CGBoxの一部の記事にはアフィリエイト広告が含まれております。
【Blender】SFメカのモデリング・リギング方法を学べるチュートリアルをレビュー
こちらの記事にはプロモーションが含まれております。
こんにちは!
今回はWingfoxで公開されている「Blender: Creating the Dune Ornithopter from start to finish」を受講したので、レビューしていきたいと思います!
講座の特徴
こちらの講座では、イラク出身の3DCGアーティスト「Marwan Hussein」氏が、SF映画「Dune(邦題: デューン砂の惑星) 」で登場する架空の乗り物「Ornithopter(オーニソプター・羽ばたき飛行機)」のモデリング・リギング方法をレクチャーしています。
以下、この講座の概要になります。
講師 | Marwan Hussein |
内容 | Blenderを使用したハードサーフェスモデリング、リギング |
音声 | 英語 |
総再生時間 | 49時間 |
講座の値段 | 29ドル |
講座は以下のリンクから購入可能です。
また、CGboxから以下のクーポンコードを使用すると15%OFFとなります。
クーポンコード:WWR15
講座の特徴をいくつか紹介します。
ハードサーフェスモデリングの手法を学べる
この講座では、乗り物やロボットなどメカのモデリングを行う「ハードサーフェスモデリング」の方法を基本から学ぶことができます。
例として、オーニソプターのパネルラインをベベルで作ったり、細かい部品の形状をブーリアンで作る方法を学べます。
また、本講座では「Fluent」や「Hard Ops/Boxcutter」などの有料ツールを使用せず、Blender標準搭載アドオン「booltools」や「Carver」を使用したハードサーフェスモデリングの方法を紹介しています。
乗り物やロボットなどメカをモデリングする「ハードサーフェスモデリング」の基本・始め方については、こちらの記事を参照してみてください。
メカのリギング方法を学べる
この講座では、ロボットなどのメカをアニメーションで動かすために、アーマチュアやコンストレイントを追加する「リギング」のやり方を紹介しています。
Blenderで機械的な動きを表現したい方にオススメです。
Blenderでロボットを作って動かすための基本的なやり方については、こちらの記事で紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
制作ファイルを利用可能
チュートリアルで制作したモデルや、リファレンス画像、テクスチャといった多くのデータがダウンロード可能です。
本チュートリアルはオーニソプターのモデリング方法を時間をかけて丁寧に説明してくれていますが、リギングのやり方だけ学びたい人はモデリングのセクションをスキップし、ダウンロードしたBlendファイルを利用して学習できます。
講座の流れ
講座の流れは以下の通りです。簡単に内容を紹介していきます。
- モデリング
- UV展開・テクスチャ作成
- リギング
- 背景作成・レンダリング
モデリング
下絵を参考に、機体の形状を作成する方法を解説しています。。
ベベルやシュリンクラップなどのモディファイアーの使い方も紹介されています。
メッシュに変更を加えることなくモデルの形状を調節できる「モディファイアー」については、こちらの記事の説明もあわせて参考にしてみてください。
Blender標準アドオン「Booltools」や「Carver」を使ったディテール作成のやり方を紹介しています。
UV展開・テクスチャ作成
テクスチャを貼るために、オブジェクトのメッシュを平面に投影する「UV展開」のやり方を紹介しています。
また、有料ソフト「Substance Painter」を使ってリアルなテクスチャを作成する方法を紹介しています。
リギング
モデルを動かすための「アーマチュア」(骨格)を追加し、ボーンコンストレイントを使って、一つのボーンの動きを複数のボーンに関連付ける方法を紹介しています。
背景作成・レンダリング
自然光を表現したライティングを行い、レンダリングを行う方法を解説しています。
まとめ
今回は、Blenderを使った、SF映画に登場するメカのモデリング・リギング方法を紹介する講座をレビューしました。
この講座は以下のような人におすすめです。
- ハードサーフェスモデリングの方法を学びたい人
- ロボットなどのリギング方法を学びたい人
- リアルなメカのテクスチャを作成する方法を学びたい人
クーポンコード:WWR15