配置することが可能なので、かなり便利ですね。
無料でも使えるので、とりあえず使用感を確かめてみるのがいいかと思います。
その他のアドオン
「Botaniq」とよく比較されるのが「scatter」というアドオンです。
こちらのアドオンは植物のアセットを地面から生やすときに便利なアドオンです。植物のアセットも一応ありますが、種類・品質を比べると「Botaniq」の方がいいかなという印象です。
地面に生やすときの機能(Blenderのパーティクル機能)が充実しているので、背景制作などをしたい人は使ってみると便利かなと思います。
使用感はこんな感じです。プリセットがいくつか用意されていてクリックすると、平面に植物を生やすことができます。自分で作ったアセットも並べることが可能です。
アセットを購入する
最後にアセットを購入する方法を紹介します。
アセットを購入するメリットは自分の作りたい形のものをピンポイントで購入できる点です。アドオンだと自分の作りたいものと微妙に違う植物しかない場合があります。
そんなときは自分でつくるか・アセットを購入するかの2択ですが、購入すれば時短になります。
「BlenderMarket」でPlantと検索すると、かなりの数のアセットが表示されます。植物アセットは500円~1000円ほどの価格帯が多いですね。
アセットを購入できるサイトは以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
まとめ
以上がblenderで植物を作る方法です。
自作で綺麗に作るのは結構時間がかかるので、そこまで植物に焦点が当たらないような作品の場合はアドオン・アセットを検討してみるといいでしょう。