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【Blender講座】マテリアルノードの活用方法を学べるチュートリアルをレビュー
こんにちは。
今回はWingFoxで公開されている「Shader Magic in Blender」を受講したので、レビューしていきたいと思います!
講座の特徴
今回受講したチュートリアルでは、シェーダーやテクスチャ、数式など、さまざまなマテリアルノードを駆使したマテリアル作成方法を解説してくれています。
説明はすべて英語ですが、シェーダーエディターの表示方法などの基本からBlender操作画面を見せながら丁寧に説明してくれるので、言語の違いは特に問題になりません。
この講座は未完成(2023年8月27日現在)で毎週新しい動画が投稿されていて、いま購入すると20ドルの値引きが適用されて49ドルで購入できます(完成後は69ドル)。
以下、この講座の概要になります。
講師 | Joakim Tornhill |
内容 | Blenderを使用したマテリアル作成方法の説明 |
音声 | 英語 |
総再生時間 | 14時間16分 |
講座の値段 | 49ドル(完成後は69ドル) |
講座は以下のリンクから購入可能です。
講座の特徴をいくつか紹介します。
マテリアルノードの使い方を基本から応用まで体系的に学べる!
マテリアルノードを使い方を紹介した無料のチュートリアルは多いですが、Youtube等でチュートリアルを探しても断片的な情報が多いです。
このチュートリアルはマテリアルノードの使い方を体系的にまとめており、基本から応用までを一連の流れで学ぶことができます。
このようにマテリアルノードの使い方を総合的に解説している無料動画はないので、マテリアルノードの使い方をマスターしたい方におすすめの講座です。
マテリアルノード入りBlendファイルをダウンロード可能!
この講座では、多種多様なマテリアルノードの機能や、それらを組み合わせたパターン・図形の作り方を学ぶことができますが、解説に出てきたマテリアルノードはダウンロード可能です。
ダウンロードしたこのblendファイルを参照しながら、自分でマテリアルを作成したり、講座を見終わった後の復習としてデータファイルを確認することができます。
マテリアル情報を編集する「マテリアルノード」の基本については、こちらの記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
講座の流れ
講座の流れは以下の通りです。簡単に内容を紹介していきます。
- シェーダーの作り方の基礎
- Blenderの基本テクスチャの紹介
- 数式ノードを使用した図形の作り方
- 図形作成の練習
- ゲームでよく使われるテクニック
シェーダーの作り方の基礎
最初のパートではテクスチャ座標の説明と、数式ノードを使ったマスキング(白と黒で色分け)の方法を解説しています。
最終的に、数式ノードを使った簡単な図形の作り方を紹介してくれます。
数式を使ってノードに編集操作を加えることができる「数式ノード」については別記事で活用方法を紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
Blenderの基本テクスチャの紹介
Blenderの12種類のテクスチャ(模様のパターンを生成するノード)の機能・使い方を一つ一つ解説しています。
また、それぞれのテクスチャを活用したマテリアルの作成方法も紹介しています。
数式ノードを使用した図形の作り方
このセクションでは、数式ノードを使ったさまざまな図形の作り方を解説しています。
数式ノードを組み合わせることで、たとえばハート・ダイヤ・スペードといった、トランプのマークを作る方法などを紹介してくれます。
図形作成の練習
前のセクションで解説した数式ノードを使って、さらに複雑な図形・パターンの作り方を解説しています。
ノードのグループ化を行うことで、ノードをスッキリ表示するテクニックも紹介しています。
ゲームでよく使われるテクニック
このセクションでは、ゲームのアセット作成によく使われるテクニックを紹介しています。
上の動画のように、頂点ペイントを使って複数のテクスチャをブレンド(混ぜ合わせる)する方法などを解説しています。
オブジェクトの頂点がもつ色情報「頂点カラー」を編集できる「頂点ペイント」の機能については、こちらの記事で紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
まとめ
今回はWingfoxで販売しているマテリアルノードのチュートリアルについてレビューしていきました。
この講座は以下のような人におすすめです。
- マテリアルノードの使い方をマスターしたい人
- ノードを使って図形や幾何学パターンを作りたい人
- 複数のテクスチャを組み合わせてリアルなマテリアルを作りたい人