【Blender講座】ハードサーフェスリギングの学習講座をレビュー

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こんにちは。

今回は「Blendermarket」で公開されている「Hard Surface Rigging In Blender」を受講したので、レビューしていきたいと思います!

目次

講座の特徴

以下、この講座の概要になります。

講座の概要
講師Jeannot Landry(共同制作:Creative Shrimp
内容ハードサーフェスのリギング
音声英語
総再生時間6時間以上
難易度初心者
講座の値段$45

講座は以下のリンクから購入可能です。

機械のリギングが作成可能に!

この講座ではロボットや工業製品のアニメーション作成に活用できるハードサーフェスリギングを学ぶことができます。

セクションA,B,Cの3つで徐々にレベルアップする形式で学習を進めることができます。

初心者向けということで、ボーンに関する基礎的な解説から始まるのも安心です。

ベースとなる6つのリギングを学ぶことができるのですが、これを組み合わせることで自然な動きの機械を制作可能になります!

プロジェクトファイルがダウンロード可能!

講座で説明されているプロジェクトファイルが全てダウンロード可能です。

プロジェクトファイルを活用して、講座と並行しながらの作業で学習することができます。

セクションA,Bのファイルはクリエイティブ・コモンズ【表示4.0国際】ライセンス(CC BY 4.0)に基づいています。

FIND/47 - The all-new photometi
クリエイティブ・コモンズ【表示4.0国際】ライセンスの表記方法 | FIND/47 - The all-new photometi FIND/47は、日本の美しさを再発見し、みんなで集め、広めていくフォトアーカイブです。

なので商用/私用問わずに自由に利用することができます。

セクションCのファイルに関してはCC BY-NC 4.0になるので非営利目的で利用するのは可能ですが、商用利用は不可となっているので注意してください。

講座で使用されているキャラクター

セクションCで使用されているキャラクターは、Deisign Studioによってデザイン及び作成され、Animation MentorのBlip Rigになります。

Animation Mentorは世界中で1万人以上のアニメーターを指導してきた実績のある3Dアニメーションスクールです。

Animation Mentor
Animation Mentor The Online Animation School

ここで活用されていた高品質なロボットを用いて学習できるのは、YouTubeのチュートリアルにはない大きな利点ではないでしょうか。

もちろんこのロボットのアニメーションが完成されているファイルもあるので参考にできます!

講座の流れ

講座の流れは以下の通りです。簡単に内容を紹介していきます。

  1. ボーン/アーマチュアの基礎解説
  2. コンストレイントの解説
  3. ハードサーフェスリギング:基礎編
  4. ハードサーフェスリギング:実践編

今回はこの講座のメインパートのみ紹介していきます。ボーナスとして他にも解説動画が含まれております。

ボーン/アーマチュアの基礎解説

まずは初心者向けの動画ということもあり、ボーン(アーマチュア)の基礎的な解説から始まります。

ボーンの仕組みから種類、編集方法など触れたことがない人でも手順を踏んで学習できます。

とはいえ英語なので、英語を理解できない人は基本的なボーンに関する知識はあった方がオススメではあります。

後半にはドライバーとコンストレイントの解説も含まれます。

セクションBからは実際にリギングしていくのですが、この2つは多用される重要な機能になります。

全種類を丁寧に解説してくれるので非常に参考になりました。

ハードサーフェスリギング:基礎編

基礎部分が終わると、実際のハードサーフェスリギングの解説になります。

以下の6種類の作成方法を学ぶことができます。

  • ボール
  • ヒンジ
  • ピボット
  • ギア
  • ケーブル
  • 油圧

この仕組みを組み合わせてさまざまなロボアニメーションを作り出せる内容となっています。

単純なものからIKを活用した少し複雑なものまで多種多様な動きを再現できます。

前項を活かしてカスタムシェイプを利用したハンドルやレイヤーによるボーンの整理の実践的な活用もあります。

特にカスタムプロパティ(使ったことがなかった)の有効な活用方法は便利でぜひ参考にすべきTipsです!

ハードサーフェスリギング:実践編

最後はロボット(Blip Rig)を活用した実践的なリギング方法の解説になります。

IKとドライバーが多用されるので、グッと難易度はあがりますね。

ここまで行ってきたものをフル活用して作成していくので、シッカリと理解していればこなせる内容になっています。

今回は複雑なアニメーションに関する解説はないので、ダウンロードファイルを参考に学習するほかなさそうです。

ここまでのレベルのリギングができるようになったら、本格的なアニメーションを学べる講座を買ってみると更に作品の幅が広がりそうですね。

まとめ

この講座は以下のような人におすすめです。

  • ロボット(工業製品なども)にアニメーションを付けたい人
  • ロボットのアニメーションが不自然になってしまっている人

気になった方はぜひ購入してみてください!

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