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【Blender講座】フォトグラメトリを学べる講座をレビュー
こんにちは。
今回は「Blendermarket」公開されている「Photogrammetry Course」を受講したので、レビューしていきたいと思います!
講座の特徴
以下、この講座の概要になります。
講師 | Creative Shrimp |
内容 | スキャンデータ加工・編集 |
音声 | 英語 |
総再生時間 | 約12時間 |
難易度 | 中級者~上級者 |
講座の値段 | $59 |
講座は以下のリンクから購入可能です。
フォトグラメトリが学べる
この講座では写真を使用して3Dオブジェクトを作る工程を学ぶことができます。
スキャンデータを加工・編集していくので、以下のようなBlender以外のソフトも使用しております。
- Reality Capture(10ドル~20ドル)…写真から3Dデータを生成・編集加工するソフト
- meshroom(無料)…写真から3Dデータを生成・編集加工するソフト
- Darktable(無料)…写真のカラー情報を加工するソフト
- Gimp(無料)…テクスチャの編集・加工ソフト
複数ソフトを使用していくため、動画を見てやり方を学ぶには結構時間はかかると思います。
また、ソフト自体の解説はそこまでないためソフトごとの使い方に関してはそれぞれ検索して学ぶ必要があります。
あくまでもワークフローを学ぶことに重点が置かれており、スキャンデータをどうやって加工・編集するとクオリティを上げられるかを解説してくれます。
色んなパターンのフォトグラメトリを学べる
フォトグラメトリといっても機材・ソフトなど、様々なものがあります。
この講座ではできるだけ包括的な内容になるように、スマホの写真から3D生成する方法や無料ソフトを使用したワークフローなど、色んなパターンでフォトグラメトリする方法を学べます。
様々なアセットをダウンロード可能
商用利用可能なスキャンアセットをダウンロード可能です。データファイルは2GB近くあり、様々なアセットが含まれております。
テクスチャの解像度も選択可能で、これだけでも値段分の価値がありそうです。
専用のDiscordサーバーへの参加が可能
購入者が質問できるサーバーへの参加が可能です。
受講後にわからなかった部分等を質問することができます。
難易度は高め
この動画では複数のソフトを使用している上に機能的な解説はそこまで詳細にされていないため、難易度は高めです。
Blenderの機能についてそこまで知らない人は他の初心者向け講座を受講してからこちらの講座を受講するのが良いでしょう。
講座の流れ
講座の流れは以下の通りです。簡単に内容を紹介していきます。
- スキャンするときの注意点・必要なものなど
- フォトグラメトリのワークフロー基礎
- 無料でできるフォトグラメトリ
- 写真からテクスチャを作る
- 廃墟をフォトグラメトリで作る
今回はこの講座のメインパートのみ紹介していきます。ボーナスとして他にも解説動画が含まれております。
スキャンするときの注意点・必要なものなど
まず最初にスキャンするときに気を付けることや必要なものについて解説してくれます。
ISOの設定方法や画角、どの部分を撮影すべきかなど、3D生成する前提での写真撮影について学べます。
フォトグラメトリのワークフロー基礎
次にスマホで撮影した写真を元に3Dデータを生成していく方法を解説していきます。
こちらは特に高価なカメラなどを使用していないため、安価にフォトグラメトリができるワークフローを学ぶことができます。
後半ではターンテーブルを使ったフォトグラメトリも解説しております。
無料でできるフォトグラメトリ
有料ソフトを使用せず無料でできるフォトグラメトリを解説しております。
主にオープンソースの「Meshroom」を使用して3Dデータを加工・編集していきます。
写真からテクスチャを作る
写真からテクスチャを生成する方法を解説しております。
ベースカラー以外にもノーマルやラフネス等のテクスチャも生成していきます。
生成したデータをBlenderでうまくブレンドする方法も学ぶことができます。
廃墟をフォトグラメトリで作る
最後にここまでのノウハウを復習しながら廃墟をフォトグラメトリで作っていきます。
Blenderでのリメッシュ処理やリトポなど、フォトグラメトリ以外にも役立つTipsを学べます。
ここのパートがメインで動画の時間も長めです。
まとめ
この講座は以下のような人におすすめです。
- フォトグラメトリを学びたい人
- フォトグラメトリ用の写真がうまく撮影できない人
気になる人はぜひ購入してみてください。